私たちがステーキを食する際に味を引き立ててくれるソースには、数多くの種類があり、その中から好みのソースを選びます。
しかし、沖縄県民にとってのステーキソースは、“A1ソース”です。
沖縄のステーキハウスには必ず、“A1ソース”が置いてあります。
沖縄市内の“国際通り”には、沢山のステーキ専門店が並んでいます。
沖縄は、アメリカのステーキ食文化の影響を強く受けている面があります。
このため、ステーキ専門店内のテーブルには必ず“A1ソース”を置いています。
“A1ソース”の特徴は、トマトなどの野菜に多くの醸造酢が加えられていて、濃厚な酸味が効いているところです。
“A1ソース”は、沖縄の人々が好む濃い味付けにピッタリなのです。
お祝い事は大人数で盛大に
沖縄県民は親戚や知人など、“横のつながり”が強いため結婚式など、お祝い事には多くの人が参加して盛大に行われます。
沖縄人は、お祝い事が大好きなのです。
また、日々の生活の中でも、人同士の“横のつながり”を特に大切にします。
ですから、お祝い事には、親戚や職場の人など、大人数で盛大に祝う習慣があります。
コースターはおしぼり?
沖縄の人たちには、居酒屋などで出される、おしぼりの使い方に特徴があります。
他の県では、おしぼりは手を拭くために使います。
しかし、沖縄では、おしぼりを四つ折りにしてグラスを置くコースターにします。
沖縄は亜熱帯の気候のため、湿度が高いです。
このため、グラスの表面に結露の水滴が沢山できて、テーブルが濡れてしまいます。
ですから、テーブルを濡らさないようにするために、おしぼりをコースターとして使い、水分を吸わせるのです。
海であまり泳がない
沖縄の人は、海で泳ぐことは少ないです。
海で泳がない理由には色々あります。
主な理由としては、紫外線が強いことが挙げられます。
紫外線の強さは、本州の2倍程度と言われています。
海で泳いでいた観光客が、火ぶくれを起こして病院に運ばれるケースもあります。
また、沖縄は四方が海に囲まれて身近にあり、いつでも泳げる環境にあることから、“泳ぐ”ことに強い興味を抱かないことも挙げられます。
ダイビングとかもやらない
沖縄の人にとっては、島を囲む美しい海は当たり前と思っています。
ですから、あえて装備を付けてダイビングする程の事ではないと考えているのです。
素潜りで十分と考えている沖縄人は少なくありません。
また、沖縄の海には、毒針を持った魚などの危険生物も多いです。
沖縄では、小学生の時期から「海には危険な生き物がいる」ことを教えられます。
そのため、あえて危険を冒してまでダイビングをすることはありません。
送料が高く、届くのも遅い
沖縄と本州の間での輸送には、空路が使われることが多いです。
空路は陸路の輸送よりも送料が高くなります。
また、輸送に掛かる日数も、普通郵便では本州との間で、差し出し地域によっては、1週間ほどかかることがあります。
沖縄も北海道と同様に、輸送面では“離島”扱いになることが多々あります。