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有頂天な時5選!そんな時にありがち...(続き2)

・彼は嬉しいことが重なって有頂天になってしまった。

・有頂天になりすぎてしまい、彼女は周りの友達と喧嘩してしまった。

・有頂天になるのは良いけど、失敗しないように冷静さだけは失わないように気をつけなさい。

このような例文を見てみると、良いことの絶頂にいて何もかも楽しく思えるような有頂天ですが「なってしまった」や「喧嘩してしまった」、「失敗しないように」という表現から、良いことばかりではないように感じられる人も多いのではないでしょうか。

では、有頂天が悪いことなのかどうか、少し掘り下げて考えてみましょう。

有頂天って悪いこと?

「有頂天」はそもそも、嬉しい中でも特に喜びが大きく喜びの絶頂期にいることをいいます。

これは何か良いことがあったり自分の努力が実を結んだ時に訪れる状態ですので、「有頂天」自体は当然ながら悪い状況ではありません。

どういう理由で有頂天になっている場合でも、それ自体は祝福できることでしょう。

しかし、自分に良いことがあった場合のことを考えてみてください。

嬉しくて誰かに話したくなるのではないでしょうか。

場合によっては何度も話してしまい、自慢だと思われてしまうかもしれません。

自分の様子ばかり考えてしまい、落ち込んでいる人に話して不興を買ってしまう恐れもあります。

また、自分の中に喜びを留めておける場合でも浮ついた気持ちになってしまい、注意が疎かになって事故を起こしたりケアレスミスを犯してしまったりするかもしれません。

つまり、有頂天になること自体は祝福されることであっても、有頂天になった状態での周りの人への対応や自分の行動によってトラブルを招く可能性が非常に高くなるのです。

有頂天自体は決して悪いことではありませんが、自分が有頂天になっている場合は注意しましょう。

有頂天になりやすい人の特徴

同じように嬉しいことがあったとしても、実はその人の性格によって有頂天になる人とならない人がいます。

では、どんな性格の人が有頂天になりやすいと言われてしまうのでしょうか。

ここでは、少し嬉しいことがあった場合でも有頂天になりやすい人の特徴を紹介していきます。

今から紹介する特徴に少しでも当てはまっている人は、有頂天になった時にトラブルが起きないように注意して過ごしてください。

真面目

真面目な人が浮かれている姿は想像しづらいので、真面目な人が有頂天になりやすいというのはピンとこない人も多いかもしれません。

しかしながら、実は真面目な人は普段からコツコツ努力しているので他の人よりも多くの成功体験を持っています。

また、その一つ一つの成功体験が「たまたま」ではなく「努力の賜物」だからこそ喜びも大きくなりがちです。

そのため「適当に過ごしていたらなんとなく成功していた」という人より「毎日コツコツと努力していたら成功していた」ことに対する喜びが大きく、有頂天になってしまうのです。

また、普段が真面目な人だからこそ有頂天になっている時とのギャップも大きく、周りの人も有頂天になっていることがすぐに分かるため「有頂天になりやすい」と言われてしまうという説もあります。

お調子者

真面目な人とは対極に存在しているようなお調子者な性格をしている人も同様に、有頂天になりやすい人として知られています。

お調子者な性格をしている人は、その名の通り少し嬉しいことがあっただけですぐに調子に乗るので有頂天になってしまいがちです。

また、お調子者な人は周りの人からおだてられることも少なくはありません。

そのため、単に良いことがあっただけではなくおだてられるという相乗効果によってますます有頂天になるのです。

ただしお調子者は普段からウキウキと過ごしていることも少なくはないため、有頂天になっていても周りから悟られないこともあります。

普段とのギャップがそれほどないため、嬉しいことがあって喜んでいても周りに気付いてもらえないということもあるでしょう。

失敗が多い

失敗が多い人は、当然ながら普段から落胆してしまいがちです。

周りの人も「また同じ人が失敗している」と思ってしまい、ついつい他の人に比べて厳しく接してしまうこともあるでしょう。

そのため、どんどん自分に実力がないと落ち込んでしまうという悪循環に陥ってしまうことも少なくはありません。

そのため、そのような失敗が多い人が成功すると珍しい成功体験に有頂天になってしまうのです。

また、その人が成功することによって周りの人も普段から他の人を褒めているよりも大げさに褒めて功績をたたえることもあります。