北海道の雪は他県とは異なり、パウダースノウと言われているように、湿気が少なくサラサラしている特徴があります。
このため、雪が衣服に付いても、気温の低さも手伝って濡れることがありません。
一方、他県に降る雪は湿気が多く、衣服に付くと溶けて濡れてしまいます。
しかし、北海道の雪はパウダースノウですので、濡れることがないため、手で払うことができます。
ですから、雪が降っても傘をさす必要がありません。
また、雪が多く降っているときには、フード付きコートを着ますので、傘が必要ありません。
冬のベビーカーはソリ
北海道の冬は、歩道にも多くの雪が積もります。
このため、ベビーカーの車輪に雪がマトワリ付いて、車輪がスムーズに回らなくなります。
また、路面が凍結することもあり、車輪のベビーカーでは、滑ってバランスを崩して倒れる危険性があります。
このようなことから、雪が積もって滑る歩道を安全に進むためには、ソリが安定しています。
北海道の雪は、パウダースノウですので、ソリを引くときにも力を入れなくともスムーズに進みますので楽です。
盆踊りは2部構成で開催
北海道の盆踊りは2部構成になっているのが一般的です。
北海道の短い夏を大人も子供も満喫するために、盆踊りも大人だけではなく子供たちも一緒に楽しめるように工夫されています。
盆踊りの第1部は、子ども盆踊りからスタートします。
子供盆踊り唄に合わせて子供たちは楽しく踊ります。
こうして、子ども盆踊りが終わるときには、お菓子やジュースなどの景品が参加した子供たちに配られます。
第2部は大人の部として、大人の盆踊りが行われます。
地域や町内会によっては、奇抜さを競う仮装大会盆踊りも行われることがあります。
待ってました北海道新幹線
整備計画から約半世紀の43年を経て実現された北海道新幹線は、北海道民にとっての悲願でもありました。
「北の大地」と言われ、本州とは陸続きになっていない北海道にとっては、北海道新幹線の開通により、本州との距離感がグッと短くなる感覚を与えてくれます。
本州との行き来が飛行機またはフェリーのみの状況から新幹線が加わり、近い将来、札幌まで伸びることで、更に便利さが倍加します。
冬期間には多くの積雪がある中で雪煙を挙げて、北海道新幹線が疾走する姿は圧巻と言えます。
残り物はとりあえず玄関へ
北海道では冬の期間は、厳しい寒さのため、玄関の温度が0度位になることが珍しくありません。
ですから、食べ物の残り物が冷蔵庫に入りきらないボリュームの時には、冷え切っている玄関に置くことがあります。
お店から買ってきた食べ物などのパックを玄関に置いておき、食べたくなったら玄関から持ってくるという家庭もあります。
北海道の広さなめんな!
「北の大地」と言われる北海道の広さは、実感し難い面があります。
そこで、他の都府県と比較をしてみましょう。
北海道の広さを東京都と比較すると、面積は東京の40倍ほどになります。
また、北海道の大きさは、日本の国土全体の約22%にあたります。
つまり、日本全体の1/5の面積が北海道になりますので、広大さを改めて感じます。
本州の雪なんて積もってない
北海道の冬期間の積雪は、一晩で数10センチ降ることは日常茶飯事で珍しくありません。
地域によっては、1メートルを超えることもあり、朝起きると玄関が雪で塞がれていて、出勤することが出来ないこともあります。
積雪のため線路に雪が積もり、電車が走ることが出来ず、止まることもあります。
このような時は、ラッセル車が線路の雪を払い除けて、電車が走れるようにします。