また、仮にそう考えたとしても、それで事実が変わるわけではないため、他人を恨むのは時間の無駄だと考えているのかもしれません。
潔い人はどんな時でも自分を主体に考えているため、他人のせいにして言い訳をすることはありません。
そして、自分を主体で考えていながらも、自分可愛さから、自分だけは守るような行動も取りません。
それが周りの人からすれば、とても潔くて格好いい姿に見えるのでしょう。
自分の決断に責任を持っている
潔い人はいつでも迅速に物事を決断しますが、無責任に安易な決断を下しているわけではありません。
迅速な判断をしつつも、決断を下す時にはその時の自分の精一杯の状態で決断を下します。
そのため当然自分の下した決断に対して、しっかりと責任を持っています。
責任を感じているからこそ、間違いがあれば即座にそれを正そうとしますし、また過ちがあれば素直に謝罪をし、次に活かします。
6、八方美人な態度を取らない
潔い人は、決して八方美人な態度を取りません。
大抵の人は誰とも揉めることなく、無難に生活していきたいと考えています。
だから一緒に話している人の言っていることが間違っていたとしても、それを指摘せずに笑顔で自分も頷きますし、反論することもありません。
波風立てずに過ごすのが精神的には安心な生き方かもしれません。
そして多くの人が実際にそうして生活しています。
しかし、潔い人はそういう生き方はしていません。
自分が間違っていると思えば「それは違うと思うよ」と口に出しますし、自分の行動でもし他人から嫌われることになると分かっていても、自分がそうすべきだと判断すれば行動します。
その結果嫌われても、自分の行動には一切の後悔も抱きません。
むしろ、人の顔色を窺って誰かに合わせて生きていくことを、時間の無駄だと考えていることでしょう。
潔い人はそうした生き方をしているため、敵も少なくはありません。
しかし、敵がいる分、自分の行き方に憧れて、賛同してくれる味方も大勢います。
潔い人は、仲良しこよしのグループに入ることは出来ないかもしれませんが、本当に自分にとって必要な存在だけが周りには集まってくるのです。
誠意を持って本音で人に接する
潔い人は、いつでも誠意を持って本音で人と接しています。
例えば女性同士で体形の話になった時、相手が「最近太ってきてさ」と話を振ってきたら、普通は「そんなことないよ」と無難に返すところを、潔い人は「そうかもね」と頷きます。
事実としてそう思ったからこその頷きですが、相手がもし自分可愛さに「そんなことないよ」と言って欲しかった場合には、ショックを受けて気分を害することでしょう。
しかし、相手がショックを受けたとしても、潔い人にとってはその返事が誠意の表れなのです。
下手に慰めるでもなく、いつでも相手と本音で向き合いたいと考えているからこそ、オブラートに包むこともあえてしないことが多いです。
そうして生活していると、自然と上辺だけで仲良くしたい相手や、無難な付き合いをしているグループからは避けられてしまうことになるでしょう。
しかし、潔い人の周りに残るのは、皆本音でぶつかり合う相手ばかりになるため、潔い人にとっても付き合いやすい環境が自然と生まれてきます。
7、他人から嫌われる事が怖くない
潔い人は、常に自分の信念や考えに従って行動しています。
そのため、周りの人との関係性や、周りの噂や意見に振り回されることがありません。
いつも自分が正しいと思う道を進むため、そこに他人が付いてこられなくても仕方がないという考えが少なからずあります。
もし自分のそういった考えを理解した上で、自分と付き合っていける人が現れたとしたら、その人のことを大切に思うでしょうし、親しい仲にもなることでしょう。
しかしだからといって、親しい相手の意見で自分の考えを曲げたりはしないのです。
潔い人はそれだけ自分の考えに自信と責任を持って行動していますので、それで他人が自分を嫌って離れていっても仕方がないと考えていますし、嫌われることに対して怖いとは思っていません。
むしろ他人の顔色を気にして自分の判断や決断を揺るがせることの方が許せないことだと感じているのです。
「自分にとって大切な人を大切にする」という事を重視
潔い人は基本的に、「皆に愛されたい」とは考えていません。