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溝とはどういう意味?夫婦の溝ができてしまう5個の原因と対策


人間関係にできる“”とはどういう意味なのでしょうか。

友達、恋人、夫婦、家族など近しい関係ほど溝は生まれやすいものです。

こちらの記事では、夫婦間における溝を主題に記載しています。

原因や対処法を確認してみましょう。

“溝”の意味

まず主題からは少し逸れますが、“溝”の意味が曖昧なまま話を進めていかないために、漢字の持つ意味を確認してみましょう。

漢字の成り立ちに基づく本来の意味から人間関係におけるものまでいくつか意味があります。

ちなみに、「みぞ」以外の読み方は「コウ」「うなて」「どぶ」「せせなぎ(せせらぎ)」ですが、人間関係を示す際は「みぞ」のみです。

人間関係の溝の意味

本来“溝”は人工的に掘るものであっても、意図して人間関係を悪くする人はまずいないので、人間関係の溝については「溝が生じる」「溝ができる」「溝が深まる」など自然に生まれたような表現をします。

とはいえ、本当に何もしていなければ溝はできないのである意味人工的な溝という言葉がしっくりくるのでしょう。

言い換え表現として「ギクシャクする」「ほころびが出る」「軋轢が生じる」などがあります。

人と人との間の意見

概ね、人間関係の溝は意見の対立を指します。

食い違う意見を持つもの同士が対峙した時に、譲歩のしようもなく溝が埋まらず、関係が悪化すると溝が深まっていきます。

意見の対立は仕事やプライベートに関わらず生じるので限定する条件はありません。

感情などのへだたり

意見と同じく感情のへだたりの場合も溝が生まれます。

たとえば、同じ空間にいながら一方はイライラし、一方は気楽に振舞っている場合、双方の醸し出す雰囲気にへだたりが生じ、意見の対立はなくても関係が悪化することがあります。

溝の他の意味

この記事では人間関係の溝、とくに夫婦間の溝について記載しますが、せっかくですから溝という漢字の他の意味も見ておきましょう。

水を流すために地面を細長く掘ったもの

溝という字の成り立ちは、水とカゴを組み合わせたもので、カゴが人工的に作られた編み目であるため、水と合わさって水路を表す「みぞ」となりました。

この場合「うなて」とも読み、田や畑に水を引くために作ったもののことです。

汚いイメージが付随すると「どぶ」、あるいは「せせらぎ」と読んで谷間を流れる小さな川などを指すこともあります。

細長いくぼみ

水を引く用途でなくとも、細長いくぼみを指すことがあります。

大工仕事で木材に凹凸をつくりはめこむ場合も穴では貫通したイメージなので、底があることを指して「みぞを掘る・作る」と言います。

人間関係における”溝”の使い方

先述した通り、人間関係における“溝”は自然に生じたような言葉を伴って使用されます。

日常生活でもよく耳にしますが、改めて使い方をおさらいしておきましょう。

日常会話としての例文および、文学作品からも例文を参照します。

引用元は青空文庫です。

青空文庫とは「誰でも読めるように」開設された電子図書館サイトで、著作権保護期間の終わった作品と著書・訳者が公開に同意したものが並んでいます。

「溝ができる」

「最近彼氏となんだか溝ができちゃって、埋まらないものかな」

「溝ができるとなかなか埋まらないよね…前みたいに仲良くしたいのに…」

人間関係にできた溝は、「埋まる」をもって仲直りを表します。

たまに「関係の修復」とごちゃごちゃになって「溝を修復したい」などと耳にしますが、溝を修復しても溝は溝なので、仲直りしたいなら修復は間違いです。

また、文学作品からはこちらのような表記があります。

“あの夢を感づいて、ゆうべから、急に夫婦の間に溝ができたのではなかろうか”
林不忘『あの顔』

“音信不通なら、血のツナガリだけではうめられない溝ができて、元のようにシックリしない他人の距てが双方に”
坂口安吾『明治開化安吾捕物21その二十トンビ男』

「溝ができる」は英語にすると「beestranged」となります。

疎遠になる、別居しているという意味で、英語での例文も夫婦間やカップル、血縁など親密な関係の仲たがいに使われることが多いです。

「溝が生まれる」

「できる」を「生まれる」と言い換えることもあります。

「生まれる・生じる」を使う場合、軋轢・不破・亀裂・対立などを代用することができます。