みなさんは“はしたない人”と聞いて、どういう人を思い浮かべますか?
恐らく「はしたない」という言葉に対して良いイメージを持っている人は殆どいないでしょう。
なので、「周りから「はしたない人だ…」なんて思われたくない!」と考えるのが一般的だと思います。
しかし、自身の何気ない言動のせいで知らず知らずの内に他人にはしたない印象を与えてしまうこともあるのです…。
そこで今回は、“はしたないと思われてしまう人の15個の特徴”と“はしたないと思われない為の方法”をご紹介します!
周りからはしたない人間と思われていないか気になる人、過去に誰かから「はしたない!」と指摘されたことがある人、はしたない人間である自覚がある人は必見です。
はしたないってどういう意味?
「はしたない」という言葉にはいくつかの意味が存在します。
以下に辞書に載っている意味をまとめてみました。
・慎みがなく礼儀に外れたり品格が欠けており見苦しい様、不作法、下品、浅はか、卑しい、情けない、みっともない
・どっちつかずで落ち着きがない、中途半端、しっくりしない
・間が悪く恥ずかしい、決まりが悪くいたたまれない、ばつが悪い
・自分に向けられる他人の言動を、不快または迷惑に感じる様
・思いがけないことで不都合な様、困惑する様
・人に対する配慮が欠ける様、無情、無愛想、そっけない、つれない、むごい
・程度がはなはだしい、ひどい、激しい、したたか
「はしたない」の語源は、「はした(半端)=(一定の数量やまとまりにならない)足りない数や部分のこと」+「なし」からなる「はしたなし」の「はした」を接尾語によって形容詞化(=「はしたない」に)したものになります。
上の説明からも想像できる通り、元々の意味は「中途半端である」という意味。
「中途半端で収まりが悪い」という意味から、自身の感情を示す「身の置きどころがない、恥ずかしい」という意味が派生し、さらにそこから転じて、相手に不快な気持ちを抱かせる態度などを示す「見苦しい、行儀が悪い」といった意味を持つ様になったのです。
色んな意味があって驚かれたかもしれませんが、結局あまり良い意味の言葉でないことはみなさんの予想通りだったかもしれませんね。
はしたないと思われてしまう人の15個の特徴
言葉の意味を見て、ますます「周りに“はしたない人間”だと思われたくない!」と感じたかと思います。
ですが、どんなに自分で気を付けていたとしても、無自覚&何気ない言動で他人に不快な思いを抱かせてしまうこともないとは言い切れません。
つまり、はしたない言動だと自分では思っていなくても、他人にしてみたら十分はしたない言動に当てはまる可能性があるということなのです。
しかし、何がはしたない言動か自分では分からない・気付かないのでは、注意しようもありませんよね…?
ただこれについて別の見方をすると、はしたないと思われる言動をできるだけ多く把握しておけば、意識的にそれらを避けることができる=周りにはしたないと思われる可能性が低くなるということにもなります。
では、具体的にどんな言動が周りに「はしたない」と思わせてしまうのか…?
という訳でここからは、“はしたないと思われてしまう人の15個の特徴”をご紹介していきます!
「自分には関係のない話だ」と思っている人に限って意外と当てはまってしまうものなので、自覚のあるなしに限らず、みなさんも自分が以下の特徴に当てはまっていないか一応チェックしてみて下さいね。
1、言葉遣いが悪い
言葉遣いが悪い人もはしたないと思われがちです。
本人は「フランクな話し方で親しみやすさをアピールしているだけ」と思っているかもしれませんが、無意識に周りに不快な思いをさせている恐れもあります。
例えば「ヤバい」「マジ」「ウザイ」「~じゃね?」など、若者がよく使う砕けすぎた言葉遣いに対して、「頭が悪そう」「乱暴」「雑」「男性にも使って欲しくないけど、特に女性が使ってたら幻滅する」といった声も多いみたいです。
もちろん全ての若者言葉がはしたないという訳ではありませんし、学生ならそういった言葉を使っていても「まだ若いから仕方がない…」で許される部分もあるでしょう。
しかし、いい年をした大人なら言葉遣いにも気を付けたいところ。
気の置けない仲であっても相手に不快な思いをさせない為に、砕けた言葉遣いとはしたない言葉遣いとの線引きはちゃんとしておくべきしょう。
言葉遣いが悪い人に見られる特徴には、家族や友達も口が悪かったり(小さい頃からそういう環境で育ってきたので自分の言葉遣いが悪いことに気付いていないパターン)、
「自分が一番優れている」と勘違いして周りを見下していたり(「相手を気遣ったり丁寧な言葉を使う必要はない」と考えている)、
人の気持ちが分からず自分の言葉遣いで周囲が不快な思いをしていることに気付けなかったり、単純に敬語が使えないなどが挙げられます。