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個性とは例えばどういうもの?20個の具体例や特徴を解説

もし今誰かにあなたの個性は何か聞かれたら、あなたは何と答えますか?

没個性が度々問題にもなっていますが、日本人は世界的に見ても周囲の人との輪を尊ぶことが多いため、 輪を乱すような逸脱した言動は避ける 傾向にあります。

とは言え輪を乱さない程度には個性を求められる場面も多く、「個性って例えばどういうものなの?」と個性自体が一体何なのか分からなくなってしまうこともしばしば。

そこで今回は個性とは具体的にどういうものなのか、また個性的な人の20個の特徴について解説していきます。

最近は 個性を求めるあまり没個性になる という負のループに陥る人も多いです。

本当の個性とは何なのか、これを機に一度考えてみてくださいね。

この記事の目次

個性を伸ばすことの大切さ

子どもの頃から様々な場面で「個性を大切に」「一人一人の個性を伸ばそう」という文言を聞きながら我々日本人は育ってきましたが、それは「個性」ではなく「大人が求める正しさ」であることがほとんどでした。

大人にとって都合の良くない「個性」は直そうとひたすら抑圧されるので、子どもも「大人の言うとおりにしよう」と思ってしまい結局は画一的になってしまいます。

個性を大切にするというのは、大人にとって都合の良い人間にするということではなく、一人一人の良い面・悪い面両方を受け入れてあげるということです。

一般的には欠点とされているような部分もきちんと受け入れてあげることで、将来的にその子どもの 自尊心や自己肯定感の有無 にも繋がります。

1. 「個性」とは?

個性とは、他人とは違うその人の持つ特徴です。

自分がどんな特徴を持っているかをきちんと認識することによって、自分が何をすべきか、自分の使命は何なのか、生きる上での方針を決めることができます。

とは言え個性とわがままは全く違うものなので、この個性を育てる段階でわがまま放題にしてしまうと後で矯正するのに時間と労力がかかってしまい、本人も周囲も苦労してしまいます。

2. 昔はみんな画一的に教育されていた

昔の指導者は、 自分の指導方針に従うこと を求めました。

しかし各界の大物には、それに従った人よりも反発した人のほうが多かったように思います。

例えばプロ野球で大きな足跡を残し、三冠王を3度も取った「オレ流」の落合光博満です。

彼は体育会系の雰囲気を嫌い、野球の強豪高校には進みませんでした。

それでも普通の高校で、7度にわたって野球部への入退部を繰り返しています。

進学した東洋大学でもやはり体育会体質が嫌で半年で辞めてしまいますが、社会人野球の東芝府中では大活躍します。

そして25歳と当時としては非常に遅いプロ入りを果たしますが、そこでも個性的なバッティング・フォームを酷評されています。

しかし守ってくれるコーチがいたこと、巨人からロッテへ移籍してきた大打者・張本勲が太鼓判を押してくれたことで救われました。

やがて彼にしかできないバッティングを確立し、素晴らしい業績を上げました。

彼の軌跡は、基本には忠実にと言いつつ個性を封じ込めようとする2流の指導者たちとの戦いだったのでしょう。

3. 没個性からは新しいものは生まれない

大相撲の初代・貴乃花の二子山親方という人がいました。

現役時代も名大関として人気者でしたが、この人は指導者としての方が優れた才能を発揮しました。

実子の2人、若貴兄弟を横綱に、貴ノ浪を大関に、貴闘力や安芸乃島を関脇に、その他数多くの関取を育成しました。

ここですごいのが、二子山部屋の力士には同じようなタイプが一人もいなかったことです。

どの力士も、顔つき・体型・取り口全てが個性的でした。

一番凄かったのは貴ノ浪(後の音羽山親方2015年急逝)です。

相手にもろ差しを許し土俵際に攻め込まれてから自分の相撲が始まるという珍しい相撲取りでしたが、それでも二子山親方は 型にはめようとはしませんでした 

また出世を諦め若手力士いじめが生きがいとなっているような古参力士には、意を含んで辞めてもらい若手がのびのび稽古できる環境作りを、徹底して行っていたのです。

二子山部屋から個性的な力士が育ったのは必然でした。

4. 個性がある人に対する世間の目が変わってきた