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中国四大美人は誰?知っておきたい美...(続き2)

国を傾けてしまうほど夢中にさせてしまうなんて、さすがは中国四代美女ですよね!

貂蝉

貂蝉は三国時代にいた美女です!
「閉月」と形容されていたのですが、その由来は花園で貂蝉が月に願い事をしていたときに、突然月に雲がかかったようで、そのときのことを見た人が「貂蝉は月より美しい」と語ったことからそう言われるようになったとのことです。

月より綺麗だなんて、一体どんな女性だったのでしょうね。

じつは、この貂蝉はあの有名な小説『三国演義』に登場する物語上の架空の人物なのです!三国演義というと、又の名を「三国志」としてアニメや映画、そしてゲームなどもあるほど日本でも大人気ですよね。

実際の小説上では、貂蝉は第8回に登場します。

小説上のストーリーとしては、三国志に登場する王允のために貂蝉は自分の美しさを使って董卓と腹心の部下・呂布を誘惑するという仕事をします。

二人を仲違いさせることが目的なのですが、月よりも美しい貂蝉ですから作戦は見事成功します。

日本の三国志では、このとき呂布が董卓を暗殺してしまうのですが、だいたいが貂蝉は自害します。

あるいは殺害というパターンもあるようですが、いずれにしても自分が成し遂げた仕事が実ったら死んでしまうというのが貂蝉の最期なのです。

美しさは短命で儚いといいますが、まさにこの世界四大美人の貂蝉からもそのように思わされます。

王昭君

王昭君は前漢の頃にいた美女です。

「落雁」と形容されていたのですが、由来についてご紹介しますね。

王昭君が生きていた時代の皇帝・元帝は、画家に女性の肖像画を描かせてそれによって後宮の女性を召し出していたそうです。

そのため、なんとしても選ばれたいと願う多くの女性は肖像画を描く絵師に賄賂をたっぷりと渡して綺麗に描いてもらうのが一般的だったようです。

しかし、この王昭君だけは絵師に賄賂を渡さなかったといわれています。

そのため、醜く描かれてしまい、匈奴の王に嫁ぐことになったそうです。

そのことから王昭君は「出塞曲」を哀切に演奏し、それを聞いて胸を打たれた空を飛んでいた雁の群れが次々と空から落ちた…という伝説があり、それによって「落
雁」と形容されるようになったのです。

みんながしている賄賂を渡さないという真の強さをみると、きっと自分の美しさに自信とプライドがあったのでしょう。

古き時代でも、真の強い美しい女性というのはみんなから慕われるものですね。

中国四大美人に選ばれたのも納得のいくエピソードです。

美の基準は日本とは違う?美女達の4個の特徴


中国にいた4人の美女についてご紹介させていただきましたが、中国の美の基準というのをみなさんは知っていますか?
その国によって「美しい女性」の基準とは異なるものなので、次に中国の美女と言われる女性の特徴と基準についてを解説していきます。

美白肌を持つ

白くて美しい肌の女性は中国でも一般的に美人と言われているようです。

こちらは日本でも言われていますが、美しさを保ちたい女性は紫外線や日焼けにとても注意して生活していますよね。

透明感のある美白の肌は、どんな女性でも憧れてしまうものです。

切れ長の目

中国四大美女の肖像画からも確認ができますが、中国では切れ長の目の女性を「美女」とされてきました。

日本でも古い時代はそのように言われていたこともありましたが、現代の日本ではぱっちり大きな瞳の女性にみんな憧れていますよね。

大きな瞳になると美人ではなく幼い印象を与えるため、色気やセクシーさに欠けるのかもしれません。

いずれにしても、中国の国ではぱっちり大きな瞳よりも切れ長の目の女性のほうが人気があるようです。

黒目が大きい

切れ長の目だとしても、黒目が大きいことは重要です。

黒目の大きさは確かに人によって異なりますよね。

もしも目が細い切れ長の女性の場合、黒目が大きければ目を見開いたときに白目よりも黒目のほうが範囲が広くなり、優しい印象を与えてくれます。