それこそが相手を心の底から思いやる気持ちであり、人として大切なことです。
なので、身内の不幸でドタキャンをされて腹が立ったり、「もうこの人とは約束しない」と思う人はいないでしょう。
頻繁に起こり得ることでないとしても、もし身内の不幸でドタキャンされたときは、「また落ち着いたときに連絡して」「いつでもいいから待ってるね」などの優しい言葉をかけ、相手を余計に悲しませることがないようにすることが大切です。
移動手段
たとえば、約束の日に予定通り家を出たとしても電車が止まってしまい、会えなくなる可能性があります。
また、車で向かう予定だったとしても、急遽車が使えなくなってしまうことがあります。
このように移動手段が使えなくなることで、やむを得ずドタキャンをしなければいけない状況になることがあります。
そういったことはお互いに予期出来ないことでもあるので、「仕方ない」と許すことが出来るでしょう。
住んでいる場所によっては移動手段が限られている場合があり、移動手段が少ない場所で移動手段が断たれてしまうと、予定通り会うことが難しくなります。
特に悪天候のときや、事故やトラブルが起こったときに起こり得ることなので、そうなった場合は別の日に予定を変更するなどして、相手を責めないことが大切です。
落とし物した
駅に向かう途中や、電車の中で落とし物をしてしまうことがあります。
ハンカチや口紅くらいであれば問題はありませんが、財布や携帯、家の鍵など大切なものを落としてしまうと、ドタキャンせざるを得ない状況になります。
落とした相手は焦りと不安で会うどころの話ではなくなり、待っている側もそのような状況で「来てほしい」とは言えないでしょう。
中には「落とし物をする人が悪い」と思う人もいるかもしれませんが、どれだけ気にしていても落としてしまうことは誰にでもあることです。
また、落としたと思っていても、盗まれてしまっている場合も考えられます。
一緒に探してあげられる状況ならとりあえず会うことは出来ますが、そういった状況でない場合は別の日に予定を変更するしかありません。
なので、落とし物が理由でのドタキャンは許せる範囲のドタキャンだと言えます。
家族の急病
約束当日に家族の誰かが急病になり、病院に連れて行ったり、看病をしなければいけなくなることがあります。
体調不良と同じですが、家族の急病も突然起こる可能性があることなので、それが理由でドタキャンをされても「仕方ない」と考えることが出来ます。
他に付き添える人がいればいいですが、そうでない場合はそばにいてあげる必要があります。
会う約束のことよりも相手を心配する気持ちや、不安な気持ちの方が強くなるはずです。
大抵は、「お母さんのそばにいてあげてね」「また落ち着いたら連絡して」などの言葉をかけられる人が多いでしょう。
なので、家族の急病が理由のドタキャンは許せる範囲だと言えます。
許せない範囲
次に、許せない範囲のドタキャンをご紹介していきます。
許せない範囲のドタキャンをされてしまうと、ドタキャンされたことへの怒りや悲しみを強く感じるでしょう。
また、人によってはそういった感情を通り越し、呆れてしまうこともあります。
許せない範囲のドタキャンを、以下の5つに大きく分けました。
場所を間違える
場所を間違えたことによるドタキャンは、腹立たしい気持ちになるでしょう。
しっかり集合場所を確認しておけば間違えることはないし、「自己管理が出来ない」「自分のことしか考えていない」と思えてしまいます。
間違えた場所が近ければ会うことが出来ますが、遠かったり、全然関係のない場所に行っていたら、怒りを通り越して呆れるでしょう。
場所を間違えたことのない人からすると、場所を間違える意味が分からないし、どうしたら場所を間違えるのかを聞きたくなるはずです。
たとえ場所を間違えた相手に「今から向かうから待ってて」と言われても、場所を間違えられたことに気分が下がり、会う気は薄れてしまいます。
そんな状態で会ったとしても心から楽しめず、嫌な雰囲気になってしまうでしょう。
なので、場所を間違えたことによるドタキャンを許せないという人は多いのではないでしょうか。
場所を間違えないためには事前にしっかり確認し、余裕を持って到着出来る時間に家を出るようにしましょう。
場所だけではなく時間も同じですが、確認しておくことはとても重要です。