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目に見えないけど大切な11個のもの(続き4)

努力の積み重ねもあまり目に見えるものではありませんが、それ自体はとても大切なことです。

努力しなければ得られないものはたくさんありますし、結果を出すことも難しいでしょう。

周囲の人があまり見ていないところでの努力はより素晴らしい

人が一生懸命に努力する姿は素晴らしいですし、見ていて心を打つものがありますが、それはあくまでも努力している人を他の人が見た時に感じるものでしょう。

いくら努力しているからといって、それを自ら自慢げに話してしまうと、せっかくの努力の積み重ねも台無しになってしまうかもしれません。

もちろん努力を積み重ねたこと自体はどんなに貶そうとも素晴らしいことに変わりありませんが、周りからの印象が悪くなってしまうことで、余計な誤解やトラブルを生んでしまうこともあります。

努力すること自体は素晴らしいですが、人目があるよりも周囲に人がいないところで努力をする方がより素晴らしいと言えるでしょう。

真の友情

愛情や思い遣り、絆などの人と人との繋がりは、目に見えるものではありません。

けれども確かに見えない糸のようなものが広がっていて、その広がりに応じて人間関係はさまざまでしょう。

仲が良い友達ができると、その友達と楽しい時間を過ごすのが長いほど、友達との間に友情を感じることがあるでしょう。

自分を想っているからこそ時には叱咤してくれたり、辛い時には自分の時間を割いてでも励ましてくれたりすると、「いい友達を持ったな・・」としみじみと感じることもあるでしょう。

そうした表面上だけでない、真の友情というのは決して目に見えるものではありませんが、お互いに確かに強い絆のようなものを心に感じることがあります。

他人同士なのに、心から相手に対して強い友情を感じられるということ自体そうあることではありませんので、大切にするべきでしょう。

心と心が深くつながった信頼関係を築こう

「あいつなら絶対に自分を裏切らない」「あの子なら何があっても自分の味方でいてくれる」そうキッパリと言い切れるような友達があなたにはいますか?もしもいるのなら、あなた自身が相手のことを強く信頼しているということですので、それだけ信じられる相手がいるということはとても幸運なことでしょう。

また、自分からだけでなく、相手も心からこちらを強く信頼してくれているのなら、お互いに心と心が深くつながった信頼関係を築くことができるでしょう。

いくら仲が良くても、友達の本心は自分には分からないものです。

ちょっとした誤解から喧嘩をしてしまうこともありますし、お互いの本心が分からないからこそ、相手のちょっとした言動で自分が傷つくことや、相手を傷つけてしまうこともあるでしょう。

それでも心底からお互いを信じあえるのなら、その友情は何よりもかけがえのないものですし、できうる限り大切にした方が良いでしょう。

心底からの理解者というのは、そう簡単に得られるものではありません。

たった一人でも自分の理解者がいるのなら、その人をないがしろにして折角の友情を壊してしまうようなことはするべきではないでしょう。

大切なものは目に見えない

あなたにとっての大切なものとは何ですか?長年使っているお気に入りの時計や鞄、または親の形見の指輪など、人によって大切なものはさまざまです。

大切なものが品物である場合もありますが、一方で目には見えないものを大切にしているという人もいるでしょう。

目に見えないものを大切にしている人の場合、人と人との繋がりや絆、愛情や思い遣りといった気持ちの部分を重要視していることが多いでしょう。

人によって大切なものは違いますが、目に見えるものと見えないものとで優劣の差はありませんので、どんなものでも大切なものであることには変わりないでしょう。

大切なものに気付くためにはたくさんの経験が必要

人が自分にとって、本当に大切なものに気付くためには、たくさんの経験が必要です。

例えば社会の中で生きていくためには、時には周りに気を遣ったり、他の人と協力したりと、自分の感情を抑えて行動しなければならないことも多々あるでしょう。

しかし、ずっと一人だけで生きてきた人は、周りと協力することや、気を遣うということの必要性が分からないため、いざ社会に出た後で自分の思うままに行動出来ない壁にぶち当たることになります。

そこで人間関係でトラブルを起こしたり、怒られたりする経験を積むことで、初めて「社会で生きていくためには周りと上手くやっていかなければならない」ということを学びます。

自分にとって必要なことや大切なものに気付くためには、こうしたさまざまな経験を積むことが大切なのです。

物事を深く考えることが大事

物事は浅く考えていると、自分にとって大切なものになかなか気付くことはできません。

表面上だけで物事を見ても、それを心底から理解することはできませんし、浅く知っただけで自分が何もかも理解した気になっていると、より深い部分を目にした時には自分がいかに無知だったかを痛感することになるでしょう。

後になってから痛感するとダメージもそれなりに大きくなってしまうため、物事について考える時には、最初から深くまで考えるようにしましょう。

「これはこうなんだな」と直ぐに納得するのではなく、「何故これはこうなんだろうか」と理由や事情についてもしっかりと考えることで、目に見えない部分の大切さが分かることもあるでしょう。

謙虚な心と感謝の心を常に持つ

自分が誰かに何かをしてもらった時、それを「してもらって当たり前」だと感じていると、感謝の気持ちは生まれません。