また、クラスメイトを思い遣ったり、上手くコミュニケーションが取れなかったりすることで、最悪の場合はいじめに遭ってしまうこともあります。
学校生活が楽しくないと思ってしまう理由の多くは、学校での人間関係が上手くいかないことです。
学校だけでなく、会社でも同じ理由で仕事を辞めてしまう人はいますので、ある集団社会の中における人間関係の構築というのは、それだけ重要なポイントになっています。
上手に人間関係を構築するためには、周りの人に優しく接し、けれども決して自分は都合のいい人間にはならないように気をつけて生活を送ることです。
いつも笑顔で人に優しく接していれば、少なくとも嫌われることはありません。
また、いざという時には周りに従い過ぎずに、自分の意見をハッキリと口にすることで、八方美人だと嫌味を言われることもないでしょう。
人間関係は、時間をかけてゆっくりと上手に構築していきましょう。
マイナスの影響を受ける人からは上手く距離を置こう
上手に人間関係を構築するためには、なるべく誰とでも良好な関係を築くことが一番ですが、かといって自分にマイナスの影響を与えるような人とはあまり関わり合う時間を作らない方がいいでしょう。
例えば「学校をサボろう」「気に入らないやつを一緒にイジメよう」と唆してくるような人とは親しくする必要はありません。
そんな人と一緒にいたところで、自分自身の成長は望めませんし、もしもイジメに加担していたとでも周りに誤解されたら、学校生活が一気に気まずいものになってしまいます。
なるべく誰とでも平等に付き合えるのが理想ですが、だからといって自分に不利益や害をもたらすような人とは関わらない方がいいでしょう。
まるきり無視をしてしまうと、他の人まで巻き込んで人間関係のトラブルになってしまいかねませんので、軽い挨拶程度を交わす関係を築いて、不仲ではなくても必要以上に近い距離にならないように気を付けましょう。
一緒にいて元気になる人と付き合おう
学校で友達を作ったり、交友関係を築いたりする時には、自分が一緒にいて元気をもらえるような人を選びましょう。
「この人と話すといつも自分が笑顔でいられるな」と思える相手がいれば、その相手のことはとくに大切にして、良い関係を築けるよう努力しましょう。
自分をいつも笑顔にしてくれたり、元気にしてくれたりする人というのは、あなた自身にとって貴重な存在と言えます。
何をするにも気力がないよりはあった方がいいですし、元気でいれば積極的な気持ちも生まれます。
自分をそんな風に元気にしてくれるような人に出会えたら、その人との関係を築けるようにしましょう。
時間を大切に過ごそう
学校生活は、長いようであっという間に過ぎていきます。
高校までの3年間は、2年目が過ぎた頃から進学や就活などで一気に忙しくなるため、ゆっくりと思い出作りに勤しむ暇もなくなってきます。
また、大学では4年間ありますが、3年生頃から研究室に入って論文に追われたり、就活に追われたりしますので、最初の2年間でどれだけたくさんやりたいことをやるかにかかってきます。
もちろん1年目から順調にやることをやっていれば、卒業前には友達と旅行に行ったり、好きに時間を過ごしたりすることもできるでしょう。
しかし、ダラダラと時間を無駄に過ごしていると、学校生活はあっという間に終わってしまいます。
いざ卒業してから「もっと思い出作りをしておけばよかった」と後悔しても遅いので、今からでも時間を大切に過ごしましょう。
ダラダラして無駄にする時間は勿体ない!
学校生活をダラダラして無駄に過ごしていると、いざやりたいことができた時にはもう進学や就活が迫っているかもしれません。
そうなると毎日忙しくて、自分の好きなことをたっぷりと楽しめなくなります。
また、友達と一緒に思い出作りを楽しみたくても、友達も進学や就活で忙しく、誘うことができなくなってしまいます。
入学最初の1年間も目まぐるしいですが、落ち着いたら毎日自分なりに目標を作って過ごすなり、たくさん友達と遊ぶ時間を作るなりして、できるだけ後悔の少ない学校生活を心がけましょう。
「時間を無駄にしないとは言っても、何をすればいいのか分からない」という人は、趣味や好きなことがあるのなら、毎日少しでもそれに触れる時間を作るといいでしょう。
また、何もしたいことがなければ、何でもいいので毎日一つ自分で目標を立てると良いでしょう。
「今日は自炊を頑張る」や「バイトを一生懸命やる」「図書館で読みたい本を見つける」など、どんなことでも構いません。
自分で目標を決めて毎日それをクリアしていれば、後になって学校生活を振り返った時に、決して無駄に過ごしたとは思わないでしょう。
困っている人のために何かする時間を作ろう
自分では何もしたいことがないという人は、自分のためではなく、誰かのために積極的に行動してみてはどうでしょうか?
例えば学校のボランティア活動に参加したり、周りで困っている人のために何かする時間を作れば、無駄にただ時間を過ごすということはなくなります。
友達が恋愛で悩んでいるのなら相談に乗ることで少なからず友達の助けになりますし、またクラスメイトが委員会の仕事に追われて大変そうだったら、自分が同じ委員会でなくても助けてあげるといいでしょう。
困っている人のために何かをしてあげるというのは、その動機が何であれ素晴らしいことですし、実際に助けられた人が喜んでくれるのなら、それに越したことはないでしょう。