メラニンが多いほど黒の色素が出やすいので、紫外線を浴びる機会が多いと肌・瞳に加え髪の毛も黒いことが多いです。
そのためメラニンが少ないロシア人は肌が白く瞳も青くなり、同時に髪の毛も色素の薄い金色になりやすいです。
しかし髪が生まれつき金色という人はロシアの中でも3%ほどと実は少なく、金色に染めている人もいます。
青い瞳と同じで金色の髪も劣性遺伝子なので、成長に伴って色が変わることも珍しくありません。
4.様々な血が混じっている
ロシアは非常に大きな国なので、 170もの民族が住んでいます 。
これほどにたくさんの民族がいるロシアですが、多くの民族の中でも優れた遺伝子を残そうと、今のような色白・青い瞳・金髪の遺伝子を残してきたと言われています。
様々な遺伝子から優勢と思われるものを受け継いできたのだとしたら、何万年もかけて今のような美しい遺伝子ができたのかもしれません。
5.寒い地域という影響
先に述べたように、ロシアは 高緯度に位置している ためとても寒いです。
寒い地域には寒い地域特有の特徴があり、それがロシアに美女が多い理由の一つにもなっています。
一体どのような特徴があるのか具体的に見ていきましょう。
ベルクマンの法則
ご存知の方は少ないと思いますが、寒い地域に住む生き物ほど体が大きくなる ベルクマンの法則 というものがあります。
例えば北極圏などに生息するホッキョクグマは、北海道などに生息するヒグマに比べて体が大きいのですが、これもベルクマンの法則によるものです。
この法則は人間にも当てはまり、寒い地域に住んでいると体が大きくなると考えられています。
北国のオランダ人と南国のインドネシア人の平均身長を比べると、オランダ人のほうが20センチ以上も身長が高いという結果が出たため、これは信憑性があると言って良いでしょう。
高身長
身長が高くて足も長いため、スタイルももちろん良い人が多いです。
寒い地域の人の体が大きくなる法則があることに思わず驚きますが、その美しさに納得する方も多いのではないでしょうか。
汗腺が少ない
先にも述べたように、ロシア人は汗腺が少ないです。
寒いロシアには夏と呼べる暑い時期が1か月ほどしかないため、汗をかくことがほとんどありません。
汗腺は皮膚に存在しますので、毛穴と同じように汗腺が多いと肌の凹凸が目立ちキメは粗くなります。
しかしロシア人は汗腺が少ないので肌のキメが細かいため美肌に見え、その美しさの理由の一つになっていると言えるでしょう。
6.CMでおなじみケフィアを常飲
「ヨーグルト?いいえ、ケフィアです。」というCMを見たことがある人はいるでしょうか。
ケフィアとは見た目はヨーグルトに似ている発酵させた乳製品ですが、ロシアで日常的に飲まれている製品でたくさんの栄養が含まれています。
「ヨーグルトきのこ」といって日本でも流行ったのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
ケフィアは、ケフィアグレインという酵母や細菌の塊を牛や羊の乳に植えて作られます。