しかしそれが時として周りからは「鬱陶しい」と言われたり、好意もあれば嫌悪の対象になったりすることもあります。
自分の理想とする「有名人の像」に自分がなることが出来ずに悩んでしまう人も多いでしょう。
そんな時には自信がなくなりますし、気持ちが落ち込んでしまうこともあります。
しかし、どんなトラブルがあっても、自分が有名になると決めたのなら、「自分ならやれる」と自分を信じて行動することが大切です。
自分を信じられない人が皆に好かれることは出来ませんし、また逆境に立ち向かうこともできません。
何があっても自分を信じて、がむしゃらに行動することが大切です。
周りの人を大切にする
有名になりたいからといって、どこでも激しく自己アピールをすればいいというわけではありません。
場の空気を読まずに出しゃばったり、いつでも自分の意見だけを押し出したりしようとすれば、例え有名になれたところでそれは悪評になってしまうため、名前は知られても周りの人たちが自分に寄ってくることはないでしょう。
人から好かれるような有名人になりたいと思うのなら、自己アピールはほどほどにして、常に周りの人を大切にしましょう。
何かをしてもらった時には相手に対する感謝の気持ちを忘れずに、また困っている人がいれば見返りがなくても積極的に助けていきましょう。
同じ有名になることでも、悪評ではなく高評で人から知られるようになれば、多くの人から慕われ、信頼されることも出来るでしょう。
有名になりたい人の心理とは
私たち人間は、承認欲求を持つのが普通です。
「親に認めてもらいたい」「好きな人に振り向いて欲しい」「人からちやほやされたい」などの感情は、誰もが持っているものです。
そうした感情が特に強く、またより多くの人から認められることで承認欲求を満たそうとする人が、自ら目立つ行動をして、有名になろうとすることが多いです。
特定の人物ではなく、あくまでも不特定多数の人から注目されて、有名になりたい人の心理とは、どのようなものなのでしょうか?有名になりたい人の心理をご紹介していきます。
注目されたい
有名になりたいという気持ちは、「人に注目されたい」「自分のことを知ってほしい」といった気持ちから生まれます。
それが特定の人物に対してではなく、不特定多数の人に向かうからこそ、誰にでも知られるような有名人になりたいという気持ちに繋がるのでしょう。
有名になるということは、それだけ人から注目されるということです。
そして「有名になりたい」と思う気持ちは、同時に「たくさんの人から注目されたい」と思う気持ちですので、有名になりたい人は、より多くの人から注目を受けることで、自分の承認欲求を満たそうとすることが多いです。
大抵の人は、自分を肯定的として捉え、また好感を抱いてくれる「注目」を望みますが、人によっては「とにかく注目されれば何でもいい」と考えることもあります。
この場合、犯罪を犯したり他人を傷つけたりする手段で有名になろうとすることもあるため、どのような感情でも厭わない強い承認欲求は、トラブルを引き起こすこともあるでしょう。
好かれたい
誰だって、進んで人に嫌われようとするよりは、好かれようと思いますよね。
人から好かれることも、相手が自分を認めているという事実になりますので、たくさんの人たちから自分が好かれていると感じることで、同時に「自分は(とても良い意味で)注目されている」と思うことができます。
親や友人、好きな人といった、特定の相手から好かれたいと思う人もいれば、初対面の人や不特定多数の人たちから好かれたいと思う人もいます。
人に嫌われることを恐れている人や、争い事が嫌いな人、皆で仲良くしていきたいと考えている人はこの傾向が強く、例え見ず知らずの人から好かれたところで、自分に何のメリットがなかったとしても、「好かれる」ということを重要視するため好かれることさえ出来ればそれで満足感を覚えることが出来ます。
チヤホヤされたい
「人から好かれたい」という気持ちは誰にでもありますが、その中でも「いろんな人たちからチヤホヤされたい」と考えている人もいます。
自分を好いてくれて、チヤホヤしてくれるような人の存在は、自分にとっては「自分の存在を認めてくれて、尊重してくれている相手」ですので、大いに自尊心や満足感を感じさせてくれることでしょう。
人からチヤホヤされると、それだけ自分が相手に大切にされていて、求められているような気持ちになります。
それは快感にも似た幸福感ですので、それを味わいたいと思うことは少なからずあるでしょう。
例えば朝起きたら母親が甲斐甲斐しく食事や出かける準備をしてくれて、通勤途中では初対面の人が席を譲ってくれて、会社では同僚や上司からにこにこと笑顔で接してこられたり、褒められたりしたらどうでしょうか?
きっと1日ハッピーで、ストレスなどほとんど感じないかもしれません。
そうした「チヤホヤされる自分の理想像」を持っている人ほど、現実でもチヤホヤされたいという気持ちが強い傾向があります。
すごいと思われたい
人からすごいと思われたい気持ちも、自分が有名になりたい思いへと繋がっています。
「スポーツで賞を取った」「成績優秀で表彰された」「仕事振りで上司や社長から褒められた」など、大勢の中から秀でた才能や能力を持ち、それを発揮している人は妬まれることもありますが、大抵は周囲の人たちから「あの人はすごいね」と思われていることが多いです。