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寛恕とはどういう意味?正しい使い方...(続き3)

これには許す事という意味が含まれています。

「容赦する」という言葉よりも、「容赦しない」という言葉の使い方のイメージの方が強いのでは無いでしょうか。

だからこそ、なんとなくイメージとして否定的な言葉のイメージがあります。

けれども文章からも分かるように「〇〇しない」という使われかたから、実際には許さないという、言葉の意味が含まれている事を理解する事が出来るでしょう。

このように、冷静に考えれば言葉の意味を理解する事が出来るはずです。

けれど、なんとなくのイメージで捉えていると、ついうっかり全く別の意味で理解してしまう事もあるかもしれません。

イメージばかりを捉えるのではなく、冷静に正しい言葉を知る事を意識しましょう。

勘忍

堪忍とは「かんにん」と読みます。

こちらの言葉の意味は、怒りを抑える事や人の過ちを許してあげるという意味があります。

この言葉もまた、どちらかというと否定的な意味で使われる事が多いのでは無いでしょうか。

「堪忍袋が切れた」という言葉を聞いた事がある人も多いはずです。

実際には堪忍袋といく物は存在しません。

「堪忍」という言葉にかけて落語の演目のひとつとして作られたものであり、それがことわざのように人々に知られる物となったのでしょう。

だからこそ「堪忍」という言葉だけではなく「堪忍袋」という言葉の方が有名になったのかもしれません。

このように、言葉の一つだけに注目するのでは無くその言葉の意味や成り立ちに興味を示す事によって、さらに言葉の面白さに興味を持つ事が出来るようになる事でしょう。

免罪

免罪とは「めんざい」と読みます。

言葉の意味としては、罪を許すという意味があります。

罪を許すという意味のあることわざは他にも沢山あります。

だからこそ、その中で何を使うのかを考える事が大事になってくるのです。

免罪は、その言葉単体で使われるのでは無く「免罪符」などと言う言葉で使われる事が多い言葉です。

免罪符とは、カトリック協会が昔罪を許すものとして発行した言葉です。

このように、私達の使っている言葉には、社会的に意味の深い言葉が多く含まれています。

勘弁

勘弁とは「かんべん」と読みます。

言葉の意味としては、他人が起こしてしまった失敗などの過失をゆるしてあげるというような意味が含まれています。

物事の良し悪しを考える際など、「勘弁してやろう」などという言い方をする事もあります。

この言葉は、いまどきの若者にはあまりなじみのない言葉かもしれません。

どことなく古臭く感じてしまう事もあるでしょう。

その為、時代を感じさせる言葉だからこそ、あまり深く意味を知ろうとしていない人も居るかもしれません。

けれど、改めて言葉の意味を知る事によって面白いと感じる事が出来るようになるかもしれません。

許容

許容とは「きょよう」と読みます。

言葉の意味としては、そこまでは良いという範囲のようなものを示しています。

だからこそ、言葉の使い方としたは「許容している」という形よりも「許容範囲の話ですが」と言った形になるのです。

この言葉を使う事によって、漠然としている意味ではなくある程度限定した話をする事が出来るようになるのではないでしょうか。

人に物事を伝える際にも利用しやすい言葉だと言えるでしょう。

2.非難することをやめる、または許しを与える


続いての言葉は、他人を責める事を辞めたり許したりする際に使用する言葉です。