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なおざりとは?正しい使い方と意味に...(続き2)

「なおざり」と「おざなり」とでは一見、文字列を並び替えただけのようにも感じられますが、それぞれ異なる状況で使われる言葉になります。

ただし「なおざり」と「おざなり」は、どちらも「いい加減であること」や「真剣に向き合わない」といった同じニュアンスが込められているのもたしかです。

となると、使い分けるのが余計に難しく感じられますよね。

それでは、ここからは「なおざり」と「おざなり」の使い分け方について紹介していきます!

何かしらの対応をしているか

「なおざり」と「おざなり」は、どちらも「いい加減」といったニュアンスになりますが、大きく異なる点は「何かしらの対応をしているか」ということです。

まず「なおざり」は、やらなければいけないことを放置するということ。

要するに「いい加減なうえに、なにもしていない」ということになります。

反対に「おざなり」とは、その場限りのいい加減な対応、すなわち「いい加減ではあるけれど、何かしら行動に移している」ということです。

そのため「なおざり」は何もしていない、「おざなり」は何かしらしているという使い分け方ができます。

語源の漢字から連想する

「なおざり」と「おざなり」では一見、文字列を並び替えただけのようにも感じられますが、それはあくまでもひらがな表記であった場合です。

そのため、語源である「猶去り」と「御座なり」と漢字表記することで、意味の違いが分かりやすくなると思います。

猶去りであれば「猶」は、そのままなにもしない状態という意味があり、「去り」には遠ざかるという意味があるため「なにもしないままの状態で終わる」という意味が連想しやすくなるでしょう。

なおざりの類語

ここまで「なおざり」と「おざなり」の使い分け方について紹介してきました。

ひらがなで「なおざり」「おざなり」と表記すると、つい混同してしまいがちですが、語源の漢字で表記することで意味が連想しやすくなります。

また「なおざり」と「おざなり」どちらにも「いい加減」というニュアンスが込められていますが、何もしていないか、もしくは何かしらはしたと意味が大きく異なります。

そのため、実際に使ってみる際は間違えてしまわないように気をつけておきましょう!それでは、ここからは「なおざりの類語」を紹介していきます。

おろそか

おろそかには「いい加減に扱うさま」という意味があります。

また、おろそかの「おろ」には不完全、または不十分という意味があります。

たとえば「私はついテスト勉強をおろそかにしてしまった」という場合「テスト期間中だったにもかかわらず、結局勉強しないまま当日を迎えてしまった」というニュアンスになります。

要するに「おろそか」も「なおざり」と同様に「いい加減なうえに、なにもしていないこと」という使い方をするのです。

ちなみに、漢字では「疎か」と表記しますが、なかなか見慣れなかったり、読めないという人もいるのではないでしょうか?

ないがしろ

ないがしろには「あっても無いかのようにあなどり軽んじるさま」という意味があります。

漢字では「蔑ろ」と表記して「蔑」は無視することを意味します。

たとえば「仕事が忙しいため、彼は私をないがしろにした」という場合「仕事が忙しいことを理由に、彼氏から冷たくあしらわれてしまった」というニュアンスになります。

ちなみに、ないがしろの語源は「必要のない人」という意味を持つ「無きが代」だとされています。

要するに、まったくといっていいほど良い意味として使われる言葉ではないので、使う際には注意が必要です。

ぞんざい

ぞんざいには「いい加減で投げやりなさま」という意味があります。

普段の生活において、使う機会は少ないかと思いますが「ぞんざいに扱う」などの使い方があります。

要するに「いい加減に扱うこと」もしくは「扱い方が投げやりになっている」というニュアンスになります。

ちなみに、ぞんざいは「荒っぽくていい加減なこと」を意味する「粗雑」が語源とされています。

また、ぞんざいには正しい漢字表記はありませんが「存在」や、語源とされている「粗雑」が当て字として使われている場合もあります。

そのため、表記する際は漢字を使うのではなく、ひらがなを使うようにするといいでしょう。

軽視

軽視には「軽く見ること」という意味があります。