今の世の中は、損得勘定で物事が進められるケースが蔓延しています。
このような状況の中で、見返りを求めない考え方ができる人は、貴重な存在と言えます。
世の中や職場を良くするためには、時には、見返りを求めない考えが必要です。
見返りを求めない考えのできる人が、多くの人から支持される世の中になっていくことが待ち望まれています。
責任感が強い
責任感は自分の事を大切にすると共に、他の人の事も大切にする人生観から生まれてくるものです。
心が広く自分の人生を大切にする人は、他の人の人生も大切に考えますので、責任感が強くなっていきます。
しかし一方、自分本位の狭い考えをもつ人の気持ちからは、責任感は生まれてきません。
「今の人生は自分独りの努力の結果」と考えている人の心には、責任感がありません。
しかし、日々の生活が、様々な人の「お蔭様で成り立っている」ことに気付いた人の心には、「他の人のために役立ちたい」という責任感が芽生えてきます。
責任感の強い人は、周りに困っている人が居れば、親身になってサポートするために行動します。
他の人のために親身になって行動できる人は、周りから信頼されて、支持される存在になっていきます。
自分に自信がある
世の中には、自分に自信が持てる人と自信が持てない人が居ます。
自分に自信が持てない人は、難しい出来事に直面すると立ち向かわずに、“逃げ道”を探すことに専念します。
難しい場面から逃げることを繰り返していると、成功体験を積むことが出来ないため、自信が身に付きません。
一方、難しい出来事に直面しても真摯に立ち向かう姿勢を貫く人には、成功体験が積み重なっていきます。
成功体験を積み重ねることで、自分の中に自信が育まれてきます。
成功体験を持つ人の中には、自分が積み重ねてきた体験を、他の人のために役立てたいと考える人もいます。
自分の経験知を他の人のために役立てる考えは、多くの人から賛同を得るようになります。
多くの人から賛同を得ることは、多くの人からの支持を得ることに繋がっていきます。
成功体験により育まれた自信を他の人のために役立てたいと考える人は、多くの人から支持されるようになります。
常識やマナーを弁えている
忙しい生活の中では、常識やマナーを弁えることは、容易ではありません。
常識やマナーは、日々の生活の中で色々な経験を積むことで身に付いていくものです。
難しい物事に直面したとき、自分にとっても、他の人にとっても最善な解決策を模索する立場に追い込まれることがあります。
積極的に、最善な解決策を模索しながら考えて行動することを繰り返す中で、常識やマナーが育まれてきます。
他の人を大切にする考えに基づき育まれた常識やマナーは、多くの人に理解されるようになります。
多くの人から理解される常識やマナーを弁えている人が、他の人のために行動を起こすとき、多くの人から支持されるようになります。
ありがとうやごめんが言える
ありがとうやごめんが言える人は、周りの人のことを大切に考えている人です。
しかし、自己中心的な人は、世の中は自分中心に回っていると考えていますので、他の人に、ありがとうやごめんを言うことはありません。
日々の生活の中で、仕事やプライベートで関わる人に、ありがとうやごめんが言えることは、周りの人の立場も大切に考えている心の表われです。
周りの人の立場を大切に考えることで、信頼関係が芽生えてきます。
お互いの間に信頼関係が育まれていく中で、ありがとうやごめんが言える人は、周りから頼られる存在になっていきます。
周りから頼られる存在は、多くの人から支持される存在になります。
あなたの周りにも支持される人はいる?
閉塞感に包まれた今の世の中にあって、人は気持ちに余裕を持てない日々を過ごしています。
気持ちに余裕が無いため、周りの人に気遣う心を持つことができません。
自分本位の考えが蔓延している今の世の中にあって、他の人を大切にする考えを持ち、「支持される」に値する人は多くないと言えます。