ゲームや映画で使われるフラグ回収
ゲームや映画の中ではこの言葉が使われる場面というのは比較的多くあります。
普段自分が瞬間瞬間に体験している事というのは、その時々に客観的に見るというのはなかなか難しいものですが、ゲームや映画の場合はそのストーリーを客観的に見て楽しむことができますよね。
それはゲームや映画は無意識のうちに 予測しながらストーリーを楽しんでいる 事がほとんどで、それによってフラグが回収できるようになるからです。
先を予測する事によって、自分とは関係のない事だったとしてもその物語を更に楽しむ事が出来るようになります。
死亡フラグ
物語の展開において、誰かが死んでしまうという事もあるでしょう。
誰か大事な人が死んでしまうという局面の中で、人は奮起して頑張れる事もあるかもしれません。
だからこそ、話を進めるという意味でも時にキャラクターの一人が死ぬことは必要な事なのかもしれません。
物語の中で『この人凄くいい人だ』なんて時には 死亡フラグが立つ とも言われています。
良い人であればあるほどその人が死んだときにショックが大きいからです。
伏線としてその人の株を上げておく事によって、より一層その人が居なくなった世界に切なさを足しているのでしょう。
恋愛フラグ
恋愛フラグというのは、お互いがお互いを好きになりそうなときに出てくるものなのでしょう。
なんとなく嫌な奴だと思っていた人の意外な一面を知ったり、実際は優しい人だったりとそんな一面を描く事によって恋愛フラグが立つのかもしれません。
恋愛フラグが立つという事は、 その先の展開にドキドキが生まれる ということです。
恋愛ドラマや映画などでは、このフラグがとても重要となっていきます。
あまりにも分かりやすいフラグもよくないですが、ある意味定番だからこそ多くの人が分かりやすく、ついドキドキしてしまうなんて事もあるのでしょう。
生存フラグ
死亡フラグは 死ぬかもしれないという伏線 です。
その反対に生存フラグというものも存在しており、それはその言葉の通り 生きているかもしれない可能性のフラグ です。
犯人と思われていた人が亡くなった場合、一旦その可能性は減るのでしょう。
ですが、物語が進むにつれてその人が生きている可能性が出てくるのです。
それが生存フラグです。
生存フラグが立つ事によって、物語は全く違った形になっていきます。
だからこそ、ネットの予想などでもこのフラグが一番盛り上がると言われています。
日常生活で使われるフラグ回収
フラグが立つという事は架空の話の中だけのような気がしてしまうものですが、実際には私たちの生活にもフラグは存在しているのです。
だからこそ、それらを知る事によって言葉の使い方を少し広げる事が出来るのかもしれません。
普段聞き慣れないという方も自分の生活に合った言葉を知る事によって、より分かりやすくこの言葉の意味を自分の物にする事が出来るでしょう。
残業フラグ
残業フラグは 残業がほぼ確定した ことを示しており、テンションが下がる瞬間と言えるでしょう。
更に言えば、自分以外の人から仕事を回された際にもそういった事を思う場合もあるかもしれません。
直接文句を言う事は出来なかったとしても、このフラグが立った事をツイッターなどに投稿する事によって、少しだけ気持ちを落ち着かせる事が出来るのかもしれません。