1.奥さんのストレスが溜まらないから
恐妻家の奥さんは何が他の家庭と違うかというと、とにかく日頃から言いたいことやしたいことを好き勝手旦那さんにぶつけているので、とにかくストレスがたまりません。
そのため、女性特有のネチネチした陰湿な部分はあまり持ち合わせていないタイプの女性が多いようです。
男性はサッパリした性格の人が多いので、女性のネチネチした嫌味や、伝わりにくい言い回しの表現を嫌っているため、恐妻家の家庭の奥さんのように言うときはハッキリ言うというタイプの奥さんのほうは意外とウマが合うというのはあるようです。
奥さんが言いたいことが言えずにストレスを貯めている家庭では、日頃から家庭の空気が奥さんのイライラやピリッとした空気に包まれてしまうため、それだけで家庭の中が明るい雰囲気にならないですよね。
恐妻家の奥さんは確かに怖いかもしれませんが、そのことでストレスを貯めないのでそれはそれで家庭にとってプラスに働いていたりもするのです。
すぐにイライラを口に出すからストレスが溜まらない
恐妻家の奥さんはどのように家庭で振舞っているかというと、とにかくイライラしたときも言葉にしてしまうのです。
「あーーーイライラするな!」「だからこうしてって言ってるでしょ!」と強い口調で自分の中のモヤモヤを、主に旦那さんにぶつけて、それについて恐れを抱いた旦那さんが迅速に対応してくれるので、奥さんのイライラの根源がいち早く対処できるのです。
言いたいことをスパッと言えるだけではなく、ときには旦那さんがサンドバックがわりになることもしばしば・・(笑)
プロレスごっこという一方的に旦那さんだやられるだけの遊びもあったりして、奥さんにとってのストレス解消の1番は旦那さんなのかもしれません。
2.旦那さんが奥さんを怒らせない努力をするから
恐妻家の旦那さんは、奥さんを極力怒らせないようにいつも先回りして奥さんへの配慮を忘れません。
そのため、奥さんの不満もたまりにくいと言うのが恐妻家の特徴の1つともいえるでしょう。
旦那さんが奥さんへの思いやりを忘れないというよりも、怒られたくないがたまに旦那さんがひたすら頑張るという言葉のほうが正解かもしれません(笑)
怒られたくない旦那さんは努力をする
恐妻家では、奥さんの怒りはほとんど旦那さんへぶつけられます。
それも1度注意されたことができなけば怒られ、まだ注意されたことはない事柄でも思いがけない部分で怒られることもしばしばあります。
旦那さんは奥さんに怒られるとすごく怖い思いをするので、なるべく奥さんの逆鱗に触れるないように細心の注意を払って生活しているのです。
旦那さんの頑張りが、家庭円満に繋がっていることに恐妻家の奥さんはほとんど気がついていないところが切ないですよね。
できる限り奥さんが笑っていられるよう大事にする
しかし言葉を変えると、恐妻家の旦那様はまさしく旦那としては理想のとても優しい旦那さんであることが多いです。
奥さんに怒られないように奥さんに気を遣えるというのは、旦那さんがそれだけ奥さんの機嫌を損ねないように、奥さんが笑って生活できるよう大事にしているとも言えるからです。
主導権は奥さんに握らせながら、時にはきつい罵声を浴びることもあるわけです。
そんな旦那さんはそれでも縁の下の力持ちになっているわけですから、奥さんを心から愛していないとできないと思いますよ。
恐妻家家庭が円満なのは、旦那さんの優しさあってのものなのかも!?
3.家庭内での役割分担が出来ているから
恐妻家の家庭では、役割分担がしっかりと決まっていることが多いようです。
曖昧なルールでは、「どちらかがやるはずだ」とお互いをあてにして、結局は相手のせいにしてしまったりするので、それが喧嘩に繋がる理由であることもあります。
その役割分担をしっかりと決めることで、決まりごとをただ守るだけで喧嘩が減るのですから、恐妻家家庭はとてもしっかりとしたシステムで出来上がっていると思います。
家事や育児を助け合って行っている
とくに役割分担というと、夫婦でよく喧嘩になりやすいのが家事や育児のことです。
ひと昔は男性は外で仕事をして、女性は専業主婦で家事と育児をするというのがほとんどの家庭の流れだったのかもしれませんが、現在では共働き夫婦が当たり前なので、恐妻家の奥さんは「自分も仕事してるんだから、あんたばっかり家で休むなんてずるいからね!」という強い意見を持ち合わせています。
そのため、家の中の仕事は平等が当たり前というルールのもとで助け合っているために、喧嘩に繋がりにくいというのが夫婦仲円満の理由の1つなのかもしれません。
旦那さんもそれを苦痛だと思っていない
恐妻家の旦那さんが、家事や育児を怖い奥さんから押し付けられている!とずっと嫌な気持ちでやっていたらきっと、旦那さんもいつか爆発してしまうと思います。
恐妻家の旦那さんのすごいところは、それを苦痛だと感じずに自然に出来るところです。
しかし、結婚をする前は実家で家事や育児をやっていたという男性は多くないので、結婚をした最初は奥さんに言われるたびに「大変だなぁ」「面倒くさいなぁ」と思っていた旦那さんも少なくないはずです。
それがいつしか、手伝うことが当たり前という考えに旦那さんも変わっていき、今では少しだけ楽しんで手伝いをするという旦那さんもいます。
しかし、旦那さんのほうにデメリットが多いようにも感じるかもしれませんが、恐妻家家庭が家庭円満の理由の1つに、子供たちが旦那さんに懐くというのもあるのです。