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「記憶がない…」飲みすぎて記憶をな...(続き3)

飲みすぎ

お酒を飲み過ぎれば当然、次の日に記憶をなくす可能性も高まります。

お酒をよく飲む人だけでなく普段はあまり飲まない人も、“飲まなくてはいけない状況”では普段の量を軽く上回ってしまうこともあるでしょう。

例えば、目上の人や職場の取引先の人などにお酒を勧められたときは無下にもできませんよね?

もちろん嫌がる部下に無理やりお酒を勧めるのはパワハラになりますが、お酒が入って状態だと相手も酔ってそこまで気が回らず、つい部下に飲ませてしまうことも珍しくないのです。

また、こちらがその場で上手く断れれば良いのですが、断ることで相手の印象を悪くしてしまう恐れもあるので、きっぱり断れる人は少ないでしょう。

結果、普段以上に飲み過ぎて次の日に記憶をなくしてしまうことがある訳ですね。

そもそも、普段あまり量を飲まない人は、自分の限界(=酒の強さ)を分かっていない傾向にあります。

そういったギリギリのラインを把握できていない人や、「このくらいの量なら飲んでも大丈夫だろう」と自身の酒の強さを過信している人は、油断をすると飲み過ぎてしまう恐れがあるので要注意かもしれませんね。

セーブが効かない

お酒を飲み過ぎてしまうのは、セーブが効かなくなってしまうのも一因と言えます。

お酒を飲む前は「飲み過ぎない様にしないと!」と考えていても、実際に飲み始めるとだんだんコントロールができなくなってしまうことも珍しくないでしょう。

お酒が入ると気分が開放的になりますし、お酒の席というのは基本的に明るく賑やかで楽しいものなので、そういった雰囲気も相まってテンションも上がりやすくなっています。

さらに、酔うと理性や自制が効かなくなってしまうので、最初は「飲み過ぎない様に」と気を付けていても最終的には飲み過ぎてしまうこともあるという訳ですね。

「毎回セーブできずに飲み過ぎてしまう」という人は、セーブができない理由を把握しておくことも大切です。

考えられる理由としては、以下の様なものが挙げられます。

・単にお酒が大好きだから
・酔ったときの感覚が好きだから
・自分の限界が分からないから
・雰囲気にのまれやすいから
・周りにお酒が強いとアピールしたいから
・酔いが回りやすい(自制が効かなくなってしまう)から
・気を使って周りのペースに合わせているから
・特に制限を設けていないから
・お酒の席が苦手で勢いをつけるために飲んでいるから
・周りに勧められたときに上手く断れずに飲んでしまうから
・お酒を飲むことでストレスを発散しているから
・アルコール依存症などの病気

お酒をセーブできない原因が明確なら対策も立てられるはずですし、「“毎回”飲み過ぎてしまう」ということはなくなるでしょう。

調子にのって飲むと記憶を飛ばしてしまう!

これは先程の話とリンクするのですが、調子に乗って飲むとセーブが利かず次の日に記憶を飛ばしやすいと言えます。

例えば、後輩から「お酒強いですね!」とおだてられ、「まだまだ余裕だから!」などと言って調子に乗って飲んだ結果、次の日には記憶がない…というのもあるあるでしょう。

そういうのはお酒に慣れていない元気な若者に多いイメージがあるかもしれませんが、普段お酒の失敗をあまりしないいい年をした大人でも、調子に乗って飲み過ぎてしまう事は十分にあり得るので気を付けなければなりません。

特にお祝いやイベントでお酒を飲むときや何か良い事があって嬉しいときなどは、テンションも上がって調子に乗りやすくなっているので要注意です。

調子に乗っている時というのは、普段の判断ができなくなっている状態にあるとも言えます。

いつもは「酔って具合が悪くなったらどうしよう」とか「周りに迷惑を掛けたら…」と考え徹底的にセーブしている人も、調子に乗っているときはそういった心配が頭から消えてしまいがちなのです。(不安はあっても、「まぁ、何とかなるだろう」「その時はその時だ!」などと無駄にポジティブになっている可能性が…)

お酒の席だけでなく普段から調子に乗りやすい性格の人や場の雰囲気に流されやすい人は特に注意した方がいいかもしれませんね。

疲れている


「自分はお酒に強いからそう簡単に記憶がなくなることはない」とか「いつもならこのくらい飲んでも酔わないから大丈夫!」と思っていても、疲れている時というのはアルコールが回りやすくなっているので注意が必要。

つまり、お酒の強さや飲むペースに関係なく、体が疲れていると酔いやすく記憶も飛んでしまいがちということです。