日頃から「姿勢を正す」という意識をしっかりと持ち続け、自分で努力することを怠らなければ、美しい姿勢になることができるでしょう。
ストレッチをする
自分自身で手軽にはじめられるストレッチもおすすめです。
まず1つ目は、壁を利用したストレッチを紹介します。
後ろ向きに壁にピタリとくっつき、顎は水平に保ちましょう。
そして、お尻をキュッと引き締めて、ふくらはぎは壁につけられるのが理想です。
簡単に思えても、試してみると案外難しいので、少しずつ頑張っていきましょう。
もう1つは、バスタオルを使った方法を紹介します。
バスタオルを丸めて背中の中心に縦に位置するように置きましょう。
そこに仰向けに寝転がり、息を吐きながらゆっくりと両手を挙げ、そのまま10秒間キープします。
どちらの方法もそこまで難しいものではありませんが、無理はしないようにしてくださいね。
ヨガ
ストレッチだけでは物足りない場合はヨガもおすすめです。
まずは、四つん這いの姿勢をとりましょう。
そのまま手を前にグーっと伸ばして、お尻を突き出します。
このとき自然とおでこが床につくと思いますが、余裕がある人は顎を床につけるようにしてください。
こちらの姿勢で1分間経ったら、1番はじめに紹介した四つん這いの姿勢に戻ります。
ここで紹介したヨガでは、背筋を思う存分伸ばしますから、普段の生活では使うことがないであろう筋肉を使うことができるため、姿勢だけでなく代謝もよくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
筋トレ
姿勢を直すためには筋トレを取り入れてみるのもおすすめです。
まず、足を腰の幅程度に開きます。
その際、つま先と膝は同じ方向に揃えることを心がけましょう。
そして、息をゆっくりと吸いながらお尻を落としていき、空気イスのような姿勢になったところで、その姿勢を5秒間キープしてください。
そのあとは、ゆっくりと息を吐きながら立ち上がっていき、最初の姿勢に戻ります。
姿勢を正すための筋トレなので、早さではなくきちんと筋肉を使うことがポイントです。
ですから、1つ1つの動作をゆっくりと丁寧に行うことを心がけましょう。
日頃から正しい姿勢を意識する
姿勢をよくするには、ストレッチや筋トレはもちろん大切ですが、やはり日頃から常に正しい姿勢を意識することが1番大切といえるでしょう。
というのも、どれだけストレッチなどを頑張ったところで、長時間悪い姿勢が続いていると、なかなか姿勢はよくなりません。
反対にストレッチなどの時間が短くても、それ以外で正しい姿勢を意識することができていれば、あっという間に美しい姿勢が手に入ります。
ですから、立っているときや座っているときなど、常に「正しい姿勢でいよう!」と意識をすることが大切です。
長時間同じ姿勢でいるのを減らす
長時間のデスクワークや、重たい荷物を持っているときなど、長時間同じ姿勢でいるのを減らすことが大切です。
やはり、同じ姿勢が続いてしまうと、その分骨盤の歪みが生じてしまいます。
そのため、長時間のデスクワークの際は、1時間に1回伸びをするなど、こまめに体を動かすことを心がけましょう。
また、重たい荷物を持つときは片手だけに集中してしまわずに、数分置きにもう片方の手に持ち替えてみるなど、同じ姿勢でいる時間を減らすようにしましょう。
姿勢を改善することのメリット
ここまで「姿勢を直す方法」について紹介してきました。
まずは、整骨院に通い、自分の姿勢について知ることが非常に大切です。
そして、自分の姿勢を知った上でストレッチや筋トレに励むようにしましょう。