本州でみられるような、数センチ程度の積雪なら、北海道では「雪が積もった」とは言いません。
ママさんダンプが大活躍
冬場の雪かきで大活躍するのが、「ママさんダンプ」と言われているスノーダンプです。
北海道の積雪の量では、スコップを使った雪かきでは、一日掛かっても終わらないことがあります。
ですから雪かきには、ママさんダンプが冬場の生活必需品になっています。
「ママさんダンプ」の呼び名の由来は、“家庭のママ(おかあさん)でもダンプカーのように沢山の雪を運べる”という意味からきていると言われています。
送料無料(北海道と離島は除く)
「北の大地」である北海道は、本州と陸続きになっていないため、本州からの商品の輸送には航空機やフェリーに頼らざるを得ない面があります。
陸続きであれば、トラック輸送などで安価な送料で済みます。
しかし、飛行機による輸送では、送料が高額になります。
北海道民にとっては、“送料無料(北海道と離島は除く)”の表示を目にすると、“島国感”が湧いてきます。
ザンギはただの唐揚げじゃない!
北海道では、鶏の唐揚げのことを、「ザンギ」と呼んでいます。
「ザンギ」の食感は、唐揚げとは違います。
ザンギの発祥地は、北海道東部の釧路と言われています。
ザンギは、素材の鶏肉に独特な下味がシッカリと付けられているところが、唐揚げとは違う点になります。
ザンギは、お店独自の下味が勝負になり、唐揚げとは一線を画しています。
本州のことを「内地」と呼ぶ
「内地」というコトバは、戦前の日本において、本土を指すときに使われていました。
本州では殆んど使われることのない、「内地」というコトバは、北海道では未だに使われています。
一方、北海道民は自分たちが住んでいる北海道を「道内」と言い、本州を「道外」と言うことがあります。
「道外」という言い方に代わる言い方が「内地」になります。
「内地」という言い方は、本州を起点にした考えが基になっています。
本州を起点に観ると、北海道は陸続きになっていないため「外地」という観方になります。
やきそば弁当大好きです
やきそば弁当は、北海道民に広く親しまれていて、「やき弁」と呼ばれています。
数あるカップ麺の中でも、やきそば弁当はダントツに人気があります。
焼きそば弁当には中華スープの素が付いていて、湯切りする際のお湯でスープを作ることができます。
やきそば弁当の味は、塩味、たらこ味バター風味などバラエティーに富んでいて、沢山の味を楽しめます。
やきそば弁当は、1970年代後半に発売されて以来、未だに人気商品として、北海道民の食生活に定着しています。
歯ごたえとコシのある麺が人気の秘訣になっています。
カツゲンも大好きです
カツゲンの元祖は、1930年代の乳酸飲料「活素」(かつもと)が始まりと言われています。
その後、「活源」(かつげん)の商品名で発売されました。
今では、60周年を迎えるに至り、北海道のロングラン商品になっています。
カツゲンの由来は、“活力の給源”というコトバです。
北海道では、今でも乳酸飲料の人気商品の1つが「カツゲン」です。
愛飲者は、子どもからお年寄りまで幅広い層に人気が定着しています。
カツゲンは、北海道民の“ソウルドリンク”とも言われています。
絆創膏?いや「サビオ」でしょ
「サビオ」とは、絆創膏の中の商品名です。