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「煩い」とはどういう意味?読み方や...(続き3)

6.苦労

「苦労」とは、「精神的、肉体的に力を尽くし、苦しい思いをすること。」です。

つまり苦しい思いをさせる要因がすなわち「煩い」こととなるのです。

「煩い」と思う要因は結果的に「苦労」というものを引き起こしてしまうのです。

7.災い

「災い」とは、「人に不幸をもたらす物事。また、その結果である不幸な出来事。災厄。災難。」という意味があります。

すなわち「煩いこと」というものも、人に不幸をもたらす物事として認識されているということになります。

「煩いこと」が人に幸運を運んでくれるとは思えませんからね。

8.苦痛

「苦痛」とは、「からだや心に感じる苦しみや痛み。」つまり「煩いこと」というものも苦しみや痛みの元、という判断が成されている、というわけになります。

ただ「苦痛」というものは症状的には重度です。

そういった意味合いにおいては「煩い」の症状はまだ軽い方なのかもわかりません。

ただ人が煩く思う中身は人それぞれです。

人によっては重度に思ってしまうほど「煩い」の中身は違うということでしょう。

9.気掛かり

「気掛かり」とは、「どうなるかと不安で、心から離れないこと。また、そのさま。」という意味があります。

不安にさせてしまうものが「気掛かり」ならば「煩い」も程度によっては人を不安に陥れる可能性はあります。

そういった意味において両者は類義語の関係といえるでしょう。

また「煩い」と思えることは、気になってしまって心から離れなくなることも考えられますからね。

10.心掛かり

「心掛り」とは、「気にかかること。また、そのさま。気がかり。心配。」という意味です。

「気掛かり」とかなり似た意味となります。

よって先程の説明で述べました通り、「煩い」とは類義語の関係性となります。

「煩い」と思えることは内容によっては気掛かりになったり「心掛り」になってしまう可能性が大いにありますからね。

11.心配

「心配」とは、「物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。また、そのさま。気がかり。」という意味になります。

「心配」が「煩い」と類義語扱いされてしまう根拠は、それが結構耳についてしつこいからです。

分かりやすい例を挙げるとすれば、子を思う親の気持ちでしょう。

必要以上に何事にも心配してしまい、過剰に口を差し挟む事態が起こります。

「心配」は一種の愛情表現なのですが、聞く人によっては煩い事に変貌してしまうのです。

12.苦悩

「苦悩」とは、「あれこれ苦しみ悩むこと。」となります。

つまり「煩い事」は「苦しみ」や「悩み」を増長させる原因になるもの、という解釈です。

しかし「苦悩」のレベルにまでいってしまうのは、かなり重度の要因が絡んでいることになるでしょう。

13.心痛

「心痛」とは、「心配して深く思い苦しむこと。心を痛めること。」という意味になります。

「煩いこと」は「心を痛めること」にもつながります。

結局、「煩い」という心情は、気持ちがイライラしていて心が落ち着いていない状態です。

それは「心痛」という状況と大きく異ならないといえるでしょうね。

14.忌々しい