また女性がそれなりの役職に就いていた場合には、夫の立場が上役であってもきっと的確なアドバイスをくれることでしょう。
仕事にプライドを持っている男性の場合、職場が自分のテリトリーであり、そこに関することには妻に首を突っ込まれたくないと感じていることもあります。
男性がそうした考えを持っている場合には、そもそも仕事の相談を妻に振ることはありませんので、例え妻が元役職の立場であったとしても、夫の気持ちを察して余計に口を挟むことはしないでしょう。
あくまでも夫が悩んでいる時に相談に乗ってくれる、そんなさり気ない気配りが姉さん女房は上手なのです。
10.家事ができる
最近では家事が苦手な女性も増えてきています。
ひと昔前までは女性は年頃になると花嫁修業をしたものですが、男女共働きが増えてからはそうした花嫁修業をしない女性も多くなりました。
また、一度も実家から出たことのない女性の場合には、結婚するまでは家事をすべて母親がやってくれていたところもあり、いざ自分が家事をやる立場になった時にはてんでダメなこともあるでしょう。
そうした「家事ベタ」は若い女性ほど多い傾向がありますが、一方で夫よりも年上の妻の場合には、最初から家事が出来る人が多いです。
男性よりも人生経験が豊富な女性の場合、結婚するまでの間に一度は一人暮らしを経験したことがある人もいるでしょう。
また、年若い娘の年齢でもなくなれば、自然と実家暮らしでも家事を手伝う機会は増えます。
そのため姉さん女房には卒なく家事がこなせる人が多く、夫としても安心して家のことを任せられるでしょう。
11.束縛してこない
姉さん女房の場合、夫よりも年齢が高いため、その分精神的な余裕にも満ちています。
それなりに男性経験も豊富なら、結婚してからも夫が会社の付き合いで、時には女性のいる飲み屋に行くことも承知している妻は多いです。
妻の年齢が若いほど、まだまだ恋愛気分が抜けていないため、夫が会社の付き合いで飲み屋に行くと言えば激しく嫉妬をすることもあるでしょう。
また、結婚してからも夫の行動を束縛したり、いちいち気持ちを確かめたりすることも女性によってはあります。
しかし姉さん女房の場合には、年上で恋愛経験が豊富なことに加えて、ある程度の社会経験もある人が多いため、夫の会社での付き合いがどんなものかを理解している人も多いでしょう。
だからこそ、会社の付き合いでの飲み屋程度ならば仕方がないと許容してくれる姉さん女房もいるため、無暗に束縛してこないところが気楽だという男性は多いでしょう。
12.料理上手
それなりに年齢を経ている女性であれば、例え長年実家暮らしだとしても、最低限の料理は出来る人が多いです。
若い娘の頃はいちいち家事を手伝わせなかった母親も、娘がいい年になってくれば自然と手伝いを求めるようになるでしょう。
また、大学や社会に出たタイミングで一人暮らしを始めた女性であれば、家事は必須ですので自然と料理も身に付くようになります。
料理は作っている年数が長ければ長いほど味も安定しますので、自然と姉さん女房には料理上手な人も多いでしょう。
夫からすれば、結婚した当初から妻が料理上手なら、毎日妻の手料理が楽しみになりますので、食事によって夫婦仲が良好に保たれることもあります。
13.聞き上手
姉さん女房には聞き上手な人が多いです。
姉さん女房は夫よりも年齢が高い分、人生経験も豊富です。
元々女性はおしゃべりな反面、聞き上手でもあります。
また、女性特有の共感能力の高さもありますので、夫の話を親身になって聞いてくれたり、自分のことのように考えて相談に乗ってくれたりすることもあるでしょう。
男女が恋人同士でいる間は、お互いに一緒に過ごす時間はより良いものにしたいと思い、不満や愚痴を零そうとしないことが多いです。
また、愚痴を零して相手に幻滅されたり、嫌われたりするのを避けたいという気持ちもあるでしょう。
恋人同士はそうした「とにかく楽しく過ごしたい」という気持ちが強いですが、これが夫婦関係となるとまた変わってきます。
夫婦になるということは、生涯のパートナーになるということです。
生涯を通して一緒に過ごしていれば、当然世の中が楽しいことばかりではないこともわかるでしょう。
辛い時や悩める時には、そのもやもやした気持ちを打ち明けられる存在や、心の落ち着ける居場所を求めます。
男性の場合にはその求める相手が妻になりますので、妻は時には夫の悩みを聞き、真剣にそれを受け止めなければなりません。
もしも妻が夫よりも年下で人生経験も少なければ、夫の悩みを聞いて自分が支えることを重荷に感じてしまうかもしれません。
しかし妻が夫よりも年上であれば、夫がどんなに悩める時でもしっかりとその話を聞き、自分のことのように一緒に考えてくれることでしょう。
14.困難があっても一緒に乗り越えられる強さがある
姉さん女房は、夫との絆が強ければ例えどんなに夫が苦難に陥っている時にも、決して見捨てることはしないでしょう。