女性は綺麗好きで当たり前だと幻想を抱く男性は、ずぼらな女性や汚い部屋で住んでいる女性に対して、まるで信じられないものを見るかのように引き、悪く言う傾向があります。
そんな男性の部屋ほど、人のことは言えないほど汚部屋だったりしますが、自分のことは棚に上げて「女で綺麗好きじゃないのはおかしい」などと根拠のないことをわめき散らします。
そんな男性にはどんな女性も魅力を感じることはないでしょう。
6.子どもと動物が好き
女性といえば子どもと動物が好きという妙な幻想を抱く男性も少なくはありません。
「女性は子どもを産むものだから子ども好きで当たり前だ」と考える男性は案外多いですが、産んでしまえば自分の子どもは確かに可愛いかもしれません。
しかし、それは自分がお腹を痛めて産んだ子どもだからであって、他人の子どもまで可愛いと思っている女性は実際にはそこまで多くはないでしょう。
それどころか子どもを産んでいない女性で子ども嫌いの人もいますし、自分で産んだ子どもでさえも愛せない女性も世の中には存在しています。
そうでなければ母親の虐待や育児放棄など起こるはずはないでしょう。
それなのに女性が子ども好きだと勝手に勘違いする男性が、一方的に自分の連れ子の面倒をみさせたり、結婚したら当たり前に子どもをつくると一人だけで考えていたりすることがあります。
それは女性からすればとんだ迷惑な話でしょう。
また、「女性は優しい」というイメージから、動物も好きだと思い込んでいる男性もいます。
しかし、動物嫌いの男性がいるように、当然女性にも動物嫌いの人はいますし、それは何ら異常なことでもありません。
単なる価値観や性格の違いなので、おかしなことは何一つないのです。
子どもや動物をにこにこ見守る
女性が子どもや動物好きだと幻想を抱いている男性の頭の中では、女性は常に子どもや動物をにこにこ見守るイメージがあります。
そのため子どもや動物に無関心の女性や、嫌っている女性の姿を見ると、途端に「あの女は冷たい性格をしている!」と決めつけてかかることがあります。
それは冷たいわけでも何でもなく、単に無関心や嫌いというだけなのに、女性がそれをすると性格が冷たいと決めつけるため、その男性と女性との間には大きな誤解が生まれます。
7.小食
女性経験の少ない男性や、女性と長く付き合ったことのない男性ほど、女性は小食だと思い込んでいる傾向があります。
一緒に食事に行っても、一人前も満足に食べきることなく「もうお腹いっぱい」ともったいない残し方をするのが普通だと思っている男性もいますが、食欲にも個人差があります。
女性でも大食いの人はいますし、そもそも一人前を当たり前に食べきるのが女性の普通です。
一人前の食事を残すことがあるとすれば、それは本当にその女性は元から小食か、もしくはデートなどで緊張しているためでしょう。
女性は付き合いの浅い男性とデートをする時には、できるだけ自分をおしとやかだったり、上品だったり、女性らしく見せたいと思っています。
そのため大口を開けて食事をすることもありませんし、本当はたくさんご飯を食べられても男性の前ではあえてちょっとだけしか食べないこともあります。
そうした勘違いはその女性と付き合いが深くなってくれば誤解が解けますが、浅い付き合いのままで別れてしまうことが多ければ、「女性は小食だ」と思い込んだままになってしまうでしょう。
幻想を抱いている男性への対処法
幻想を抱いた男性と接していると、女性としては面倒臭いと思うこともあるでしょう。
そこで、幻想を抱いている男性への対処法をご紹介していきます。
すぐに素は出さない
どんな人でも自分らしく生きるのは自由です。
けれども女性に幻想を抱く男性と接する時には、いきなり素の自分を見せてしまうと、男性を引かせてしまう可能性があります。
プライベートであれば男性に引かれようが構いませんが、仕事で関わりのある男性の場合、自分が素を見せたことで相手との仕事が上手くいかなくなってしまうことがあります。
また、上司が女性に対して幻想を抱いているタイプだと、その幻想に見合わない行動をとることで、上司から「お前は女失格だ」などとセクハラや精神的な苦痛を受けることもあるかもしれません。
立場上逆らえないような相手の場合には、女性自身が嫌な思いをしてしまうことがありますので、男性と接する時にはすぐに素は出さないようにしましょう。
急に現実を見せつけられるとショックが大きい
少しずつ女性の素を見せていけば、男性は多少驚きつつも、一つひとつの衝撃がそこまで大きくはないため、次第に現実の女性について知ることができます。
しかし、急に現実を見せつけられてしまうと、男性が受けるショックは大きいため、それで女性に対して嫌な思いを抱いてしまうかもしれません。
男性は女性が思う以上にデリケートな心をしていますので、一度の大きなショックがトラウマになってしまうこともあります。
そのため男性に対してそこまで嫌悪感がなければ、ある程度は男性の気持ちを気遣って、少しずつ自分の素を見せるようにしていきましょう。