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「やむを得ない」とはどういう意味?...(続き3)

台風の影響でやむを得ずイベントを中止にする

自然災害の中にあって、台風は十分「やむを得ない」理由という効力を発揮するものです。

野外イベントにしろ、テナントビルでの営業にしろ、そこに行き着くまでの交通機関に甚大な影響を与えるのは必至です。

特に野外のイベントとなったら安全対策が徹底されなくなるのも誰の目にも明らかです。

自然の猛威を甘く見てはいけません。

台風の強烈な暴風雨はいかなるものをも中止に追い込める「やむを得ない」現象なのです。

電車が止まったのでやむを得ずタクシーで向かう

電車が何らかの理由で止まってしまったのでは、移動手段の確保としてタクシーを使うのは、十分「やむを得ない」理由として認められるでしょう。

公共交通機関というものは、特別な理由がない限り、ダイヤ通りに運行されるものです。

それが使えないのならば、仕方ありません。

別の手段を見つけなければなりません。

タクシーを使うということは、やむを得ない措置として十分、認められるはずです。

「やむを得ない」の類語

それでは「やむを得ない」の類語を紹介していきましょう。

仕方がない

「仕方がない」とは、「どうすることもできない」「他によい方法がない状態」であり「やむを得ない」という意味にも使われます。

つまりほぼ同一の意味合いの言葉であることが分かります。

よって、「やむを得ない」を使わない代わりに「仕方ない」を使っても文章的にも会話的にもなんら違和感はない、ということがいえます。

類語というよりも全く同じ意味の言葉、といってもいいでしょう。

しようがない

「しようがない」とは、「うまい方法がない」という意味になり全くもって「やむを得ない」と同じ意味として使える言葉といえます。

ただ、「しようがない」はニュアンス的に柔らかい物腰に聞こえます。

よってあまり肩肘張らなくていい人間関係の間において頻繁に使われる言葉です。

友達同士や夫婦間の間で遠慮なく使える言葉と思っていいでしょう。

致し方ない

「致し方ない」は、「仕方ない」「やむを得ない」をさらに丁寧に表現した言葉です。

よって使用範囲は制限されてくることが想像できます。

会社や組織における上司と部下の関係、師弟関係、顧客との会話などかなりかしこまった言い方が要求される場面で使用する言葉であることがわかるでしょう。

詮方ない

「詮方(せんかた)ない」とは、成すべき他の方法が思いつかない状態の時に用いる言葉です。

意味的には「やむを得ない」と全く同じです。

ただ、「詮方ない」はかなりかしこまった言い方になりますので用いる状況は、親しい間柄などではあまり使う機会はないでしょう。

そういう意味では「やむを得ない」と同じく、使う場面が限られてくる言葉なのです。

そうするより他ない

「そうするより他ない」という言い方もよく使われる言い方です。

むしろ「やむを得ない」よりも広範囲で使われているでしょう。

意味的には「やむを得ない」とほぼ同じです。

言葉から受ける印象は、「やむを得ない」よりもまだソフトです。

よって使われる場面が制限されず、幅広い用途で使われるという事です。

打つ手がない

こちらも「やむを得ない」と同様の意味を持つ類語です。

「打つ手がない」の方が、使う側の諦めの気持ちをより強調している感もありますね。

「やむを得ない」だったらば、いろいろと打開策を講じた結果、仕方なくあきらめようという一種の満足感のようなものも感じられますが、「打つ手がない」と思ってしまうと諦めムードいっぱいの敗北感、といったニュアンスを感じてしまいます。

言葉の使い道は、状況や空気に影響されてきますので場の雰囲気をよくつかんだ上で使いましょう。

よんどころない

「よんどころない」とは、「そうするより仕方がない」または「やむを得ない」という意味になります。

まさしく「やむを得ない」と全く同じ意味の類語という扱いです。

ただ、使用する機会が少ないのは否定できないでしょう。

日常会話ではあまり聞き覚えのない言葉の一つです。

よって使用する機会を慎重に吟味して使いましょう。