できなかったことに果敢に挑戦した結果、それができるようになったり、ポジティブな思考になったりすることで行動も積極的になり、成果をより上げられるようにもなるでしょう。
そう思えば、誰でも今以上に意欲的になりたい、意欲的な自分に変わりたいと望むことでしょう。
しかし、自分が意欲的になるためには、どんな考えや行動が必要なのでしょうか?
意欲的になるためにどんなことをすればいいのか、その具体的な方法をご紹介していきます。
趣味や関心を持つようにする
意欲的な人は自分が夢中になれるものや、目標としていることがあります。
それらに執着するからこそ物事に意欲的に取り組むことができていますが、その意欲も元々は自分の趣味や関心から生まれています。
ゲームやアウトドア、読書や料理など、自分の趣味と呼べるものがある人は、趣味に対しては意欲的になることができます。
何かちょっとした趣味がある人は、この機会に趣味を極めてみましょう。
また、何も趣味がないという人は、自分の身の回りのあらゆることに関心を持つように意識しましょう。
普段は一人で過ごすことが多く、家にこもっているとなかなか新しいことを始める機会には恵まれません。
そのため、友達や誰かと一緒に過ごす時間を増やしたり、飲み会や遊びに誘われたりすれば積極的に参加するようにして、自分が関心が持てるものと出会えるチャンスを自ら作っていきましょう。
どんな事に対しても興味を持つようにする
関心や興味は、元々自分が好きなことに対してはアンテナが敏感です。
そのため、特別に意識しなくても、自分の興味がありそうなことには無意識に目を向けることが多いです。
しかし、そうでないことに対しては、例え目の前で大事が起きていても、意識していないため視界に入ってはきません。
道端に何か落ちていても、周りで何事かのトラブルが起きていても、自分が気にしていなければ何も頭には入ってこないでしょう。
しかしそれでは、なかなか新しい関心や興味を抱くことはできませんよね。
自分の興味のないことは一切シャットアウトするのではなく、どんな事に対しても興味を持つようにしましょう。
興味を持てれば、積極的に自分からそれに関わっていこうという気持ちにもなります。
夢や目標を持つ
夢や目標がある人は、それに向けて意欲的に取り組んでいくことができます。
例えば現在宇宙飛行士や野球選手になっている人たちは、大抵子どもの頃から同じ夢を持ち続け、その夢を見事に叶えて宇宙飛行士や野球選手になっています。
なかなか一つの夢を追い続けることは難しいですが、夢を叶えた人たちはそれだけ強い意欲を持っていたからこそ、途中で挫折をすることなく自分の夢を叶えることができたのでしょう。
そこまで大きな規模でなくても、自分が目標を立てたものに対しては、諦めることなく意欲的に行動していれば、いずれはその目標を達成させることができるでしょう。
そうした夢や目標は、自分が設定した時から自然と意欲が湧いてくるものです。
「あれをしたいから頑張ろう」や「これができたら目標が達成できる!」といった具体的な目標を立てることでやる気が起こりやすくなり、意欲的になることができます。
行動力もつけることができる
夢や目標を立てることで、意欲的な気持ちになることができます。
意欲的になると、自分の夢や目標に対して前向きに行動しようという気になりますので、同時に行動力もつけることができます。
例えば一定額のお金を貯めて、大きな買い物をするのが目標なら、収入を得た時には率先して必要な金額を貯金して、コツコツ貯めた通帳を確認しては一歩ずつ自分が目標に近づいていることを噛みしめることができるでしょう。
また、会社の営業成績でトップになると目標を立てたのなら、自分がトップになるために、日々積極的に足を動かして営業に励むようになるでしょう。
目標だけを立てたところで、実際に行動しなければ目標を達成させることはできません。
形から入る人の場合は、時々目標を立てて終わってしまうことがありますが、目標を立てた時に意欲的になることができれば、それに比例して行動力もつくようになるでしょう。
自分自身を知る
何事にも意欲的になれない人の中には、自分がどんなことに対して興味が湧きやすいのか、またどんなことになら関心が持てるのかを自分でよく分かっていない人もいます。
自分自身のことをよく理解していないため、自分から積極的に物事に対して意欲を持つことができません。
「意欲的になりたいけど、何を試してもいまいちその気になれない」という人は、まずは自分自身を知ることから始めましょう。
自分自身について理解を深めれば、意欲的になる方法を今よりも見つけやすくなるでしょう。
自分自身を知るためには、紙に思いつく限りの自分の特徴を書き出していきます。
自分がどんなものが好きで嫌いか、普段は何をして過ごすことが多いのか、今までにコレクションしたものがあるかどうか、夢中になったものはあるかどうかなど、事細かにリストアップしていきましょう。
次に周りの人たちに、自分に対しての印象を聞いて同じようにメモしていきます。
すると自分でも知らなかった自分自身の姿を、客観的な意見で知ることができるかもしれません。
自分で書き出したメモと人に聞いて書き出したメモをまとめた時に、少なからず自分がどんなことに対して興味を持ちやすいのか、傾向を探れるでしょう。
そこから自分が関心を持てそうなことを積極的に探したり、チャンスを逃さないようにしたりすれば、意欲的になることもできるでしょう。
チャレンジ精神を持つ
せっかく自分が意欲的になれることを見つけても、周りの人に遠慮してやめてしまったり、または誰かに譲ってしまったりして、自分は行動することを途中で諦めてしまう人がいます。
例えばダイエットをしようと決意をして行動を始めた時に、恋人から「痩せる必要はない」と言われて素直にそれに従ってしまっては、せっかく生まれた意欲もなくなってしまいます。
また、今の職場よりも待遇の良い会社に転職したいと考えてはいたものの、意欲的に行動する前に「もし転職が上手くいかなかったら・・」とマイナス面ばかりを考えてしまいます。
結局転職の意欲が削がれてしまう、なんて人もいるかもしれません。