また、一度始めたことは最後までやり遂げようとしますし、それが仕事ともなれば、一生懸命に努力をしてきちんと成果を上げようと努めます。
行動も前向きで、自分の目標を達成させるために真っ直ぐに努力しますので、途中で誘惑に負けることもないでしょう。
そんな責任感の強さがまた、頼り甲斐や逞しさを感じさせるのです。
9.忍耐強い・粘り強い
逞しさがある人は、忍耐強く粘り強い性格をしています。
元々の性格は飽き性だったり諦めやすかったりしても、何度も場数を踏んで自分で努力を重ねてきた結果、忍耐強さと粘り強さを身に付けるに至り、それが逞しさを感じさせることになった人もいるでしょう。
忍耐強く粘り強い人というのは、何か一つやり始めたら、それである程度の結果が出るまでは辛抱強く続けようとします。
途中で誘惑にあったり、放り投げてしまいそうになったりしても、「まだもう少し頑張ろう」と気を持ち直してやり続けます。
するとどんなことでもやっていればそれなりの結果は出ますので、ある程度の結果が出たところで満足して切りをつけることでしょう。
忍耐強さと粘り強さがあると、困難に陥った時でも自分の力で解決しようという気持ちになれますし、また実際に行動している内に新たな経験値にもなるでしょう。
10.男女問わず男らしさがある
逞しさとは、本来は男性に使われることの多い言葉でしたので、逞しさイコール男らしさのイメージがある人もいるでしょう。
しかし実際には、女性であっても男らしさを感じさせる人はいますし、そうした男らしさを持つ女性が逞しさも持っていることが多いです。
男らしい女性というのは、例えば男性並みに力持ちだったり、仕事やプライベートの面で頼れたり、豪快で気持ちのいい性格をしていたりします。
もしくは、サバサバした性格で、学生時代から同性にモテるタイプの女性かもしれません。
男性顔負けの男らしさを持つ女性からは、いかにも逞しさを感じさせることでしょう。
一方で、男らしい男性の場合には、男性的な力強さや頼もしさを感じさせることが多く、「これぞ男」といったイメージのある男性ほど、逞しさを感じさせることが多いです。
11.前向きな考え方
逞しさがある人というのは、基本的に前向きな考え方をしています。
どんなに困難な状況下でも、悪い未来を考えるよりも、良い未来を考えて前向きに行動しようとします。
「もうダメだ」と落ち込んで暗くなっている人に対しては、誰も逞しさなど感じることはありませんよね。
逞しさがある人は、簡単に諦めたり、落ち込んだりすることなく、いつでも前向きに「やってみよう」の精神で行動するため、その姿に逞しさを感じる人が多いのです。
もし悪い結果になってしまったとしても、「この経験を学びに変えよう」とやはり前向きに考えて反省を活かそうとします。
良いことも悪いことも含めて、どんなことに対しても前向きな姿勢をしているからこそ、逞しさを感じさせるのかもしれませんね。
12.仕事ができる
逞しさがある人は、どんなことにも一生懸命に取り組もうとします。
難しい仕事であっても果敢に取り組んで成果を出そうと努力するため、結果的に周囲が認めるような成果を上げて、上司や同僚から評価を得ることが多いです。
また、仕事で具体的に成果を上げることがない場合でも、毎日真面目に仕事に対して取組み、自分なりに一生懸命に努力していますので、そうした仕事に対する姿勢によって、「あの人は仕事ができる」と評価されることも多いでしょう。
当人は自分でも仕事を頑張っている自覚があれば、「それなりに仕事ができる」と自信を持っていることも多く、かといってその自信をひけらかすようなことはしません。
また、仕事ができる自覚がなければ、周囲から評価されてもそれで調子に乗ることなく、黙々と努力をし続けることでしょう。
13.積極的に行動する
逞しさがある人は、いつでも積極的に行動します。
友人と遊びに行く約束をすれば、自分から「〇〇に行こうよ」と提案することも多いですし、当日の時間やスケジュールに関しても、積極的に立てようとするでしょう。
また、初対面の人と接する時でも、自分から積極的にコミュニケーションを取りにいきますので、引っ込み思案な性格の人がおろおろしている間に、何人もの人たちと知り合って、人脈を広げることもあります。
勉強でも試験や課題の週間に入った直後からきちんと勉強を始めますし、仕事でも自分からどんどん新しいことを身に付けようと上司や先輩に声をかけて、積極的に仕事に取り組もうとすることでしょう。
そうした積極性を元々の性格で持っている人は、わりと早い内から逞しさを感じさせることがあります。
一方で、必要にかられて積極性を身に付けた人であっても、積極的に行動している内に逞しさが身につくこともあるでしょう。
14.トラブルに動じない
逞しさがある人は、ちょっとやそっとのトラブルには動じません。
何故なら、すでにさまざまな経験を経て、今の逞しさを身に付けているからです。