地方創生と言う言葉を最近よく聞くようになりましたが、実際に地方は活性化されているのかと聞かれますと、疑問な点の方が多く浮かびあがっているような感じがします。
地方を活性化するために地域の活性化に取り組んでいる自治体やら企業はいっぱいいますが、効果はと聞かれましたら、一過性の物に過ぎない感じがして、これといったことが明確に表されていないような感じがします。
そもそも地域活性化という言葉が生まれたのはいつぐらいなのでしょうか?そのことを具体的に答えられる人は少ないです。
地方活性化のモデルになったのが、2009年に総務省が作った地域おこし協力隊の制度です。
首都圏などから地方に来て、地域の活性化に取り組む協力隊の制度ですが、世に認識されたのが、2012年のドラマ「遅咲きのヒマワリ」で地域おこし協力隊をメインにした話から浸透し、その後各地で地域おこし協力隊の募集が活発になりました。
しかし、実際、地域おこし協力隊が来て街が活性化したかと言えば、疑問な点が多く、地域おこしのもとで仕事をしに来たのに全く違う仕事をさせられてしまったと言う地域おこし協力隊の人もいます。
そこで今回こちらの記事では、地域活性化についていろいろと情報をまとめてみましたので、改めて地域活性化について理解していただければと思います。
地域が活性化せずに過疎化が進んでしまえば、移民を受け入れざるをえないのです。
そうなると、外国人だけの街が現れてもおかしくありません。
また、不法で移動してきても大丈夫なような環境になってしまうかもしれないのです。
意外と地域の活性化はその国の存在問題までに発展しかねません。
ぜひ、関係ないとは思わずに、地域活性化について考えてみましょう。
️地域活性化とは?そのためにできることやアイディア紹介
地域活性化と何かと騒がれていますが、実際、地域を活性化させるためにどのような取り組みをされているのかなどを知っている人は少ないです。
町おこしとして、移住定住計画などとして称してツアーをしたり、イベントをしたりなどして、町を知っていただこうと言った感じのことをしています。
しかし、結果に繋がっているかと言いますと、簡単にははいとは言い切れないのが現状です。
なぜ、そのようになってしまっているのかと言いますと、地域の中にはこのままでいいと思っている人たちも幾人かいらっしゃいます。
所謂、変化を望まない保守的な人たちです。
このような人たちは外からの意見を聞こうとしませんし、協力的でもありません。
地域には地域のしきたりがあると言ってかたくな新しいことを取り入れることを拒みます。
なぜ、そうなのかと言いますと、変化したくないのと、先を見ることができていないからです。
変化することで今の生活から離れたものになるのを恐れているのです。
今の状態が凄く安定だと思っている節があります。
人は安定の場所に着くと、それ以上もそれ以下も動こうとしません。
そこにいることを望んでしまう動物なのです。
また、地方の人ほど、何かやろうとすると、「そんなのうまく行くわけない」「失敗したらどうするんだ」と言った感じにネガティブな考えが先行してしまい、新しいことをしようとはしないのです。
そのために同じことの繰り返しになってしまうので、時代が止まっている状態になってしまい、活性化が進まないのです。
いろいろとアイデアを出して、地域を活性化させている所もあります。
佐世保バーガーなどはその例です。
しかし、そこからどこでも○○バーガーと真似することばかりするので意味がありません。
つまりは、アイデアを出せても活かしていないし、結局は他で上手くいったことのまねをしているのが現状なのです。
️地域活性化とは具体的に何?
それでは地域活性化とは具体的にはどのようなことを言うのかと言いますと、地域が今よりも良くなって栄えることなどを差します。
しかし、実際には10年前と全く変わっていない。
むしろ、衰退の道を進んでいると言った感じになってしまっている地域が実は結構多く存在しているのです。
地域を活性化したくても保守的な人が多くてなかなか前に進めない。
また、地域おこし協力隊を雇ったのは良い物の、うまく活用できていない地域が多く、名ばかりの地域おこし協力隊も増えてきています。
これは、地域おこし協力隊になった人に問題があるのではなく、雇った市町村でどう活用していけばいいのかわかっていないからこのような状況になってしまっているのです。
地域おこし協力隊にもからくりがあって、雇うだけで国からその地域に助成金がもらえるなどの制度になっているので、最近ではその助成金目当てで、地域おこし協力隊を募集する市町村も増えていて、県庁所在地などの市も雇うほどになってきています。