しかし成長するにつれて、自分の本心を隠すようになったり、その場の空気を読んで行動するようになったりします。
とくに社会人になると、例え辛いことがあって泣きたくなった時にも、「泣いたらみっともない」と思って無理に感情を我慢することが増えます。
また思い切り笑いたいことがあっても、「大口を開けて笑うなんて恥ずかしい」と我慢してしまい、感情のままに振舞うことが少なくなってきます。
確かにTPOを弁えて感情を抑えることも大切です。
しかし喜怒哀楽の感情を抑える癖がついてしまうと、プライベートでも感情を抑えようとしてしまい、心から楽しんだり悲しんだりすることができなくなってしまいます。
思い切り泣くことも笑うことも、いいストレス発散になります。
無理して感情を抑え込むのは止めて、感情を露にしてもいい場面では思い切り泣いたり笑ったりしましょう。
人生を楽しんでいる人の特徴
人生を楽しんでいる人は、いつもきらきらと輝いています。
全身から充実感や幸福感が出ていますので、一緒に会話をするだけでも「この人は人生を楽しんでいるな」というのが肌で感じられます。
自分の人生に不満がある人は、そんな人を見ては憧れたり妬んだりするでしょう。
とくに「自分も人生を楽しみたい」という気持ちが強い人は、実際に人生を楽しんでいる人の側にいて、少しでも人生を楽しむためのコツを学ぼうとするでしょう。
誰が見ても輝いているのが分かる人には、具体的にどのような特徴が見られるのでしょうか?以下にその特徴を挙げていきます。
他人と比較しない
自分の人生を楽しんでいる人は、いちいち他人と自分とを比較しません。
上をどれだけ見たところで切りがありませんし、他人と自分とは違うので真似をしようとしてもまったく同じ人生を送ることはできません。
それをよく分かっているため、最初から他人と自分とを比較せずに、自分の人生だけに目を向けています。
そして常に自分の人生を充実させようと積極的に行動していますので、どんどん人生が楽しくなっていき、きらきらとその人自身が充実感に輝くようになっていきます。
自分のために生きている
人生を楽しんでいる人は、自分のためだけに生きています。
自分の人生の中で大事な人の存在があれば、その人の人生も潤そうとするでしょう。
しかしそれは、あくまでも自分の人生を充実させた上での行動ですので、他人のために自分が無理をすることは決してありません。
基本的に自分が人生を楽しむために、頑張ったり行動したりします。
自分の人生には無頓着で、他人のために行動することに一生懸命になれる人は、逆を言えば他人の助けになることでしか自分に自信をつけたり、自分の人生に充実感を見出したりすることができません。
しかしそうでなく、本心から自分のために行動できる人は、常に自分を一番大事にしていますので、自分のためだけに生きていることができるのです。
空気を読みすぎない
社会の中で適応して生きていくためには、ある程度空気が読めるようにならなければなりません。
そうでなければ周りからは浮いてしまいますし、大事な場面で他の人に迷惑をかけてしまうことになります。
かといって、あまりに空気を読み過ぎるのも考えものです。