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だんだん嫌われる人の11個の言動【...(続き2)

人身事故による遅延や体調不良などが理由であれば、遅刻・欠勤するのはやむを得ないことなので、こういった理由の場合は嫌われることはあまりありません。

では、嫌われる理由になるのはどこにあるのかというと、 遅刻や欠勤をした後の態度 であることがほとんどです。

遅刻したことで誰かに迷惑をかけたのであれば、まず出社したらその方にお詫びするのが社会人としての常識のはず。

しかし、嫌われる人というのは全く悪びれることがなく迷惑をかけた人にも謝りません。

「朝から人身事故で前の電車が止まった」「30分も立ちっぱなしでうんざり」などと自分の愚痴を言うばかりです。

これは自分が悪くないというアピールで言っている側面もあり、「自分は悪くない」「遅刻したのは自分のせいではない」「自分も被害者だ」というような心理が隠されている可能性が高く、そのため迷惑をかけた人がいても自分が謝る必要はないと思っていることがほとんど。

体調不良で欠勤したときも同様で、「自分は体調が悪くなってしまった可哀そうな人」「病み上がりなのに仕事に出勤してきてむしろ偉い」と思っている可能性の方が高く、誰かに迷惑をかけていたかもしれないということには思い至りません。

しかしそんな態度をしていると、同僚や上司はだんだんと「仕事に対して責任感がない」と感じるようになります。

特にその人が遅刻・欠勤してきた分カバーしていた人にとっては、ある程度は仕方ないと思い善意でやっていたとしても、あまりにも頻繁だと「自分の仕事を差し置いてやっておいたのに、謝罪もお礼もないのはどういうことなのか」「何で私がやらなくてはいけないのか」とフラストレーションが溜まってきてしまいます。

こんなことを繰り返していては、嫌われてしまうのも当然と言えるでしょう。

文句や愚痴が多い

文句や愚痴は、聞いていて楽しいものではありません。

たまには文句を言いたいことや愚痴を聞いてもらいたいことがあるのは生きていれば当り前のことですが、不満ばかり言う人はそもそも 考え方がネガティブ であるケースが多いです。

話を聞いてほしい、自分の言い分を認めてほしいというかまってちゃんな側面もあります。

ただ愚痴を話すだけなら少しくらい聞いてあげても良いかもしれませんが、考え方がネガティブ過ぎると聞いている側はうんざりしてしまいます。

「昨日の帰り電車が遅延した」というだけの愚痴であれば相づちを打って普通に聞くことができますが、ネガティブな人の場合は「どうせ今日も遅延する」「私はついてない」「あの電車に乗らなければ良かった」というような後ろ向きな言葉を並べます。

自分が仕事でミスをして上司に怒られても、「私は嫌われている」「私がミスしたんじゃなくて他の誰かがファイルを更新したのではないか」「誰かに恨みを買っているのかもしれない」とありもしないことを言い、自分に原因があるとは考えません。

「誰かのせい」「周りのせい」「社会のせい」など、とにかく自分以外の誰かのせいで自分が被害を受けているという考え方をし、言っても仕方ないことをいつまでも繰り返します。

自分が不利益になることが嫌で、「損をしてしまったら少しでも取り返したい」「取り返すことができない現状は許せない」という心理状態なので、どうにもならないことも延々と文句を言い続けるのです。

普通の人なら我慢するようなことでもいつまでも文句を言うため、精神年齢が幼いということも考えられます。

また「文句を聞いてくれる人=自分より下の立場の人」と考えている可能性もあるため、聞き手にとっては良いことは一つもなくただただ疲れが蓄積されるだけです。

酷い場合文句を言っている自覚がないこともあるので、悪質と言えるでしょう。

同じミスを何度もする

人は誰であっても間違いを犯すもので、どれだけ真面目に仕事をしていても失敗するときは失敗するものです。

とはいえ、何度も同じ失敗を繰り返すようだと「注意力が散漫なのではないか」と思われてしまいます。

一度は仕方ないとしても、その失敗を次に活かすべくメモを取ったり自分なりのチェック項目を作るなど、自分で同じ失敗を繰り返さないように努力するのが当り前です。

それすらもしていないと、「そもそも努力をしているのか」「仕事自体やる気があるのか」というところから疑われてしまいます。

楽をすることばかり考えている

「楽をする」というとまるで悪い事のように考える人がいますが、それは間違いです。

「面倒」「やりたくない」という感情は人間としてはむしろ当たり前のこと。

しかしそんな面倒なことを嫌々やっていては効率が悪いばかりなので、どうしたら楽ができるかを考えることは結果的に仕事の効率を上げることに繋がります。

勘違いしている人が多いですが、楽をすることとサボることはイコールではありません。

みんなに嫌われてしまうような人は、自分が努力をせずにサボって楽をすることを考えている人がほとんど。

仕事を投げ出したり他人にそれを押し付けたりするというのは、ただ単にやらなければいけないことから逃げてサボってだけです。

自分の地位をあげることしか考えていない

自分のことしか考えていないというだけでも周りから嫌われてしまいがちですが、更に自分の地位をあげることしか考えていない人というのもやはり嫌われます。

自分が昇進するために上の人間に媚びを売ったり、評価されたいがために部下の手柄を横取りしたり、自分のミスを部下に押し付けたりすることは、自分では何とも思っていないかもしれませんが、周囲の人間は眉をひそめていることが多いです。