おばさんになっても甘えているようでは、世間の見る目も厳しくなってしまうでしょう。
甘えや言い訳が許されないのが30代後半です。
その頃には一人前の人間として自立していなければならないでしょう。
独身だと周りの目が痛い
男性の一人身よりも、女性の一人身の方が何かと周りからの目が痛いです。
男女平等社会とはいっても、まだまだそういう部分は女性が差別されがちな世の中です。
30代後半になっても独身だと、周りは妙に気を遣って結婚の話題を避けたり、もしくはストレートに「結婚しないのか」とお節介を出したりすることが増えます。
一昔前に比べれば、どんどん晩婚化が進んでいる世の中とはいえ、女性は出産のリスクもあります。
30代になると特に周りから煩く言われることが増えるでしょう。
30代後半でバツイチであればまだしも、一度も結婚歴がない人は、「何か問題があるんじゃあ・・・」と余計な勘繰りまでされてしまうことがあります。
当人からすればまったくもって余計なお世話ですが、お節介焼きや噂好きの人達からはいい注目の的になってしまうことも多いです。
イライラするようになった
更年期障害にはまだ早い年齢ですが、30代後半になるとイライラしやすくなる女性もいます。
いっそ更年期障害であれば、ホルモンバランスが原因という立派な理由ができます。
しかし、そうでない場合には精神的な問題でイライラすることが多いでしょう。
30代後半は、10代や20代の頃に比べると、大分頭が固くなってくる年頃です。
これまでの自分が学んできたことや、得た知識、経験などが自分の考えや価値観の基盤となりますので、その考えを容易には曲げられなくなります。
そのため自分の価値観からはずれた行動をとっている人を見てはイライラすることも多くなります。
「普通はこうだろう」「何でこうしないんだ」などの一方的な価値観の押しつけや、思い通りにいかないことでストレスが溜まってしまうことも増えるでしょう。
また、自分よりも若い人からの意見や指摘、助言なども素直に聴き入れることができなくなってくるのも、30代後半からの特徴でしょう。
さっぱりした食事を好むようになった
年齢の経過と共に、味覚の好みも変わってきます。
これは誰にでも起こりうることですが、その多くはさっぱりした食事を好むようになります。
10代や20代の頃には寿司と言えばマグロやサーモン、いくらなどを好んでいた人が、30代になるとえんがわやイワシ、アジなどの白身魚系を好むようになることはよくあります。
また、若い頃はハンバーグやステーキを朝から食べられていたという人も、30代になるとうどんやそばなどのさっぱりしたものを好むようになることは多いです。
もちろん中には、いくつになってももりもりとお肉を食べるという人もいます。
ですが、味覚の好みが変わる人の多くは、こってりからあっさりへと好みが変わることが多いです。
痩せづらくなった
年齢の経過と共に、体内の新陳代謝が衰えてきます。
10代や20代の頃は、体内に入った食物はすぐにエネルギーとして使われていました。
そのため、たくさん食べてもその分動けば太り難く痩せやすい体を保つことができていたでしょう。
しかし、30代になると体内のそうした働きは衰えてきます。
食べた分だけではなく、食べた分以上に体を動かさなければなかなか痩せない体になっています。
また、若い頃はたくさん運動していたのに、30代になると運動量そのものも減ります。
ますます痩せにくい体になってしまうでしょう。
若い頃は何も意識しなくても体型を保つことができていたという人も多いと思います。
しかし、年齢の経過と共に意識して運動したり、体型の維持に努めたりしなければ、食べた分だけすぐに体に肉がついて、弛みやすくなってしまいます。
新しいことを始めることが億劫
30代後半になると体が疲れやすくなります。
それはその人の気力にも大きな影響を与えます。