そのため良い意味で周りの人たちが近寄ってきますが、その中には気持ち悪い人が含まれていることも多いです。
気持ち悪い人は自分に対しても笑顔で気さくに接してくれる人に執着心を抱く傾向があるため、「仲良くなれるかも」という期待を抱いて自らコミュニケーション能力の高い人に近づこうとするでしょう。
そのせいで、近寄られた当人は他の友達を失くしてしまうこともあるため、そうなってから「厄介な人に好かれちゃったなぁ」と困惑してしまうことも少なくないでしょう。
気持ち悪い人から好かれることもありますよね
気持ち悪い人に対しては、生理的な嫌悪感を抱いてしまうことが少なくありません。
そうでないにしても、「気持ち悪いなぁ」と感じている相手に好意を抱く人はまずいないでしょう。
気持ち悪いと感じる相手を、自分だけがそう感じているのか、それとも周囲の人たちからもそう思われているのかは人によって違いますが、気持ち悪いと思う人にはできるだけ近づきたいとは思いませんし、極力関わり合いになりたくないとも思うでしょう。
しかしこちらがそう思っていても、相手は気付かずに近寄ってくることはありますし、また例えこちらが相手を嫌っていることを相手が承知していたとしても、それでもこちらを好いて寄ってこようとすることもあります。
気持ち悪い人から好かれて近寄られることで、精神的なストレスを感じてしまうことも少なくはないでしょう。
こちらは嫌なのに・・・
こちらが嫌だと思っていても、相手がこちらに対して好意を抱いていれば、相手の方からどんどん近づいてくることがあります。
気が弱い人や、誰とでも無難な関係を築いておきたいと考えている人は、表面上は気持ち悪いと感じる相手ともそれなりに親しく接しますので、相手にこちらの本心を伝えることができずに、ストレスを感じてしまうことも多いでしょう。
一方で、こちらが明確に相手に対する嫌悪感を表わしたところ、好意から一転逆恨みのような感情を抱かれて、厄介な粘着をされてしまうということもあります。
気持ち悪い人というのは、何かしら言動や行動で人を不快にさせますので、それらの行動によってますます気持ち悪い人への嫌悪感が増してしまうこともあるでしょう。
相手から近づいてくる
こちらがどんなに相手と関わらないようにしても、相手の方から近づいてこられたらたまったものではありませんよね。
けれども、どんなに嫌がったところで他人の行動を自分が制限することはできませんし、逃げようとしたところで同じ学校や職場に相手がいる場合には、少なからず相手と関わらなければならないこともあるでしょう。
気持ち悪いと感じる相手が自分と同じような環境や場所にいた場合には、どれだけ相手を避けようとしたところで、相手の方から近づいてこられたら逃げ場がなくなってしまうこともあります。
話したくもないのに話しかけてくる
気持ち悪い人とはできるだけ同じ空間にはいたくありませんし、相手と目を合わせることも、会話をすることに対しても生理的な嫌悪感を抱いてしまうことがあるでしょう。
そんな相手とは極力会話を交わすことにも抵抗がありますが、相手の方から積極的に話しかけてこられると、嫌でも話をしなければならなくなるため、うんざりしてしまうという人もいるでしょう。
気持ち悪いと感じる人との会話を避けるために、わざと他の人と話で盛り上がって話しかける隙を与えないようにしたり、イヤホンをつけて音楽を聞いていることをアピールしたりして、「話しかけるな」というオーラを出す人もいますが、相手が空気が読めなければそれでもしつこく話しかけてくることもあります。
嫌がられていることに気付いて離れていってくれるのならば良いですが、自分が嫌がられていることに対して無自覚だったり、気付いてもめげなかったりすると、こちらのストレスはより大きなものになってしまいます。
気持ち悪い人から好かれた場合の対処法
気持ち悪い相手から好かれるというのは、思った以上にストレスを感じますし、困ってしまいます。
誰もが気持ち悪いと感じている相手であれば、そんな相手に好かれている自分に対して、周囲の人は同情的になってくれることもあるでしょう。
しかし、自分だけが気持ち悪いと感じている相手の場合には、自分が嫌がったところで周囲の理解を得ることは難しいですし、場合によっては「そんなに嫌がらなくてもいいのに」と言われてしまうこともあります。
そうなっては自分だけが特定の相手を気持ち悪がっていることになるため、周囲の理解を得るどころか、反対に周囲からの自分に対する評価が下がってしまうこともあるでしょう。
しかし嫌なものは嫌ですので、自分が気持ち悪い人から好かれてしまった時には、どうすればいいのか対処法を知っておくといいでしょう。
ここからは、気持ち悪い人から好かれた場合の対処法をご紹介していきます。
連絡をとらない
気持ち悪い相手には、こちらからは一切連絡をとらないようにしましょう。
仕事でどうしても連絡を取らざるを得ない場合には仕方ありませんが、人づてに伝達を頼めるのであれば、極力自分から連絡を取らずに、他の人に伝達を頼むようにしましょう。
自分から連絡しないことを徹底すれば、少なくとも相手と距離をあけることができますし、また相手に「自分は好かれている」と誤解を与えなくて済むでしょう。
下手に八方美人で連絡を取り合っていると、友達だと思われてしまいかねません。
そうなるとこちらが無視していても、頻繁に相手から連絡をしてくることもありますので、まずこちらから連絡をとらないことを徹底しましょう。
こちらから声をかけない
誰とでも無難な関係を築いておこうとする人や、誰からも嫌われたくないと思っている人は、例え相手が気持ち悪い人であっても、ついいい顔をしてしまうことがあります。
気持ち悪い人が皆から無視されて孤立しているのを見ると、それを可哀想だとは思わないものの、「自分も無視している一員だと思われるのはちょっと嫌だな」という気持ちが動いて、自分からつい話しかけてしまうことがあるでしょう。
しかしそうやって気持ち悪い人に対してもいい顔をしていると、相手が勘違いをして近づいてきたり、好かれてしまったりすることになりますので、自ら厄介を呼び込まないためにも、こちらから声をかけるのは止めておきましょう。