ひとつの教科がずば抜けて出来ることでも評価が高くなる
勉強をしていれば、誰でも得意な教科と、そうでない教科との差ができてしまうものです。
現国は得意でも数学は苦手だったり、音楽は得意でも体育は苦手だったりと、得意不得意も人それぞれです。
もちろんどの教科もまんべんなくできることが理想ではありますが、中々現実は上手くいきませんよね。
学校生活の中では、ひとつの教科がずば抜けて出来ることでも評価が高くなります。
例え現国が苦手でも数学が学年でも上位なら、少なくとも数学の授業や試験では活躍できますし、数学が苦手な子から教えを乞われることもあるでしょう。
とくに学生の場合には、自分の苦手な教科を友達同士でお互いに教え合って補うことも多いので、自分の不得意な教科に悩むよりも、できる教科をもっと伸ばすことに専念しましょう。
「この教科だけはできる!」と自信が持てれば、自己PRの場面などでもそれを話題にすることができます。
心の負担が少なくなる
勉強を全部完璧にやろうと思わなくても良くなれば、心の負担が少なくなります。
「全部できなきゃ」というプレッシャーは、自分が思う以上に心に負荷をかけてしまいます。
また、勉強することにばかり気持ちが囚われてしまって、他の友達関係を築くことなどが上手くいかなくなってしまうこともあるでしょう。
「全部完璧にできなくてもいいんだ」と思うことさえできれば、自分でも驚くほどに心が軽くなり、気持ちにも余裕が生まれることでしょう。
「勉強を全部完璧に」とこだわる人の場合、家庭環境の影響でそう考えてしまっていることは良くあります。
とくに両親から勉強の出来不出来に関して口煩く言われてしまっている人は、親の期待に応えようとして必死になってしまいます。
けれど、「親の言うことが絶対ではない」という気持ちを自分の中に持つことで、頑張り過ぎる自分にストップをかけてあげられるようになるでしょう。
時には力を抜いて、自分を休ませてあげることも必要です。
趣味や特技を持つ
趣味や特技を持つことで、学校生活が楽しくなることもあります。
例えば読書が趣味の人は、図書館で好きなだけ本が読めますし、同じような本好きの人と友達になれるかもしれません。
運動が特技の人は、自分の運動神経を活かすことで授業や体育祭などでは活躍できますし、部活動でも実力を発揮することができるでしょう。
一見学校生活とは関係のない、ゲームなどの遊びに関することが趣味の人も、同じような趣味を持つクラスメイトと仲良くなれば、学校帰りに一緒に遊ぶこともできるでしょう。
何も好きなことや趣味がない人よりも、何か一つでも趣味や特技を持つことで、学校の中でも交友関係が広がりますし、自分が活躍できる場を作ることもできるでしょう。
その技術や特技を部活などで発揮する
運動が趣味や特技の人は、授業や体育祭、部活などで大いに活躍することができます。
サッカーが得意な人はサッカー部に入ることで自分の実力をより向上させられますし、また卓球が特技の人も部活で卓球の腕を磨けば大会で活躍することもできます。
学校生活では勉強も大切ですが、部活動などで体を動かしたり、そこで交友関係を築いたりすることも大事です。
学校の中でどんな風に楽しく過ごすのかを決めるのは自分自身ですので、できるだけ楽しい学校生活が送れるように、自分から積極的に行動していきましょう。
周囲から認められるものを持つことで毎日を生き生きと過ごせるようになる
勉強、運動、遊びなど、何か一つでも趣味や特技があることで、周囲の人たちから認められることもあります。
例えば勉強が得意な人は、試験が近づけばクラスメイトから頼りにされることがありますし、勉強を通じて新しい友達関係を築いていくことも可能でしょう。
また、運動が好きな人は、同じような運動好きの人とより親しい関係を築けるだけでなく、部活動や大会などでは大いに実力を発揮して活躍することもできます。
さらに趣味が遊びや学校生活とは関係ないことであっても、自分の趣味が周りに認められることで交友関係が広がることもあります。
趣味がまったくない人は、周りの友達やクラスメイトがどんな趣味や特技を持っているのかを聞いて、自分も試しにやってみてはどうでしょうか?いくつも新しいことにチャレンジしていく内に、自分でもはまれる趣味を見つけられるかもしれません。
そうしたら同じ趣味を持つ友達を作って、より充実した学校生活にしていくこともできるでしょう。
また、元々趣味や特技がある人は、それを隠さずにクラスメイトや友達に堂々と話しましょう。
自分の好きなことを人に話していく内に、同じような趣味を持つ人に出会えるかもしれませんよ。
上手に人間関係を構築する
学生の本分は勉強ですが、学校生活を楽しもうと思ったら、何よりも学校での人間関係を上手に構築することが重要です。
例えどんなに勉強ができても、友達が1人もいなかったら、学校生活はきっとつまらないものになってしまうでしょう。