ですが、仲が良ければ良いほど、お互いのプライベートな部分や空間は知り尽くしている為、お互いにとってお互いが共感できる新たな刺激を求めて新境地を開拓、もしくは二人の思いでの場所を増やしに外へ出掛けていくはずです。
もちろん、友達が少ないと外出も少ないとは言えません。
友達の数と外出の回数は比例しないはずですが、友達が多い人と比べた場合、友達が少ない人は外出する機会も少ない傾向にあります。
9.好奇心旺盛ではない
何度も言うように、新しいものや刺激のあるものは家の中より外の方が多いわけです。
好奇心が旺盛な人はそれらを求めて外の世界へしょっちゅう飛び出していっているんですが、インドア派はその逆です。
そういったことに興味がなく、仮にインターネットやテレビで外の情報を得ることを楽しみにしている人であっても、実際にそこへ出掛けたり、わざわざお金を払ってまで、見たり触ったり、体験するところまではモチベーションもあがりません。
物事の見方が冷めている
インドア派の中には、生きていくのに必要なものさえあれば十分だという考えもあるのか、物でも経験でも今以上を望まない人も多いでしょう。
それは、何か悟りを開いた偉いお坊さんの境地に似てはいますが、全くの別物別次元です。
とにかく欲がないという訳ではなく、物の見方に問題があって、そのものが人の将来に広がりを与えるものであったりしたとしても、生きるために必要不可欠なものでなければ、冷めた目で見てしまいます。
例えば「山登り」とか「キャンプ」だとか、「食糧を取りに行く必要があるわけでもないのに何故山を登る必要があるの?」「済むところはちゃんとあるのに何故テントで寝るの?」なんて気持ちで見てるんじゃないでしょうか?
スポーツなんか「何故わざわざ苦しい思いしてまで…」と感じているかもしれません。
インドア派が増えてきた理由
簡単な話が、アウトドアよりもメリットがあるからインドア派になるわけですよね。
その点から考えて、インドア派が増えてきた理由を探ってみました。
人々の財布のひもが固くなってきた
先にも述べましたが、アウトドアな事って結構お金がかかります。
無駄遣いをできるだけ避けようとすると、自然と外に出なくなり、家の中で生きていくのに必要なものだけ揃えて生活する事が多くなっているのではないでしょうか。
家にいてお金を稼ぐ方法が増えた
株式やFX、いまならビットコインといったお金や物の価値の変動から生まれる利益を得るための取引が、大金持ちや企業でなくても一個人でできるようになりました。
パソコンのモニターに写し出されるチャートと一日中にらめっこしている人もいます。
また、インターネットによるクラウドサービス、クラウドソーシングなどで会社のデスクじゃなくても仕事はできるようになり、一般家庭の主婦も家にいながら色んな仕事ができるようになりました。
こういったお仕事は、ウィークデーだけでなく、やろうと思えばいつでもいくらでもできます。
言わば無制限に働き稼ぐことができるため、休みの日も家にいて副収入を得ようとする人が増えたのも、インドア派増加の理由ではないでしょうか。
家にいてできることが増えた
今やスーパーマーケットに行かなくてもインターネットで買い物はできます。
外国に行かなくても外国人と英会話のレッスンができます。
というのは一例で、今まではある場所へ行かなければ手に入らなかったものや、出来なかったことが、今や家の中でできるようになりました。
かつ、インターネットによるサービスとなると、店舗や訪問などを必要としないため、コストが下がります。
家にいて安価でできることがあるなら、わざわざ外に出ていこうとは思いませんよね。
異常気象の日が多くなってきた
地球温暖化現象の影響と言われていますが、夏場の気温が危険性を帯びるぐらいまでの高温を示すようになってきました。
その為、海水の温度も上昇し、台風が発生しやすく、その台風だけでなく、台風の渦に引っ張られて雨雲が日本列島にかかり、暴風圏の外でも大雨をもたらしたりするようになっています。
更には、その大雨によって河川の氾濫、ダムの決壊、土砂崩れもおきています。
夏は1年で特にアウトドアを楽しめるシーズンであるのに、最近はニュースでも屋外での部活動のみならず、外出は控えるように促されています。
不運な年になると、毎週末にゲリラ豪雨や台風が襲い、週末に予定される夏祭りや花火大会が延期につぐ延期、結局中止といったことも起こっています。
アウトドア派な人達にとってはかなり過ごしにくいシーズンになったと感じる今日この頃ではないでしょうか。
一方で、元々インドア派な人達にとっては外の出来事からはあまり影響を受けないため、年間を通して問題なくお過ごしのことと思います。
さらに、インドア派・アウトドア派を意識していなかった人達でも、こういった異常気象から身を守るため、屋内で過ごすことが多くなってきているのではないでしょうか。