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「救世主」とはどういう意味?使い方や例文・類語・英語表現を解説します

皆さんは、救世主という言葉を使いますか?

普段は何か大々的な表現をしない限り、救世主という言葉はあまり使わないのではないのでしょうか。

今回は「救世主」とはどういう意味なのか、使い方や例文・類語・英語表現を解説します。

この記事の目次

「救世主」の意味って?

救世主とは「➀キリスト教で、イエス=キリストのこと。救い主。」、「②人類を救う人。救い主。メシア。」、「③不振の団体・組織などを救う働きをする人。」という意味があります。

救世主は読んで文字のごとく、世の救い主ということで、とにかく助けてくれる人というイメージが強いですね。

意味合いはその通りで、「人々や世界を救う人」のことを指します。

宗教関係のことで、救世主という言葉をよく聞くのはそのためです。

「キリスト」とは

キリストというと、今は日本でもなじみがある宗教となってきました。

それもそのはずで、江戸時代には隠れキリシタンもいたと言われる位に、昔からキリスト教が浸透しています。

昔は政策に反すると言う理由でキリスト教を禁止されていましたが、幕府が倒れそこから宗教についてもそこそこの理解が得られるようになりました。

そんなに熱心に宗教を信じていない人であっても、クリスマスパーティーなどはしたことがあるのではないのでしょうか。

それほどに日本にキリスト教を浸透しています。

そんなふうに非常に浸透しているキリスト教ですが、キリスト教で救世主と言われているのが、「イエスキリスト」です。

キリスト教ができるまでの話について見聞きしたことがある人も多いことでしょう。

「メシア」とは

メシアという言葉についても聞いたことがある人も多いのではないのでしょうか。

メシアとはそもそもはヘブライ語に由来があります。

ヘブライ語のマシアハという言葉に由来していると言われています。

日本語に訳すと、塗られた者という意味です。

この塗られた者というのがそもそも何かですが、理想的な統治をすることができたときには、油を塗るという習性があったのです。

だからこそ、この油を塗られるというのは大変名誉なことなのです。

現代でよく使われる「救世主」の使い方・例文


そんなに熱心に宗教信じていなくても使われることがあるのは、助けてもらった時にオーバーに言う時に救世主という言葉を使うからです。

そんなオーバーなと思うかもしれませんが、それほどに助かったという気持ちを表すのには非常に使いやすい言葉と言っても良いでしょう。

では、現在でもよく使われる救世主の例文について見ていきましょう。

1.彼女は私が辛かったときに支えてくれた救世主のような存在だ

人が辛い時に支えるのは容易なことではありません。

そんな時でも、離れずに支えてくれた人は自分を救ってくれた救世主だと思いますよね。

自分が辛いときに支えてくれた人がいて、この人がいなかったら今の私はないというような時に「救世主」という言葉を使うことができるでしょう。

2.冷蔵庫は食事の保管をとても便利にしてくれた救世主だ


普段何気なく使っている冷蔵庫。

まだ冷蔵庫がなかった時代は、寒い国や寒い地域だったりすると川で冷やしたり、どの時期も温度が一定の洞窟など保管するということもあったと言われています。

しかしそのように自然に恵まれていない場所ばかりではありませんよね。

そんな中、冷蔵庫が普及することによって、暖かい地域でも食事の管理が簡単にできるようになりとても便利になったのです。

冷蔵庫ができたことによって、様々な食材を保存できるようになったため、食事の幅が広がり家庭の食卓は潤ったはずです。

そのように人々の生活を救ってくれた冷蔵庫のことを救世主と表すことができます。