もしくは、がむしゃらにいろんなことを試した結果、たまたまうまくいって状況を打開できたという人もいます。
どんなことが行き詰まりを打開するきっかけになるのかはその人やその場の状況によって違いますが、どんな人でも自分が試せることはすべて試すべきだということは、共通して言えることでしょう。
行き詰まりを感じた時にどんなことをすれば打開しやすいのか、その方法を以下にご紹介していきます。
1:信頼できる人に相談する
自分でどれだけ考えても答えが見つからない時には、信頼できる人に相談するという方法もあります。
何を考える時にも、自分1人だけではどうしても思考力に限界があります。
例えば縦方向に強く横方向に弱い人が何かを考えようと思った時に、縦方向の思考はとても働きますが、反対に横方向の思考はあまり働かないため、思考する内容は縦方向に偏ってしまうでしょう。
どんなに横方向に物事を考えようとしたところで、自分に分からないことが多ければ、考えたところでまともな答えは出せません。
そんな時、もしも横方向に強い人が現れてアドバイスをしてくれたなら、悩んでいた人は横方向の思考力も身に付けることができますので、その分新たな考えに気付くことができるでしょう。
自分の得意分野は誰でも頭の回転が速いですが、苦手分野になると途端に頭の回転は鈍くなってしまいます。
それを補うためには、苦手分野に強い人からアドバイスをもらうという方法が有効かつ効果的なのです。
「人に助けを求めるなんてみっともない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、みっともないと感じる気持ちも、恥ずかしいと思う気持ちも、どちらも行き詰まった時の自分には不要のものです。
そんなプライドは捨てて、素直に人に助けや教えを請うことも大切でしょう。
おせっかい焼きには要注意!
自分にとって信頼できる人に相談するのは大切なことですが、信頼できる人がもしもおせっかい焼きだった場合には要注意です。
おせっかい焼きの人は、ただでさえ人の世話を焼くのが好きです。
人に頼れれば自分の出番とばかりに大いに張り切ります。
それはとても頼もしい反面、やり過ぎてしまうこともあります。
例えば旅行の日程の一部分について相談しただけなのに、あれよあれよと旅行の全日程にまで口を出し、結局旅行の全ての内容をその人に決められてしまったなんてことにもなりかねません。
おせっかい焼きの人は良かれと思って次々に口を出しますので、こちらで必要とした部分のアドバイスをもらったら、おせっかい焼きの人の言動や行動にストップをかけなければならないでしょう。
おせっかい焼きを止めるのは大変ですので、そうした余計な面倒は避けたければ、おせっかい焼きではない人を頼るようにしましょう。
2:読書をする
行き詰まりを感じた時には、読書をすることで何かヒントを得られることもあるでしょう。
例えば人間関係で行き詰まりを感じているのなら、人間関係に関する助言の載った本や、人の心理について詳しく書かれた本を読むことで、客観的に人間関係について振り返ることができるかもしれません。
また、仕事の企画が何も思い浮かばない時には、発想力や想像力を身に付ける方法について書かれた本を読むのもいいですし、ダイエットに行き詰まっているのなら、さまざまなダイエット本を読んで参考にするのもいいでしょう。
本には自分が知らない情報がたくさん詰め込まれています。
読めば読むだけ自分のためになりますので、行き詰まった時には読書をするのもおすすめです。
気持ちが落ち着いてリフレッシュする
行き詰まった時に本を読めば、良いアイディアが閃くかもしれません。
一方で、読書をすることで行き詰まった気持ちをリフレッシュさせることもできます。
行き詰まってどうしようもない時には頭がパンパンの状態になっています。
寝てしまって頭の中をクリアな状態にするのもいいですが、あえて読書をすることで、頭の中をまったくべつのことで入れ替えてしまうという方法もあります。
その場合には、なるべく現実逃避ができる内容の本や小説などを読むのがおすすめです。
例えばSF小説や歴史小説のように、物語を読むことで頭の中は読書の内容に入れ替わり、行き詰まっている出来事について一旦その考えを忘れることができます。
自分の悩みを頭から忘れ読書を楽しむことで、良い気分転換やリフレッシュができることでしょう。
3:新しいことに挑戦する
物事に行き詰まった時には、自分の中の限界に到達してしまっていると考えましょう。
もうこれ以上は何も思いつくことができず、また行動することもできない状態になっていますので、それ以上無理にどうしかしようとしたところで、どうにもできないことが多いです。
そんな時には、それまでやっていたことや考えていたことを諦めて、まったく新しいことに挑戦してみるのもいいでしょう。