まず、結婚をする多くのカップルが行なう”挙式”を挙げる際には、お金がかかります。
なぜなら、式場を借りる費用や司会者を雇う費用、さらには来場してくださったお客様方への食事の提供および催しものの作成、また来場してくださった方々のために引き出物を渡すこともあります。
それらには、それぞれの費用がかかってしまいます。
「人生に一度きりの結婚式だから!」とお金をかけたくなるものですが、限度を決めておかないと結婚式を挙げたがために借金生活がはじまることもあります。
とはいえ、現代で安く結婚式を盛大にあげることのできるウェディング業者も存在しているため、結婚する相手とよく話し合う必要があります。
結婚をするとなると、新婚旅行をするカップルもいるため、その費用もまたかかってしまいます。
約500万円
結婚をすることになれば、多くのカップルが約500万円程度のお金をかけています。
この約500万円という数値は、結婚生活をすべてまかなえるというものではありません。
結婚式を挙げ、そして引き出物を用意したり、さらに新居を用意する際に必要となるお金です。
そのため、結婚をしたい相手ができた場合には、安易にプロポーズするのではなく、まずは500万円ほどの貯金をつくってからにしたほうが良いでしょう。
現在の仕事の年収や月収から計算して500万円を貯蓄しておくためには、どれくらいの年数が必要なのか、そしてどのような生活を心がけておくべきなのかも洗い出しておきましょう。
4.住宅購入
結婚をしてもしなくても、ヒトは住宅を購入することができます。
どのようなケースであっても、新しく自分名義の住宅を購入したいと考えることもあるでしょう。
その場合には、住宅を購入するための費用がかかってきます。
「住宅を買うのは少し敷居が高いような気がする」と感じている方もいらっしゃると思いますが、今では月々のローン返済額を賃貸住宅の月々の賃貸料金と同等くらいのもので購入できる住宅も増えています。
また、住宅を購入することで、自分の家だからこそ好きなことができることが増えるため、あなた自身の人生を今まで以上に楽しめるのは間違いないでしょう。
そのため、大きな金額を動かすことになる住宅購入もまたライフイベントのひとつとなるのです。
土地付き 約4,000万円
土地付きで住宅を購入する場合には、約4,000万円ほどの価格で購入することになります。
これは、住宅を購入する地域によって差が出てしまうものではありますが、特に都会の一等地に近くなればなるほどに土地付き戸建て購入は、一億円越えになることも少なくありません。
全地域における土地付きの住宅を購入する場合の価格が4,000万円ほどになります。
土地付きであれば、庭も自分たちの好きなように改造することもできるため、長い目で見ると楽しめる要素がとても多くなります。
建売 約3,400万円
土地は購入せずに建売で戸建てのみを購入する場合には、だいたい3,400万円ほどの価格で購入できます。
これもまた、地域によって差が出てしまう価格ではありますが、全地域の平均値をとっているため、建売で購入するには3,000万円ちょっとあればいいと考えておきましょう。
建売を購入したとしても、その家の所有権はあなたになるため、リフォームもリノベーションも行なうことができます。
つまり、家で楽しめる要素は多いといえるでしょう。
土地付きにするのか、建売にするのかはあなた自身の気持ちだけではなく、一緒に住む人や一緒に家の価格料金を支払っていく人としっかりと話し合って決めていきましょう。
家を買うというのは、一生モノの買い物です。
5.リフォーム
家を購入するだけではなく、すでに所有している家に対してリフォームを行うのもまた、ライフイベントのひとつといってもいいでしょう。
あなたは、今の家に満足していますか?家のどこかで「使いにくいな」「ここがもっと違ったらいいのにな」なんて感じたり、テレビや雑誌で見かける素敵な家を見て「自分の家もこんなに美しく使い勝手の良いようなイマドキの家だったらなあ」なんて考えたことはないでしょうか。
その夢をかなえてくれるのがリフォームです。
では、実際にリフォームをするとなるとどれくらいの価格がかかるのかを見ておきましょう。
内装のみ 約45万円
家の中の内装(内側)だけを変えていきたいと考えている場合には、だいたい約45万円ほどでリフォームすることができます。
例えば、家の中の壁紙をすべて変えたい、和室をなくしてフローリングにしたい、床暖房をつけたい…などなどこだわったら止まらないものですが、内装のみをリフォームすると50万円ほどで足ります。
そうはいっても、どこまでリフォームをするかによりますが、あまりにもリフォーム代金が高額になる場合には、リフォーム代金に対して助成金を給付している市町村もありますので、まずはあなたのお住いの市町村でリフォームの助成金が出るのかを確認してみるといいでしょう。