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ゆとり世代の恋愛観の特徴11個とそ...(続き2)

特にゆとり世代の男女は、余程収入に余裕がない限りは結婚後も共働きを想定した人生プランを持っている人が非常に多いです。

そうすると、自分だけのリフレッシュできる時間も奪われたくないと思うのかもしれません。

また結婚後も様々な事情から夫婦2人だけの生活を選択する方や、仕事の関係での別居婚をされる方、籍を入れないパートナー関係など様々な恋愛、結婚の形があります。

「イチャイチャ」しないと聞くと何だか冷たい印象を抱いたり、「私のこと本当に好きなの」という不安を持たれる方かもしれませんが、それは互いに自立した関係性を望む男性が増えたという証拠ではないでしょうか。

4.ライバルがいる恋愛はしない

恋愛に限らず仕事やスポーツでも「ライバルや競争相手が居た方が燃える」という方もいますよね。

ゆとり世代でもそのように考える方もいますが、「ライバルがいるならあきらめよう」と考える男性は少なくないでしょう。

ライバルがいる恋愛はその男性と競って勝利しないといけませんので、「付き合う」というゴールに辿り着く迄の難易度がライバルのいない恋愛と違って格段に高くなります。

基本的に省エネ思考が強いゆとり男性にとって、難易度が高いならやめておこうという発想になりやすいのです。

相手を振り向かせる為にライバルの存在を匂わせる様な発言はお勧めできません。

5.恋愛より楽しい趣味を優先する

恋愛は2人でするものですが、趣味は一人でも楽しめるのが大きな違いではないでしょうか。

趣味を友人と楽しむゆとり男性も沢山いますが、自分が関わりたい時だけ関われる共通の趣味を持つ恋愛と、自分と彼女のテンションや価値観を擦り合わせる必要がある恋愛は大きく異なります。

そんな自分のペースで進める事ができる趣味に大きな比重を置いているゆとり男性も沢山いるかもしれません。

趣味を優先するスタンスは貴方の優先順位が低いという事ではなく、彼にとって貴方との良好な関係を継続させる為にも、趣味の時間を確保する事が大切だと認識しているからではないでしょうか。

6.恋人といるときはのんびりゆっくりしたい

ゆとり世代の人は安心や安定、自分が心地よいと感じる場所を大切にする傾向にあります。

社畜の様に働いて出世戦争で勝利を収めるより、出世は望めなかったとしても定時退社してプライベートを大切にしたいと考えている人も多いかもしれません。

また1つ上の世代は団塊ジュニアと呼ばれ団塊の世代を親に持ち、就職氷河期という過酷な世代を生きてきた方々です。

現在ではゆとり世代の方も30歳を超え、会社でも中堅的にポジションになっている事も多いと思いますが、ゆとり世代が初めて社会人になった頃は世代ギャップが問題になりました。

そんな時ゆとり世代の方々も上の世代の方と同様に世代ギャップに戸惑ったと思います。

しかし「無理して合わせず、適度な距離を保ってプライベートを大切にしよう」と考えるのが良くも悪くもゆとり世代の特徴なのかもしれません。

ストレス社会と言われる現代を省エネモードで生きていきたいゆとり世代男子は、恋愛に刺激よりも安定や癒しを求めているのではないでしょうか。

7.出会いはオンラインが好き

ゆとり世代は正にオンラインの出会いと共に生きてきたと言っても過言ではないと思います。

携帯電話とiモードの登場と共にインターネットの掲示板での出会いが誕生したのは1990年後半~2000年くらいですから、丁度ゆとり初期の方達が10代後半の時代ですね。

しかし誰でもインターネットを通じて出会う事ができるという事で、未成年に対する犯罪などが社会問題となり始めた時期でもありました。

2000年頃~2010年頃は携帯電話の急速な進化と共に様々な出会い系サイトが誕生しますが、悪質なサイトも多く2003年には出会い系サイトに対する法律が初めて制定され、2009年には利用者の年齢確認を義務化するなど取り締まりが強化されます。

そんな出会い系サイトが下火になった代わりに盛り上がりを見せたのが今のSNSです。

そして2007年のiphoneが発売されると携帯電話は一気にガラケーからスマホの時代になりました。

出会い系サイトの利用者よりアプリ利用者が圧倒的に多いゆとり世代後半の方達は、より安全にそして気軽にユーザー間でのやり取りができ、利便性の高いオンラインでの出会いに抵抗がありません。

8.デートは割り勘が普通

現在、日本のジェンダーギャップの数字は世界の中で高いとは言えませんし、会社や社会の中で性差による待遇の違いを感じる機会は女性に限らず男性でもあると思います。

しかしゆとり世代は男女平等の教育の元で育っていますから、男性だから、女性だからという先入観が少ない特徴があります。

女性も働くという事を念頭に置いて恋愛する方が非常に多いので「男性だから一家の大黒柱にならなきゃいけない」「家事は女性がするものだ」という考え方より「性差よりその人の性格や個性による適材適所」や「共働きならば家事も分担」という考え方が主流になりつつあります。

これは従来の家父長制ではなく、夫婦は平等パートナーという男女平等な考えに基づくものだと思いますが、その分「男性が女性に奢るのが当然」という感覚は薄れてきています。

同世代の男女による賃金格差が圧倒的だった時代では「奢らない男性」の方が希少な存在だったかもしれませんが、ゆとり世代では決して珍しい事ではありません。

そうは言っても恋愛、結婚に関する価値観が人それぞれである様に、金銭に対する価値観も世代によって一概に「こうだ」と決めつける事はできません。

ゆとり世代の男性と付き合うならば「割り勘」の可能性を考慮する必要はありますが、金銭的な価値観があまりに違うと、長く恋愛を続ける事が難しくなりやすいです。

割り勘に対する考え方は、その人の恋愛観や人生観を垣間見る良いヒントになるのではないでしょうか。