青春時代を送る学校生活は、一生の内でも限られた短い時間しかありません。
人生でもたった一度の学校生活を、どうせなら毎日楽しく送りたいですよね。
ですが、勉強や人間関係など、さまざまな理由から楽しめていない人も少なくはありません。
そこで今回は、学校生活を楽しく送るための方法をたくさんご紹介します!
学校生活が楽しくなる8個の方法
具体的に、どんなことをすれば学校生活が楽しくなるのでしょうか?今まさに学校生活が楽しくない人にとっては、「何をしたって楽しくなるはずがない・・」と思えるかもしれません。
確かに、「どうせ上手くいかない」と思っている状態のままでは、どんなに楽しいことをしたところでそれを楽しいとは思えませんよね。
学校生活を楽しくしたいと思ったら、まずは自分が「学校生活を楽しいものにしよう!」という気持ちにならなければなりません。
無理して前向きになる必要はありませんが、たった一歩だけでも、自分から楽しくなるように行動することが大切です。
小さな一歩でも、それを毎日続けていれば、次第に学校生活が楽しくなってくることでしょう。
自分に合った方法を見つけて、それを実践してみてください。
気持ちは行動を起こすことで変わりますので、まずは最初の一歩が肝心です。
何でも話し合える仲の良い友達を作る
いきなり本音で話し合える友達を作ろうと思っても、中々直ぐには作れないでしょう。
「この子には自分の本音を話しても大丈夫だろうか?」「この子とは親しい友達としてやっていけるだろうか?」と、最初から友達になれるかの算段をしていると、素直な気持ちで人と接することができなくなってしまいます。
まずは友達になれるか窺うよりも、いろんな人とたくさん話す機会を作りましょう。
毎日一言でもいいから会話をすることで、段々と相手のことを知れるようになってきます。
また、相手もあなたのことが分かるようになってくるでしょう。
いろんな人と話をしながら、その中でもとくに気が合う人を見つけたら、自分から積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
「友達になろうよ!」とがっつくのではなく、気付いたらいつも一緒に過ごしているような距離の縮め方をすれば、相手も自然と友達として受け入れてくれるようになるかもしれません。
そして、ある程度仲良くなったところで、そこから自分がどこまで本音を話せるのかを探っていきましょう。
心が許せる友達は、一朝一夕で作れるものではありません。
じっくりと時間をかけて何でも話し合える友達を作っていきましょう。
大きな心の支えになってくれる
何でも話し合える仲の良い友達ができれば、それが自分にとって大きな心の支えになってくれます。
好きな人ができたときには、友達に相談して恋を応援してもらえますし、また同じように自分も友達の恋の応援をすることもあるでしょう。
試験期間には一緒に勉強をしたり、落ち込んだ時にはお互いに励まし合ったりしていれば、どんな時でも前を向いて学校生活を送れるようになります。
また、時には喧嘩をすることもありますが、本音で話し合えばこそ、意見がぶつかることもあるでしょう。
時間をおいて謝罪をし、本心を伝え合えば、きっと今よりもっと仲良くなれることでしょう。
学生時代に作った友達とは、社会人になって距離が離れてからもずっと仲の良い友達同士でいることも多いです。
学校生活の間だけではなくて、一生の友達を作るような気持ちで過ごしていれば、きっと相手にもそれが伝わるでしょう。
勉強は全部を完璧にしようと思わなくて良い
学生の本分は学ぶことですが、だからと言って勉強の全部を完璧にしようと思う必要はありません。
誰にでも得意不得意はありますし、不得意な教科を頑張って勉強してできるようになれば、それはとても嬉しいことでしょう。
しかし、不得意な教科をできるようにすることと、何でも完璧に勉強ができることとは違います。
勉強に完璧を求めてしまうと、毎回試験の度に自分の順位で一喜一憂してしまいますし、試験の順位や勉強の出来不出来がすべての基準になってしまいます。
進学希望先によっては、必死になって勉強しなければならないこともありますが、勉強ばかりに囚われていると、学校という社会の中での人間関係を築きにくくなってしまうでしょう。
いくら勉強ができても、昼休みや放課の時間に一人きりで寂しく過ごすのでは辛いですし、勉強ではそうした心の隙間を埋めることはできませんよね。
勉強はもちろんしっかりとやるに越したことはありませんが、それだけに囚われないように気を付けましょう。
ひとつの教科がずば抜けて出来ることでも評価が高くなる
勉強をしていれば、誰でも得意な教科と、そうでない教科との差ができてしまうものです。
現国は得意でも数学は苦手だったり、音楽は得意でも体育は苦手だったりと、得意不得意も人それぞれです。
もちろんどの教科もまんべんなくできることが理想ではありますが、中々現実は上手くいきませんよね。
学校生活の中では、ひとつの教科がずば抜けて出来ることでも評価が高くなります。
例え現国が苦手でも数学が学年でも上位なら、少なくとも数学の授業や試験では活躍できますし、数学が苦手な子から教えを乞われることもあるでしょう。
とくに学生の場合には、自分の苦手な教科を友達同士でお互いに教え合って補うことも多いので、自分の不得意な教科に悩むよりも、できる教科をもっと伸ばすことに専念しましょう。
「この教科だけはできる!」と自信が持てれば、自己PRの場面などでもそれを話題にすることができます。
心の負担が少なくなる
勉強を全部完璧にやろうと思わなくても良くなれば、心の負担が少なくなります。
「全部できなきゃ」というプレッシャーは、自分が思う以上に心に負荷をかけてしまいます。
また、勉強することにばかり気持ちが囚われてしまって、他の友達関係を築くことなどが上手くいかなくなってしまうこともあるでしょう。
「全部完璧にできなくてもいいんだ」と思うことさえできれば、自分でも驚くほどに心が軽くなり、気持ちにも余裕が生まれることでしょう。
「勉強を全部完璧に」とこだわる人の場合、家庭環境の影響でそう考えてしまっていることは良くあります。
とくに両親から勉強の出来不出来に関して口煩く言われてしまっている人は、親の期待に応えようとして必死になってしまいます。
けれど、「親の言うことが絶対ではない」という気持ちを自分の中に持つことで、頑張り過ぎる自分にストップをかけてあげられるようになるでしょう。
時には力を抜いて、自分を休ませてあげることも必要です。
趣味や特技を持つ
趣味や特技を持つことで、学校生活が楽しくなることもあります。
例えば読書が趣味の人は、図書館で好きなだけ本が読めますし、同じような本好きの人と友達になれるかもしれません。
運動が特技の人は、自分の運動神経を活かすことで授業や体育祭などでは活躍できますし、部活動でも実力を発揮することができるでしょう。
一見学校生活とは関係のない、ゲームなどの遊びに関することが趣味の人も、同じような趣味を持つクラスメイトと仲良くなれば、学校帰りに一緒に遊ぶこともできるでしょう。
何も好きなことや趣味がない人よりも、何か一つでも趣味や特技を持つことで、学校の中でも交友関係が広がりますし、自分が活躍できる場を作ることもできるでしょう。
その技術や特技を部活などで発揮する
運動が趣味や特技の人は、授業や体育祭、部活などで大いに活躍することができます。
サッカーが得意な人はサッカー部に入ることで自分の実力をより向上させられますし、また卓球が特技の人も部活で卓球の腕を磨けば大会で活躍することもできます。
学校生活では勉強も大切ですが、部活動などで体を動かしたり、そこで交友関係を築いたりすることも大事です。
学校の中でどんな風に楽しく過ごすのかを決めるのは自分自身ですので、できるだけ楽しい学校生活が送れるように、自分から積極的に行動していきましょう。
周囲から認められるものを持つことで毎日を生き生きと過ごせるようになる
勉強、運動、遊びなど、何か一つでも趣味や特技があることで、周囲の人たちから認められることもあります。
例えば勉強が得意な人は、試験が近づけばクラスメイトから頼りにされることがありますし、勉強を通じて新しい友達関係を築いていくことも可能でしょう。
また、運動が好きな人は、同じような運動好きの人とより親しい関係を築けるだけでなく、部活動や大会などでは大いに実力を発揮して活躍することもできます。
さらに趣味が遊びや学校生活とは関係ないことであっても、自分の趣味が周りに認められることで交友関係が広がることもあります。
趣味がまったくない人は、周りの友達やクラスメイトがどんな趣味や特技を持っているのかを聞いて、自分も試しにやってみてはどうでしょうか?いくつも新しいことにチャレンジしていく内に、自分でもはまれる趣味を見つけられるかもしれません。
そうしたら同じ趣味を持つ友達を作って、より充実した学校生活にしていくこともできるでしょう。
また、元々趣味や特技がある人は、それを隠さずにクラスメイトや友達に堂々と話しましょう。
自分の好きなことを人に話していく内に、同じような趣味を持つ人に出会えるかもしれませんよ。
上手に人間関係を構築する
学生の本分は勉強ですが、学校生活を楽しもうと思ったら、何よりも学校での人間関係を上手に構築することが重要です。
例えどんなに勉強ができても、友達が1人もいなかったら、学校生活はきっとつまらないものになってしまうでしょう。
また、クラスメイトを思い遣ったり、上手くコミュニケーションが取れなかったりすることで、最悪の場合はいじめに遭ってしまうこともあります。
学校生活が楽しくないと思ってしまう理由の多くは、学校での人間関係が上手くいかないことです。
学校だけでなく、会社でも同じ理由で仕事を辞めてしまう人はいますので、ある集団社会の中における人間関係の構築というのは、それだけ重要なポイントになっています。
上手に人間関係を構築するためには、周りの人に優しく接し、けれども決して自分は都合のいい人間にはならないように気をつけて生活を送ることです。
いつも笑顔で人に優しく接していれば、少なくとも嫌われることはありません。
また、いざという時には周りに従い過ぎずに、自分の意見をハッキリと口にすることで、八方美人だと嫌味を言われることもないでしょう。
人間関係は、時間をかけてゆっくりと上手に構築していきましょう。
マイナスの影響を受ける人からは上手く距離を置こう
上手に人間関係を構築するためには、なるべく誰とでも良好な関係を築くことが一番ですが、かといって自分にマイナスの影響を与えるような人とはあまり関わり合う時間を作らない方がいいでしょう。
例えば「学校をサボろう」「気に入らないやつを一緒にイジメよう」と唆してくるような人とは親しくする必要はありません。
そんな人と一緒にいたところで、自分自身の成長は望めませんし、もしもイジメに加担していたとでも周りに誤解されたら、学校生活が一気に気まずいものになってしまいます。
なるべく誰とでも平等に付き合えるのが理想ですが、だからといって自分に不利益や害をもたらすような人とは関わらない方がいいでしょう。
まるきり無視をしてしまうと、他の人まで巻き込んで人間関係のトラブルになってしまいかねませんので、軽い挨拶程度を交わす関係を築いて、不仲ではなくても必要以上に近い距離にならないように気を付けましょう。
一緒にいて元気になる人と付き合おう
学校で友達を作ったり、交友関係を築いたりする時には、自分が一緒にいて元気をもらえるような人を選びましょう。
「この人と話すといつも自分が笑顔でいられるな」と思える相手がいれば、その相手のことはとくに大切にして、良い関係を築けるよう努力しましょう。
自分をいつも笑顔にしてくれたり、元気にしてくれたりする人というのは、あなた自身にとって貴重な存在と言えます。
何をするにも気力がないよりはあった方がいいですし、元気でいれば積極的な気持ちも生まれます。
自分をそんな風に元気にしてくれるような人に出会えたら、その人との関係を築けるようにしましょう。