夫婦の形には色々なものがありますが、愛しあって結婚したからと言って、その熱がいつまでも続くと言うわけではありません。

実際に結婚しても不仲になってしまい、一緒にいるのも嫌になって離婚に繋がるという夫婦も良くいるでしょう。

現代は結婚に対する縛りは昔ほど厳しくないので、自分の心に従って結婚をして、自分の心に従って離婚をすることもできます。

不仲になって一緒にいるのが苦痛であるのなら、離婚をした方が良いかもしれません。

ですが、中には、自分の本音を隠したままに結婚生活を続けるような仮面夫婦もいます。

仮面夫婦と言う言葉自体はとても有名ですし、ドラマや映画の中ではよく見られるでしょう。

それでは、この仮面夫婦は、実際の生活の中ではどのような夫婦の状態のことを言うのでしょうか。

大袈裟なものだと考えている方もいるかもしれませんが、実は世の中には仮面夫婦が溢れています。

ここでは最近よく見られる仮面夫婦について詳しく見てみることにしましょう。

️仮面夫婦ってどんな夫婦?

まずは、仮面夫婦がどのような夫婦のことを言うのか見てみることにしましょう。

仮面夫婦と言う言葉はあまりに有名なので、映画の中でしか見られることのないものだと考えてる方もいるかもしれません。

例えば政略結婚をするような夫婦がなるものであって、普通の一般人の風に置いては当てはまらないものだと思っている方もいるでしょう。

ですが、それは間違いです。

仮面夫婦は普通の一般人がなってしまってもおかしくないもので、むしろ、今では仮面夫婦がたくさん世の中には溢れていると言えるでしょう。

仮面夫婦とは

仮面夫婦とは、相手に対して仮面をかぶっている状態の夫婦のことを言います。

仮面をかぶっていると、相手がどのような表情をしているのか見ることができませんよね。

相手がどのような表情をしているのか分からず、表面上の言葉だけで相手のことを知るのが仮面夫婦です。

もちろん、その仮面は社会にも向けられています。

笑顔の仮面をつけて人の中に入っていくので、その夫婦が冷めきっていることはほかのだれにも分からないでしょう。

ただ、お互いに仮面をかぶっていることだけは悟っている夫婦と言うのが、仮面夫婦です。

お互いに本当の気持ちを画して仮面をかぶっているのは、そこで本音を話してしまっては離婚に繋がる状態であるということを理解しているからです。

ほぼ、他人に接しているときと同じように、関係をまずくしないためだけに表面上を取り繕って相手に接していると考えると分かりやすいかもしれません。

一方的な仮面夫婦

仮面夫婦は、両者が仮面をかぶっているというだけではありません。

片方だけが仮面をかぶっているというケースもあるのです。

片方だけが仮面をかぶっているというのは、片方だけが相手への気持ちを失ってしまい、取り敢えず結婚生活を続けるためだけに、相手の熱に合わせている状態だと言えるでしょう。

もちろんギスギスはしますが、片方はまだ愛情を持っているというだけ、少しは夫婦仲がマシなように思えるかもしれません。

片方だけ仮面夫婦を続けるメリットは、既に気持ちの亡くなった相手と一緒にいることにメリットがあるからであり、例えば専業主婦が相手に対する愛情をなくしてしまったときには、このような一方的な仮面夫婦になるというようなことが多くあるように思えます。

️仮面夫婦に見られる19個の特徴

ここからは、仮面夫婦に見られるいくつかの特徴について見てみることにしましょう。

仮面夫婦の定義がどのようなものか分かっても、まだ大袈裟なものだと思っている人もいるかもしれません。

ですが、下記の特徴を見てみると、意外と自分たちの結婚生活が仮面をかぶっているものだということに気づいているかもしれません。

また、仮面夫婦がどのような冷え冷えとした生活を送っているのかということが理解できるでしょう。

仮面夫婦に見られる特徴を知れば、仮面風についてより詳しく理解することができるはずです。

自分たちや自分の近しい人間が仮面夫婦状態になって苦しんでいないかチェックしてみましょう。

1:夫婦円満に見える

仮面夫婦は、その内面がどうであったとしても夫婦円満に見えるというのが特徴です。

夫婦の間には何の問題もないように見えるのです。

そのため、周囲は全く仮面夫婦であることに気づかないでしょう。

自分たちの間で本音を隠しているというだけではなく、世間体を考えて、周囲の人間にも仮面をかぶって見せているのです。

笑顔の仮面をかぶっているので、敏感な人でもなければ夫婦の危機に気づくことがないでしょう。

むしろ「おしどり夫婦」のように思われていることもあるかもしれません。

周囲に自分たちのほころびを見せないのは、世間体のためであり、自分たちの恥をさらさないようにするためです。

芸能人の夫婦で「おしどり夫婦と言われていたはずなのに……」という離婚劇があったときには、その前には既に仮面夫婦の状態を長く続けていたと考えると良いでしょう。

2:相手に関心がない

仮面夫婦になってしまっている場合、相手に対する関心は既にありません。

愛情が消え失せているということももちろんのことではありますが、相手に対しての最低限の関心というものさえも失ってしまっていることが良くあります。

仮面夫婦の初期には不仲な状態が続いているかもしれませんが、それはまだ、相手に対する感情を持っている状態だと言えます。

相手に対して関心があるからこそ、不仲な状態を続けることができるのです。

重度の仮面風の場合には、相手に対する関心をすでに失っているので、不仲になることもありません。

お互いに本音を隠して、相手がいないかのように振舞うということもできます。

相手の存在が自分の中では少しの価値も持っていないので、夫婦と言う形をすでに超えて、ただの同居人か空気のように感じているということもあるかもしれませんね。

3:必要最低限の会話で成立する

仮面風は、必要最低限の会話で成立するという特徴もあります。

相手に対する気持ちを失っているので、既に、相手と会話をする意味さえも失っている状態であるといえます。

相手に興味がなければ、会話を引き延ばす意味もありませんよね。

会話と言うのは、相手のことを知るために行うものです。

それがなければ、最低限必要な分だけの言葉で十分でしょう。

同じ家の中にいながら最低限の会話しかしないので、家の中は常にシンとした状態になっているかもしれません。

ここで不思議なのは「最低限の会話で通じる」というところなのではないでしょうか。

お互いに興味を失っている状態なのに、どうして細かい話をしなくても通じ合っているのかというところは不思議ですよね。

これは、長く一緒にいるからこそ分かっている部分もあるという夫婦としての一面を表しています。

もしくは、ただ単に「別に通じていなくても構わない」「相手の行動が期待通りではなかったとしても別に関係ない」「最初から遺体はしていなかった」という投げやりな気持ちがあるという理由もあるかもしれません。

4:家庭内別居

家庭内別居と言うのも仮面夫婦の特徴かもしれませんね。

同じ家の中に暮らしていながら、全く違う生活をしているのが仮面夫婦です。

一緒に食事をすることも避けるかもしれませんし、起床・就寝も違う時間でしょう。

休日もお互いに好き勝手なことをしているので、生活が被るということがありません。

家庭内別居の程度はもちろん夫婦によって異なりますが、酷い夫婦になると、全く一緒にいるということがないこともあるようですね。

ただ、お互いに窮屈な思いをしていないわけではなく、どちらかが単身赴任になるとホッとするというようなところもあるかもしれません。

家庭内別居がただの別居になると、仮面にもひびが入り始めたということでしょう。

5:離婚予備軍

仮面夫婦は離婚予備軍です。

離婚を目前にしている夫婦だということになるでしょう。

激昂して勢いのままに離婚をすると言うわけでありませんが、お互いに本心を向けずに仮面の奥では既に離婚を決意している夫婦もいるかもしれません。

相手に悟らせないようにしながら、離婚のための準備を進めているという夫婦もいるでしょう。

場合によっては、離婚の時期もすでに決めている仮面夫婦もいるかもしれませんね。

例えば子供がいる場合にはすぐに離婚することはできませんから、離婚するということだけ決めておいて、夫婦の形だけを保っているという二人もいるでしょう。

仮面夫婦は続けていても空しいですから、メリットが亡くなった瞬間に離婚に繋がってもおかしくはありません。

何かきっかけがあると、すぐに離婚へと走ってしまうのが仮面夫婦の特徴なのです。

6:社会的地位が高くてお互い自立している

安心して仮面夫婦になるためには、お互いに自立していなければいけません。

相手に依存しているような状態では、相手の気持ちをきちんとつなぎとめておかなければいけないので、そう簡単に無関心になることができないからです。

最も、そう言った場合でも簡単に相手に無関心になって不倫に走る人もいるわけですが、これはただ単に、その人の倫理観が壊れているだけで、仮面夫婦の特殊パターンと言うわけではありません。

特に、お互いが仮面をかぶっている仮面夫婦の場合には、社会的な地位が高くてお互いに自立しているからこそ、ということがあります。

社会的な地位が高いと、世間体が悪いことができません。

これが離婚に当たります。

ですが、お互いに自立しているので依存をする必要もなく、お互いを失っても何の痛手にもならないという状態になので、愛情が消え失せてしまうと、簡単に仮面夫婦状態に陥ってしまうのです。

7:恋愛感情は家庭外で満たす


重度の仮面夫婦になると、お互いの浮気に気づきながら黙っているというケースもあります。

お互いに恋愛感情がないことが分かっているので、恋愛感情を外で満足させてもらった方が楽だと思っているからです。

相手に対する嫉妬心もないので、相手が恋愛感情を家庭外で満たしていたとしても気になることはありません。

ただし、度を越した恋愛を嗜めるようなことはするかもしれませんが、それは仮面であったとしても「夫婦」の形を保つために必要だからです。

決して、まだ恋愛感情を持っているからと言うわけではありません。

ただ、片方だけが仮面をかぶっている夫婦の場合には悲惨ですね。

家庭では仮面をかぶって、外で恋愛感情を満たしているような場合には、お互いに分かっていて見ないふりをしている仮面夫婦よりも最悪の状態になります。

この場合には、急転直下ですぐに離婚になる危険性を秘めているでしょう。

8:人前では仲のいい夫婦を装う

仮面夫婦は基本的には、人前では仲の良い夫婦を装います。

外に対してつけている仮面もあるということです。

外にも不仲が漏れるようになってしまったら、夫婦の中は末期に近づいているということになるでしょう。

外に対して隠していられる間はまだ、仮面夫婦としては続けていくだけのお互いの精神力と我慢力が残っているということですね。

9:片方だけ愛情をもっている夫婦も

仮面夫婦の中には、片方だけは愛情をまだ持っているという夫婦もいます。

冷めきった過程に対して何をすることもできなくても、相手に対する愛情を失っていないので、少しは修正を症と試みることもあるのではないでしょうか。

最も、片方だけ愛情を持っている夫婦の場合には、その片方が限界を感じることも多く、離婚率は高いように思えます。

10:趣味に没頭している

冷え切った過程から逃れるためには、趣味に没頭するしかありません。

現実逃避のためにも、趣味に没頭しているという夫婦も多いでしょう。

お互いに趣味の世界に没頭していれば、相手のことを考えずに済むのです。

11:子育てには一生懸命


仮面夫婦は、お互いに子育てには一生懸命になっているところがあります。

お互いの存在がどうでも良くても、子どもはどうでもよくないと思っているでしょう。

子どもだけが夫婦を結び付けているものになっているということも多いのではないでしょうか。

子どもの存在がなければとっくに離婚している夫婦であったとしても、子育てには一生懸命になり、子どものことをとても愛しているために、結果的に仮面と言う形で夫婦を続ける選択肢を選ぶ夫婦もいるのです。

12:セックスレス

仮面夫婦はセックスレスの場合がほとんどです。

セックスをする必要も感じなくなっているので、そもそも、しようとする気が失せているでしょう。

どうしても子供を作らなければいけない政略結婚の仮面夫婦なら義務的にセックスをするかもしれませんが、その場合でも、自分がしたくてすると言うわけではありません。

しなくても良いものならしないという夫婦が大半でしょう。

愛してもいない相手との身体の関係は苦痛なだけだからです。

13:何年も喧嘩をしていない

仮面夫婦の中には不仲で、常に喧嘩をしているという夫婦もいるかもしれません。

ですが、重度の仮面夫婦になると、そもそも喧嘩をしなくなってしまうでしょう。

相手に対する関心がなければ、喧嘩をしても無駄だという気持ちになります。

喧嘩をするというのは、相手に改善を求めているからです。

仮面夫婦であれば、相手に対する改善の気持ちさえも失っているのではないでしょうか。

だからこそ、距離感を感じ、相手に対する不満を持ちながらも、喧嘩さえもなくなってしまった関係性ができることになるのです。

14:どちらかが不倫している

仮面夫婦は恋愛関係を外に求めているので、どちらかが不倫をしているということは珍しい話ではありません。

もちろん、結婚した相手がいる中で不倫をするかどうかと言うのは、仮面相手であったとしても倫理観に反するものです。

個人の持っている倫理観の大きさが不倫の有無を決めるでしょう。

15:一緒にいても微妙な距離感がある

仮面夫婦は、既にお互いの心の距離が離れてしまっています。

自分にとって一番近しい存在と言うわけではなくなってしまっているのです。

心を閉ざした状態なので、そもそも相手が何を考えているのかも分からないでしょう。

だからこそ、一緒にいるときでもどこか微妙な距離感を感じているはずです。

外に向けて完璧な風の状態を保っていたとしても、敏感な人であれば気づくくらいの距離感になってしまっている夫婦もいます。

心の距離が離れてしまっていると、自然と身体の距離も離れますから、物理的にも微妙な距離感のままに一緒にいることになるでしょう。

16:スキンシップを嫌がる

誰でも、無関心な人に触れられるとぞっとしますよね。

仮面夫婦の場合、夫婦と言う形を取っていたとしても、実態は夫婦ではありません。

他人に近い関係性です。

もしくは、嫌悪感のある知人という枠組みになります。

そんな相手に触られると嫌なように、仮面夫婦でもスキンシップは嫌がる人が多いでしょう。

お互いに仮面をかぶっている状態であれば、特にスキンシップはどうでも良いものになるのではないでしょうか。

ただ、片方だけが仮面をかぶっていると、相手がスキンシップを求めてくることもあります。

この時に相手に対して嫌悪感を感じないという人はいないでしょう。

17:生活リズムが合わない

仮面風は基本的に生活リズムが合いません。

最初の内は、生活リズムが合わないことこそが仮面夫婦の原因になっていたのかもしれませんね。

お互いに一緒に過ごす時間が少ないからこそ、お互いに対する気持ちを失ってしまっていたということも背景としては考えられるでしょう。

ただし、仮面夫婦の状態になってしまうと、これは逆にお互いにとって好都合です。

嫌な思いをせずに、自分一人で暮らしているような生活を送ることができるからです。

こうして、生活リズムの合わない同居人がいるような生活になり、それに慣れると、お互いの存在にイライラし始めます。

18:一緒に行動はしない

仮面夫婦は、基本的に一緒に行動することはありません。

一緒に行動してもメリットがありませんし、お互いの存在にイライラするだけだからです。

仮面夫婦になってしまうとお互いに気持ちをなくして、お互いの存在がない方が楽な気分になっています。

ただ、「一緒に行動をしない」と言う部分では協力することができるため、例えばお風呂の順番などは暗黙の了解で決まっていることもあるかもしれません。

お互いに仮面夫婦であるならば、ある程度協力して仮面夫婦を続けている状態であると言えるでしょうか。

もちろん、上述のように生活リズムが合わないために一緒に行動をしないことになっている夫婦もいます。

ですが、それでも一緒にいる時間ができてしまうこともあり、その場合には示し合わせたように「一緒にいなくても良い」行動をお互いに取るのです。

19:子供に仲が悪いことを気づかれている

仮面夫婦だからと言って。

家庭の中に二人きりと言うわけではありません。

子どもがいる仮面夫婦も多くあるでしょう。

むしろ、子どもがいるからこそ仮面夫婦を続けているという夫婦の方が多いかもしれません。

そんな風は、子どもに対しても仮面をかぶっている姿を見せています。

世間体のために被る仮面よりは薄いかもしれませんが、夫婦の不仲を見せないように努力をする人は多いでしょう。

ですが、子どもとは聡いもので、夫婦の不仲は簡単に見つけられるのです。

はっきりと口にすることはなくても、両親が仮面夫婦を続けているとは悟っている子供もいます。

子どもも「気づいている」ということを悟らせないようにするために、結果的に「仮面家族」のようになってしまっている家庭もあるでしょう。

一番の犠牲は子どもということになりますが、仮面夫婦は自分たちが「仮面をかぶっていることには気づかれていない」と思い込んでいる場合がほとんどです。

️仮面夫婦になる前にしっかり対策!

仮面夫婦は、一度なってしまうとなかなか修復のしようがありません。

本音を言わずに過ごしているのですから、なかなか相手に向き直る気もなくなってしまうのです。

こうなると修復不可能な夫婦仲が出来上がってしまいます。

もし、まだ夫婦の間に愛情が残されているのなら、仮面夫婦になる前にしっかりと対策をしておかなければいけません。

ここでは、仮面風にならないようにするための対策方法について見てみることにしましょう。

お互いに関心をもっておくこと

仮面夫婦にならないためには、お互いに関心を持っておくということが一番に大切です。

相手に対する関心を失うと、愛情も何もかも失ってしまうでしょう。

相手に対する関心がないということは、相手がいなくても何の問題もないということだからです。

相手がいなくても何も問題がないというのは、夫婦として健康的な状態であるとは言えません。

常にお互いに関心を持っておくことにしましょう。

一緒の趣味を始めてみることでも良いですし、本当は興味がないことでもきちんと耳を傾けるようにするなど、相手に対する最低限の興味を失わないように自分の中の熱をきちんと一定に保てるように努力をしましょう。

なんでも言える環境を作る

仮面夫婦にならないようにするためには、何でも言える環境を作るということも大切です。

お互いに何も言えないような状態では、本心を隠して生活する仮面風になるのも時間の問題です。

相手に本心を話しても問題がない状態を作っておけば、相手とのトラブルがあっても、それがしこりとなって残ることはないでしょう。

自分の心をあけっぴろげにしておくというのは、恥ずかしくて躊躇いを感じてしまうものかもしれません。

ですが、恋人同士の時ならともかく、家族になってしまっていると考えると、心をオープンにしておくことは大切なのではないでしょうか。

お互いの気持ちがきちんと分かっている状態にあれば、お互いに本音が分からなくなってしまっているというような事態にはならないでしょう。

日頃から常に感謝の気持ちを伝える

日ごろから常に感謝の気持ちを伝えるということも大切です。

きちんと感謝の気持ちを持っていれば、少なくとも最低限の愛情を忘れずにいることができるでしょう。

結婚したころの熱い思いは失ってしまったとしても、穏やかな愛情を残すことができれば、仮面夫婦にはならずに済むはずです。

もし、相手に嫌な気持ちを抱いていたりすると、感謝の気持ちさえもなくなってしまうからです。

また、日本には昔から言霊というものがあり、言葉を口にすることで本当になるという現象もあります。

感謝の言葉を口にしていることで、感謝の気持ちを自分の中で保つこともできるのです。

そうして相手に対する最低限の尊敬や気持ちをきちんと保っていると、酷い仮面夫婦にはならないでしょう。

️仮面夫婦が離婚しない大きな理由

ここまで仮面夫婦の特徴や、そうならないための方法などについて見てきました。

ここで疑問になるのは、「どうしてそこまでして仮面夫婦を続けなければいないのか?」というところです。

政略結婚が当たり前の時代や、女性の地位が低かった時代なら、確かに仮面夫婦でも離婚できなかったでしょう。

仮面夫婦であったとしても、そこにメリットがあることが分かっていたからです。

また、離婚したくてもできない事情があったのです。

ところが、現代ではそうした政略結婚というのは少なくなってきていますし、仮面夫婦がわざわざ結婚生活を続けている理由もないように思えますよね。

ここでは、仮面夫婦がわざわざ結婚を続けている理由について、詳しく見てみることにしましょう。

子供がいるから

仮面夫婦が離婚をしない大きな理由としてあげられるのが、子どもです。

もし子供がいなければとっくに離婚していたという風雨がいてもおかしくはないでしょう。

両親の不仲の中に育つのは子供も可哀想ですが、親としては「この子が不自由なく育つまでは」と考えてもおかしくはないのです。

夫婦としてはもう既に関係性は壊れてしまっているけれど、子どもの親としての関係性は悪くないという夫婦もいるのではないでしょうか。

こういった夫婦は、子どもが大きくなると同時に離婚をするというケースも多く見られます。

ただ、中には、不仲が進んでしまって、「一緒にいる方が子どものためにならない」という判断で離婚をする夫婦もいます。

子どもの前では喧嘩をしないようにして、不仲であることを隠そうとするあまりに、典型的な「外(子どもの前)では良い夫婦を演じて、もうお互いに興味がないことを隠している」という仮面夫婦そのものになってしまっている二人もいるでしょう。

経済的に厳しいから

仮面夫婦が離婚しない二つ目の理由としては、経済的なものも大きいでしょう。

例えば、結婚するときにどちらかが頼んで、例えば女性側が専業主婦になっている状態だとします。

そうすると、女性側は離婚した時に生きていくだけの経済基盤がなくなってしまっている状態だと言えますよね。

男性側も、自分が専業主婦になることを望んでいたので、今更女性を放りだすわけにもいかずに一緒にいるという状態を続けているのです。

また、経済的に問題がある側が「既に相手に興味を失っているけれど、お金のためには仕方ない」と思い、仮面をかぶっている可能性があります。

この場合には、どちらか一方だけの仮面夫婦ということになりますね。

結婚は愛情から成り立つもののように思えていますし、確かにその面から見ると、仮面夫婦を続ける意味など考えられないかもしれません。

ですが、実際には結婚は経済的な面や、現実的な面も含んでいます。

愛情が消え失せても、そうした現実的な面での繋がりを失うわけにいかないというのが、仮面夫婦を続ける理由なのです。

️まとめ

いかがでしたか?
仮面夫婦は現代にもたくさんいますし、仮面夫婦になってしまうこと自体は珍しいことではありません。

仮面夫婦と言うと何となく偽装夫婦のような、大掛かりでミステリアスなイメージを抱く方もいるかもしれませんが、基本的には仮面夫婦はそこまで恰好が良いものではなく、結婚当初の情熱のようなものが失せて、ただ「情」で繋がっているだけの夫婦のことを言うのです。

もちろん、子どもや経済的な現実的な面を除いては一緒にいる意味など見いだせなくなっているでしょう。

結婚したばかりの方は、最終的にこのような仮面夫婦になってしまわないように、きちんと自分たちの中でルールや習慣を作っておくと良いでしょう。

仮面風に担ってしまうと、寂しさから他の人に目を向けたり、相手のことをないがしろにするような危険性も高くなります。

きちんと自分たちの関係を良いものに保てるように頑張ってください。

また、もう既に仮面夫婦であるという方は、もし修正をしたいのなら夫婦でカウンセリングに通うなど、自分たちの関係に向き合うというところが大切です。

仮面夫婦になると、関係性に向き合うということもできなくなってしまうものですが、心まで凍ってしまっている状態を続けるのではなく、少しでも良い関係に戻れるように努力することも大切です。