本気で手伝ってほしいと思っているのであれば、夫が自分から察してくれるのを待っているだけではなく、きちんと「休日は手伝ってほしい」と口に出して伝えるのです。
そうでもしなければ、自分の気持ちにいつまで経っても気づいてくれない夫にイラつくばかりで、なにも解決しないといえるでしょう。
ですから、相手に完璧を求めるのではなく、動いてほしい方向にうまく導く必要があるのです。
依存しない
一蓮托生な理想的な夫婦は、お互いに依存していません。
夫婦とはいえ、相手に依存してしまうことで、視野が非常に狭くなってしまい、夫婦の関係性を悪化させる要因となる「マンネリ化」が生じてしまう可能性が高くなるとされています。
たとえば、夫が飲み会で帰りが遅くなるときに、なにをしていいのか分からずにただ時間が流れるのを待っているなど。
夫婦ともなると、ほとんどの時間を一緒に過ごしていくわけですから、案外一人で過ごす時間て貴重なものだったりします。
その一人で過ごす時間を楽しめるようになると、また一つ成長できたといっても過言ではないのです。
それに、依存された側からすると「重い…」と感じてしまうかもしれません。
ですから、まずは一人で過ごす時間を楽しんでみるなど、お互いに依存しないようにすることが大切といえるでしょう。
してもらって当たり前と思わない
一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、慣れが生じてしまいがちです。
要するに、新婚ホヤホヤの頃には感謝していたことも、いつしか「してもらって当たり前」と思うようになってしまうのです。
ですが、感謝の気持ちを忘れてしまっている夫婦は、なにかしら不満を抱えて生活をしていることがほとんどです。
誰だって、感謝されることを嫌だとは思わないはずですし、ましてや永遠の愛を誓い合った相手から感謝されると、とても温かい気持ちになると思います。
ですから「お酒を注いでくれた」とか「ゴミ捨てに行ってくれた」など、どれだけ小さなことであったとしても、決して「してもらって当たり前」とは思わずに、きちんと感謝の気持ちを伝えることが大切なのです。
「今さらありがとうなんて、照れ臭くて言えない…」と思う部分もあるかもしれませんが、ここで行動することで理想的な夫婦になれると思うと、気持ちが軽くなるでしょう。
感謝や愛情を具体的に伝える
理想的な夫婦になるためには、感謝や愛情を具体的に伝えることが大切になります。
結婚する前や新婚ホヤホヤの頃とは違い、一緒に過ごす時間が長くなった夫婦だからこそ「ありがとう」とか「好き」といった簡単な言葉だけでは、うまく相手に気持ちが伝わらないこともあるのです。
たとえば「お風呂掃除をしてくれてありがとうね。ピカピカになってたよ!」とか「○○は忙しいときも、ちゃんと家族のことを考えてくれるところが好きだよ」といった感じで、具体的に伝えるようにしましょう。
そうすることで、ただ感謝や愛情を伝えてもらうよりも、遥かに嬉しさが倍増します。
相手から感謝してもらえれば「また、やってあげたい」と思うことができますし、愛情を伝えてもらったら「自分も照れずに愛情を表現しよう」と思えるので、まさに好循環といえるのです。
不満を溜めこまない
相手を思いやり、心のうちすべてを言葉にしないことが優しさであるときもありますが、それらを爆発するまでため込んでしまうことはよくありませんね。
要するに、理想的な夫婦になるためには、お互いに不満を溜め込まない必要があるのです。
やはり、一緒に過ごす時間が増えるにつれて、どれだけ仲の良い夫婦であっても、なにかしらの不満は芽生えてしまうはず。
たとえば「靴下を裏返しに脱ぐ癖が直らない」とか「目覚まし時計の音が大きすぎる」など、別に我慢しようと思えば我慢できるちょっとしたことであっても、積み重なることでやがて大きな不満になっていくでしょう。
ですが、自分の不満は言葉に出して伝えなければ、相手に伝わることはありません。
ですから、できる限り不満は溜め込まずに、小出しにして、2人で解決できるように試みることが大切です。
自分の非は素直に認める
理想的な夫婦になるためには、自分の非は素直に認める必要があります。
たとえば、なんの気なしに言った言葉で相手を傷つけてしまった場合は「ただのノリじゃん」と流してしまうのではなく、きちんと自分の非を認めて素直に謝ることが大切です。
いくら夫婦とはいえ、言って良いことと悪いことがあるので「これは、もしかすると相手にとって厳しい言葉だったかも…」と思った場合は、すぐに非を認めてきちんと謝るようにしましょう。
お互いに自分の非を素直に認めることができなければ、相手に対する不満はどんどん募っていくばかりです。
不満は積み重ねていくうちに、やがて爆発してしまう可能性もあるので、そうなる前に自分の非を認められる素直さを身につけておきましょう。
外見を磨く
いつまでも仲良しでいられる夫婦は、お互いに外見を磨くことを忘れません。
やはり、どれだけ一緒に過ごす時間が増え、気心知れた仲になろうとも、男女であることを忘れてしまってはいけないのです。