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楽な道と辛い道どちらを選ぶべき?そ...(続き3)

楽な道を選んだ場合のデメリットを挙げていきます。

1.逃げてばかりだと経験が少なくて苦労することも

辛いことや大変なことから逃げてばかりの人生を送っていると、さまざまなことに対する経験が少なくなります。

すると経験が少なくなった分、あらゆる場面で「初めて」のことが増えて、その都度苦労することになるでしょう。

例えば辛くても英語の勉強を一生懸命にしてきた人は、いざ海外に出かけた時には現地でも言葉のコミュニケーションが楽にとれて、楽しい海外生活を満喫できるでしょう。

一方で、「辛いから」と早々に英語の勉強を投げ出してしまった人は、念願の海外旅行に出かけられたとしても、現地の言葉がまったく理解出来ずにぼったくりにあったり、何かと困ったりすることになるでしょう。

先に苦労しておけば後で楽なことは多いですが、先に楽をしておくと後で苦労することが多いです。

嫌なことから逃げてばかりの人生だと、結果的に後になってから自分が苦労することが増えてしまうことは仕方がないでしょう。

2.やるべきことをやらなかったら周りの人も離れていく場合も

「辛いのは嫌だから」とやるべきことから逃げ回ってばかりいると、それを見た周りの人たちからの信頼はどんどんなくなってしまいます。

そして、「あいつは嫌なことから逃げてばかりだ」や「やらなきゃならないことも何かと理由をつけてサボろうとする」と悪評が立ってしまい、周りの人たちがどんどん離れていってしまうでしょう。

仲良くしてくれていた友人や、自分のことを評価してくれていた人も嫌なことから逃げ回ってばかりの様子に幻滅して離れてしまったら、周りには頼れる人も信頼できる人も、心の内を打ち明けられる人も誰もいなくなってしまうでしょう。

3.好きなことばかりやっていると好きなことでつまずいた時にどうしていいかわからない

嫌なことから逃げて、自分の好きなことばかりやっている人は、もし好きなことに対しても飽きを感じたり、嫌になったりしてしまった時には、他に何をすればいいのか分からなくなってしまうでしょう。

また、好きなことでつまずいたり、失敗したりすれば、余計にどうしていいのか分からずに、一人で困惑してしまうことになります。

自分の好きなことばかりやっている内に周りの人たちは離れてしまっているため、いざ困った時には誰も頼れる人がおらず、一人で立ち往生してしまうことになります。

4.運が悪ければ楽な生活はすぐに終わる

運が良ければ一生楽な道を進んだままで生きていけますが、運が悪ければ楽な生活はすぐに終わってしまうでしょう。

得意の口先とおべっかだけで出世できたとしても、実力主義の会社であれば直ぐにその能力の無さは露見してしまうでしょう。

そうなればまたあっという間に降格処分にされてしまい、周囲からも「そらみたことか」と嘲笑されてしまうでしょう。

楽な道を選ぼうとすれば、それなりにリスクを負う覚悟が必要です。

例えその覚悟をしたとしても、いざリスクが降りかかればそれなりに大変な目に遭うことはありますので、楽な道を選んだ結果その楽な生活が直ぐに終わってしまったとしても、仕方がないと諦めるしかないでしょう。

5.辛い道を耐えた人たちから馬鹿にされることも

楽な道ばかりを選んで生きていると、辛い道を耐えてきた人たちからは少なからず馬鹿にされることがあるでしょう。

自分が「大変だなぁ」と感じている時にも、「その程度大変でも何でもないよ」と上から目線で小馬鹿にされることもありますし、楽な道を選んできた人のことを「苦労知らずの甘ちゃん」だと非難されることもあるでしょう。

どんな生き方をしようがその人の自由ですので、辛い生き方をした人からであっても馬鹿にされる道理はありません。

しかしどうしても、あらゆる場面でもっと辛い思いをしてきた人たちからは下に見られてしまうことがあるでしょう。

辛い道を選んだ場合の5個のメリット

最初から辛い道だと分かっていたら、わざわざその道を選ぼうとする人はあまりいないでしょう。

もしも辛い道だと分かっているのに、あえてその道を選ぼうとする人がいるとすれば、それは辛い道の先で大きな成果やご褒美があることが分かっているからでしょう。

そうでなければ、わざわざ修行のように自ら苦難に向かっていくことは誰でもできることではありません。

辛い道の先ではそれなりに得られるものも大きいですが、辛い道を進んでいること自体で実は既に自分自身のためになっていることもあります。

辛い道を選んだ場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか?詳しくご紹介していきます。

1.辛い道を歩けば歩くほど強くなれる

雑草は、踏まれても踏まれても、たくましく立ち上がります。

何度も踏みつけられる度に、弱まるどころかむしろ強くなって、より頑丈に立ち上がることもあるでしょう。

そうした「雑草魂」のように、私たち人間もまた、辛い思いをすればするほどに、辛いことに対して心身が強くなっていきます。

辛い道を歩むことで経験するさまざまな苦しみや痛みは、受けている時には「もうやめて!」と悲鳴を上げそうになりますが、一度でもそれを経験することで次からはある程度の精神的な余裕を持って受けることができます。

「一度経験した」というのは自分にとってはかなりの強みになりますので、嫌々でも辛い道を選んでおくと、この先の人生で辛いことがあったとしても、過去の辛い思い出をバネに頑張ることができるでしょう。

2.辛い道を乗り越えると自信に繋がる

辛い道を乗り越えると、人は精神的に強くなりますが、それだけなく自信も手に入れることができます。