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「愚問」とはどういう意味?使い方や...(続き3)

そちらを詳しく解説していきます。

四字熟語「愚問愚答」

愚問という言葉を使った四字熟語があります。

それは愚問愚答という四字熟語なのですが、あまりこの言葉を聞いたことがないという人もいるかもしれません。

こちらの四字熟語の意味をご紹介していきますね。

「愚問愚答」の意味

愚問愚答という四字熟語は、漢字の意味をそのまま解釈すれば大丈夫です。

愚問という言葉の意味は「くだらない質問」や「愚かな質問」「馬鹿げた質問」という意味がありましたよね。

そのような意味から愚問に対する答えということですので、こちらが合わさって「つまらない質問と愚かな答え」という意味になります。

「愚問愚答」の使い方

実際に愚問愚等という言葉の使い方について解説していきます。

この愚問愚答の意味から考えてみますと、愚問をする人がいた場合答える側にとっては逃げ場がないという状況です。

たとえばサッカー選手に「サッカーは手を使ってはいけませんか?」とふざけて質問をする小学生がいたとします。

これは明らかなる愚問と言って良いと思いますが、回答者がプロのサッカー選手で大人の男性だとしたら、このような愚問でも無視をすることはできませんよね。

そんなときに、「はい、サッカーは足を使ってするスポーツですよ」と仕方がなく答えた場合に、愚問愚答が繰り広げられたと表現することができるのです。

「愚問」の類語

愚問という言葉には類語がいくつが存在します。

どれも愚問と似た意味合いの言葉になるため、理解を深めていただくためにもそれぞれについて解説をしていきたいと思います。

戯言

こちらは「たわごと」と読みます。

普段の使い方としては「戯言をぬかすな」「戯言を聞くほと暇ではありません」などと表現する場合があるでしょう。

意味合いとしては愚問とほぼ同じくなので「馬鹿馬鹿しい」と思っているときに使われることが多いようです。

奇問

こちらは「きもん」と読みます。

普段の使い方としては「それは奇問ですね」などと使う場合があるでしょう。

「奇抜な質問」「変な質問」という意味合いがあることから、こちらも愚問によく似ていますね。

珍問

こちらは「ちんもん」と読みます。

的外れでおかしな質問という意味合いがあり、「珍門をしてしまい恥ずかしい」などと表現することがあるかと思います。

「珍問珍答」という四字熟語もあり、意味はほとんど愚問と似ています。

論外

こちらは「ろんがい」と読みます。

「これは論外ですね」という言葉を聞いたことのある人もいるかもしれませんが、議論の範囲外のことや、もってのほかならないことなどをさします。

愚劣

こちらは「ぐれつ」と読みます。

「ばかばかしい」「劣っている」という意味合いがあり、「愚劣な話だ」「愚劣な質問にため息がでる」などと表現することができます。

暗愚

こちらは「あんぐ」と読みます。

物事の是非を判断する力がなく、愚かなことをさします。

たとえば政治などの問題で、政治家の判断に対して野党が「これはじつに暗愚で情けない」などと表現する場合があります。