記憶がない時のことを集中的に考えてもそう簡単には思い出せないと思うので、まずは昨日の記憶を順に辿ってみましょう。
あまり関係のなさそうな事がヒントとなる場合もあるので、思い出せることをできるだけ細かく具体的に確認していくのがポイントです。
紙に書き出してみるとより頭の中が整理され効果的かもしれませんね。
昨日は誰と何処でいつ頃、何のお酒をどの順番で飲んだか、食べた料理や一緒に飲んでいた人と話した内容など、とりあえず覚えているところまで一通り思い出してみます。
何か1つでも思い出すことができれば、そこから数珠つなぎで全ての記憶がよみがえるかもしれません。
さらに、家の中に昨日の事を思い出す形跡がないか探したり、携帯に昨日の写真や連絡などが入っていないか確認したりするのも忘れずに。
それから、昨日自分が着ていた服や身に着けていた小物、または飲んでいた場所を見る(お店なら公式HPなどで内装の写真が掲載されている可能性が高い)ことで、ふっと記憶が戻ることもあるでしょう。
3.謝る
一緒に飲んでいた人に何か迷惑をかけていた場合は、その相手に謝るのが先です。
時間を空ければ空けた分、「あんなに迷惑を掛けておいて、全然謝りに来ない!」と、相手の怒りも増してしまうでしょう…。
例え迷惑を掛けていなかったとしても記憶がなくなる程に酔っていたのは事実なので、一緒に飲んでいた人には一応謝っておいた方がいいかもしれませんね。
特に迷惑を掛けたのが上司や先輩など、目上の人だった場合は直ぐに謝るのが常識です。
誠意をもって謝れば相手に悪い印象を残すこともないでしょう。
それに、その人に飲まされたのが原因だった場合は相手にも責任があるので、相手自身も少なからずお酒を勧めてしまったことを反省しているはず。
どんな迷惑を掛けてしまったかにもよるかもしれませんが、しっかり謝罪すれば相手もきっと「お酒の失敗だから仕方がないか…」と許してくれるでしょう。
4.どの様にして酔ったのかメモをする
記憶がなくなった時の事を確認し一緒に飲んでいた人達に謝罪したら、どの様にして酔ってしまったのかメモを残しておくのも大切です。
例えば…
・どんな状態で飲んだのか(体調不良はなかったか、疲れてはいなかったかなど)
・何のお酒をどんな順番で、どのくらいの量飲んだか
・飲むペースは普段と比べてどうだったか
・飲む相手や雰囲気はどうだったか(リラックスして飲める相手だったり、楽しくてテンションの上がる雰囲気だったりはしなかったか)
・飲み過ぎてしまうきっかけはあったか(コールをされた、嬉しい事があった、人に褒められたなど)
記憶がなくなってしまう程に酔った原因を探ることで、飲み過ぎへの対策が練りやすくなりますし、次のお酒の席では上手くセーブすることができるはずです。
5.物の確認をする
記憶がないときは身の回りの物を確認してみましょう。
トラブルに巻き込まれていないか確認する必要がありますし、昨日の事を思い出すヒントになるかもしれません。
特に記憶がない時に何か買ったりしていないか、貴重品などが無くなっていないか、チェックしてみて下さい。
酔ってるときに高価な物(しかも不要な物)を衝動買いしているとか、酔っている隙を狙われて財布を盗まれてしまうなんて事も珍しくありません。
そして、もし異変に気付いたらすぐに適切な対処を行う様にしましょう。
記憶を無くしてしまう原因とは?
「記憶がなくなるまで酒を飲んだ」という他人の話を聞くことはあるでしょうが、これを見ている人の中には、「記憶がなくなるまでお酒を飲むことはないし、自分には関係のない話だ…」と軽く考えている人もいるかもしれませんね。
ですが、お酒を飲み過ぎて記憶をなくしてしまうことは、(少しでもお酒を飲む人なら)誰にでもあり得ることなのです。
「飲む量やペースをセーブすれば大丈夫なんじゃない?」という声も聞こえてきそうですが、実はそういったことに配慮していても記憶が飛んでしまうケースもあります。
確かに1人で飲む時はコントロールもしやすいでしょう。
ですが他人と飲むときは、“飲まざるを得ない状況”になってしまうことも…。
自分で注意するのはもちろん大切です。
でも、量やペースをセーブするだけで完璧に防げるのなら、悩む人はもっと少ないと言えるでしょう。
その証拠に、いつもより飲む量が少なくてもペースがゆっくりでも、記憶がなくなるまで酔ってしまうことだってあります。
では、その様に“記憶を無くしてしまう原因”とは何なのでしょうか?
以下にまとめてみました!