たとえば、体調を理由に言い訳するとしても「頭痛」というフレーズを繰り返し使うのではなく「お腹の調子がどうもよくなくて」や「なんだか喉が痛くて」など、違うフレーズを使えば、相手にも納得してもらいやすくなるでしょう。
具体的な事柄を挙げる
やはり、言い訳であったとしても、具体的な事柄を挙げることで、一気に信憑性は増すものです。
たとえば「熱があります」というよりも「昨晩10時ごろから突然38度まで熱が上がりまして」といった方が、明らかに信憑性がありますよね。
それに、1番最初に具体的な事柄を挙げておけば、あとから根掘り葉掘り聞かれることもなくなるでしょう。
多くの場合、あとから根掘り葉掘り聞かれることで、ボロが出てしまうといえます。
ボロが出るのを防ぐためにも、最初から具体的な事柄を挙げることを意識してみましょう。
メールやLINEではなく電話で伝える
寝坊をして遅刻してしまう際や、合コンに行く約束をキャンセルするときなど、直接会って言い訳できない場合は、メールやLINEを使うのではなく電話で伝えることが重要です。
やはり、メールやLINEで伝えようとすると、どうしてもダラダラとした文章になってしまい、嘘っぽくなってしまいます。
反対に、電話であれば用件をパパっと伝えることができますし、なによりも現在の状況を相手に把握してもらいやすいといえます。
きちんと「申し訳ない…」という気持ちを込めることで、さらに相手の信用を失わずに済むでしょう。
見習いたい例文6選
ここまで「うまい言い訳のコツ」について紹介してきました。
言い訳をする理由として、ほとんどの場合が自分のためでありますが、迷惑をかけてしまった相手へのフォローを忘れてしまえば、ただの「迷惑で面倒な人」になってしまうので注意が必要です。
それでは、ここからは先ほど紹介した、言い訳に使える理由のパターンやコツを踏まえて「見習いたい例文6選」を紹介していきます。
1:「親から門限を決められているので二次会は欠席します」
なんとなく気分が乗らないときや苦手なメンツの飲み会なんかは、一刻も早く帰りたくなってしまいますよね。
ここでは、家族のルールを活用した例文を紹介していきます。
「親から門限を決められているので二次会は欠席します」この場合、家族ルールを理由にすることによって、他人は首を突っ込むことができなくなります。
ただ、具体的な時間指定をしていないので、相手には「一次会が終わり次第帰ります」という風に伝わるでしょう。
そのため「○時が門限ですので…」と具体的な時間指定を追加すると、ダラダラせず速やかに帰ることができるのでおすすめです。
ただし、注意点として、同じ人がいる飲み会では「○○さんは○時門限」という風に覚えられてしまうので、どれだけ楽しくてもその時間になったら帰らなければいけなくなるでしょう。
2:「子供の病院の予約日なのでこの日はお休みさせてください」
日付を指定して仕事を休みたくても、なんとなく休みにくい雰囲気ってありますよね。
そんなときは、子供の用事と体調を併用した言い訳をすると効果的です。
「子供の病院の予約日なのでこの日はお休みさせてください」この場合、子供の用事だけではなく、体調のことまで加わっているため、大抵はすんなりと言い訳が通りやすいといえます。
また、より信憑性を出すためには「虫歯の検査で」や「耳鼻科の定期健診でして」など、具体的な事柄を挙げるといいかもしれませんね。
ただし、あまりにも深刻すぎる内容だと「息子さん大丈夫なの…?」と心配をかけてしまうので、言い訳する際は周りに心配をかけない程度のものを選ぶようにしましょう。
信憑性を重視するがあまり、言い訳が大規模化してしまえば、かえって面倒なことになる可能性があるので気を付けましょう。
3:「自転車のタイヤがパンクして遅刻しました」
ついうっかり寝坊してしまい、会社に遅刻してしまう日もあるでしょう。
とはいえ、天気は清々しいほどに晴れていて、普段から自転車通勤をしている人の場合は遅延を理由に言い訳できませんよね。
この場合「自転車のタイヤがパンクして遅刻しました」が効果的といえます。
自転車のタイヤのパンクは誰にも予想ができないアクシデントですから「それなら仕方ないよね」と納得してもらいやすいです。
ただし、こちらの言い訳をした際は、実際に会社の人に自転車のタイヤが見られないように注意しておくことが大切です。
なんなら「自転車は来る途中の○○に預けて来ました」と言い訳を付け加えたり、信用を失わないためにそもそも自転車に乗って来ない方がいいかもしれませんね。
4:「パソコンのトラブルが起きて作業に遅れが出ました」
別の仕事でいっぱいいっぱいになり、つい頼まれていた仕事を忘れていたなんてこともあるかと思います。
この場合、物を活用した「パソコンのトラブルが起きて作業に遅れが出ました」が効果的といえるでしょう。