そこで「女性慣れしていないから」などと言っていたらダンスになりません。
ダンスはどうしてもお互いの体に触れたり密着することも多いので、そういう意味でもダンサーは女性慣れしているとは言えるでしょう。
しかし考えようによっては、女性慣れしている男性のほうが女性の心理を理解してくれる可能性が高いので、ある意味良いことと言えるかもしれません。
4:社交的
ダンサーはステージに1人で上るよりは、他のダンサーと一緒に踊ることが多いでしょう。
ある種のチームワークが必要ですし、もともとの知り合いではなくオーディションで出会ったばかりの人たちともうまくやっていかなければなりません。
そうするとある程度の社交性がないと厳しい世界と言えますよね。
実際ダンサーのイメージは明るくて社交的で、どんな場所であってもモジモジしていない…というようなものが多いのではないでしょうか。
しかし、実際のところは社交的ではないダンサーも中にはいるでしょう。
それでも周囲や観客に向けて笑顔や明るい表情を見せるという表現を出来るのがプロであり、それを自然に表に出せているだけかもしれません。
いずれにしても、ダンサーが社交的なイメージを周囲に与えているということは確かです。
5:リーダー気質
ダンサーであれば、自ら企画してダンスのイベントや公演を行うこともあるかもしれません。
振り付けや練習はもちろん、会場の準備や練習場所の確保、スケジュール管理、チラシなどの宣伝活動、衣装の調達、とにかくダンス以外にやることがたくさんあります。
メンバーみんなが好き勝手にやっていたらしっかりとした内容にはならないし、イベントの開催すら危ぶまれます。
そのためメンバーをしっかりまとめるのも重要なポイントになってきます。
こういった場合にリーダー気質の人がいなければ、ただ「イベントやりたいね」で終わってしまい、実現することは難しいです。
またこういう苦労を実際に経験することで、リーダー気質を養っていく機会もあるでしょう。
ダンサーはたとえプロであっても、芸能事務所などの専属になれない限りは個人事業主のようなものです。
なんでも自分でやるくらいの気質がないと、なかなか続けていけない職種なのです。
6:空気が読める
ダンスというのは言葉を使わない表現です。
自分のアピールしたいことも体や動きで表さなければいけません。
また、パートナーやチームと踊る時も、お互いが息を合わせなければダンス本来の魅力を発揮することはできないでしょう。
当然そういう場合も言葉を使わずにお互いの伝えたいことを理解しなければなりません。
だから、相手の視線だったり動きをしっかりと見て、空気を読むことを常に意識しているのがダンサーなのです。
観客もまた、ダンサーと言葉でやり取りするわけではないですよね。
ダンサーは観客の期待するものも言葉以外の空気感などから読み取っていかなければ、客席を盛り上げることができません。
そういう意味では、ダンサーというのは空気を読むことに人一倍長けていると言っても過言ではないでしょう。
7:礼儀正しい
ダンサーの世界はどちらかというと体育会系です。
なので先輩後輩などの上下関係も意外ときっちりしているところがあります。
どんな技術を習得する場合でも、厳しい世界であればあるほど、礼儀を大切にしているはずです。
ダンサーの美しさは表面だけではなく、内面も映し出しています。
そのため人間としての精神的な面もしっかりと磨いていかなければなりません。
当然、挨拶やマナーなどの礼儀もきちんと守れるようでなければいけないのです。
礼儀正しい振る舞いは美しい所作にもつながります。
無作法で礼儀知らずのダンサーは、言い換えれば身のこなしがイマイチなダンサーとも言えるのです。
チャラく見られるからこそ中身は真面目
世間一般からはどうしてもチャラいイメージで見られがちなダンサーの人たち。