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行き詰まりを感じた時、前に進むため...(続き3)

新しいこととは、これまで自分がやったことのないことや、考えたことのないことです。

すなわち自分が今まで関心がなかったものや、自分が苦手に感じていたことなどです。

自分にとっては未知の分野ですし、また苦手な分野でもあるかもしれません。

しかし、新しいことを始めれば、必ず何かしらそこから学ぶことができます。

例えそれで結果が出なかったとしても、「この方法は試したけど無駄だった」という事実はハッキリと分かるでしょう。

場合によっては、新しく始めたことで行き詰まりを打開できるかもしれません。

あらゆる可能性を考えて行動に移してみましょう。

4:常識的な考えを忘れる

自分の中の常識に囚われていると、視野が狭くなり、行動も限定されてしまいやすいです。

だからといって何も非常識な行動をしてもいいというわけではありません。

これまで自分が常識だと感じていたことを止めて、非常識にならない程度のことにチャレンジしてみましょう。

例えばこれまで「何でも人任せ」が自分の常識になっていたのなら、それを破って「自分から進んでやる」ようにしましょう。

周りに迷惑をかけない程度に、自分でいろいろなことを考えて、自らそれを発信し行動に移します。

それはこれまでの自分の中の常識とは大きく異なっていますので、きっと新鮮な驚きや発見をすることができるでしょう。

反対に、もしもこれまで「何でも自分でやる」のが当たり前だと思っていた人は、「人に頼ることもする」と、自分だけでは思いつかなかったことに気付けるようになるかもしれません。

5:人のために行動してみる

これまで自分の人生だけを考えて行動していた人は、行き詰まった時には気持ちの入れ替えも兼ねて、人のために行動してみるといいでしょう。

誰かのために行動することで、人を思い遣る優しい気持ちを得ることができます。

また、相手に感謝されれば「自分は人のためになった」と自信がつきますし、誇らしい気持ちにもなれるでしょう。

いつも自分のことだけしか考えていない人は、思考も自分中心ですので視野が狭く行動も主観的です。

それを他人にも気を配れるようになると、視野が広くなり周りの状況を理解することができるようになりますし、客観的な考えができるようになるでしょう。

そしてそれは、行き詰まりを打開するいいきっかけになるかもしれません。

6:一旦その環境から離れる

何をやっても行き詰まりを感じている時は、一旦その環境から離れることも必要です。

何かをする時には集中するに越したことはありませんが、人の集中力はそれほど長時間持ちません。

短い人では30分ほどで切れてしまいますし、長くても2時間が限度でしょう。

自分にとっての集中力の限界がきてしまうと、自分では集中しているつもりでも、実際には集中力が切れているため、雑念が入りやすく、作業や目の前のことに専念できなくなってしまいます。

例えば周囲に落ちているちょっとしたゴミや埃、携帯の通知など、さっきまでは気にならなかったものが目に付くようになってくると、それはもう集中できている状態ではありません。

そうなるといくら一生懸命に頭を働かせようとしたところで、それ以上は何も考えが思い浮かびませんし、行き詰まってしまうでしょう。

一度行き詰まるとなかなかその状態から抜け出すのは難しくなってしまいます。

そこで、一旦目の前の環境から離れましょう。

まったく違うことをして過ごしたり、少し休憩を入れたりすれば、思考がクリアになりますので、また集中できるようになります。

7:散歩をする

行き詰まった時には外を散歩するのもいい方法です。

外の空気を体内に取り入れて深呼吸をすると、新鮮な空気が体をめぐり、心地よい気分になりやすいです。

また、酸素がしっかりと脳にも回るため、頭がスッキリしますし、外の景色をぼんやりと眺めるだけでも脳を休ませることができます。

外を歩けば多少の運動にもなり、凝り固まった筋肉をほぐすこともできるでしょう。

散歩はアイディアに行き詰まった時や、仕事疲れを感じた時などには効果的で、良い気分転換になるでしょう。

気持ちがリフレッシュすれば、それだけ新しいことも思いつきやすくなるかもしれません。

よく漫画家や作家が、気分転換にぶらぶらと外を散歩することがありますが、散歩にはそれだけ効果があるということの表れでもあるでしょう。