かといって友人の重要性は学生の頃のそれと変わりありません。
結婚して子供を産んでも、結婚しないまま独身生活を続けるにしても、友人という存在はあなたの愚痴や相談を聞いてくれたり、一緒に遊んでストレスを発散しあったり出来る貴重な存在なのです。
どんどんと友人の数は減っていくことを念頭に置いて、常に信頼できる友人関係を広げておくことが大切ですね。
3.収入のこと
収入についてもしっかり考えておく必要があります。
人間が不安なく働けるのは健康状態に自信があるからでもあります。
35歳になると身体的にも衰えを実感することがあり、将来にいろんな不安を覚える事もあるかもしれません。
結婚している人なら二度目、三度目の出産を迎えている人もいるかもしれませんね。
もしそうなら、その度にライフプランを見直し、子供の成長とともにかかる費用と収入を見比べる必要もあります。
その結果、必要であれば貯蓄額の見直しが必要になることもあります。
また、住宅の購入や車の買い替えなど、大きな買い物の時期も見直す必要が出てくるかもしれませんね。
常に収入と予想される支出のバランスをとりながら、ライフプランの見直しをしていくことが重要なのです。
30代は特に結婚、出産、キャリアアップのための転職などライフプランが大きく変わる出来事が多い時期でもあります。
常に収入とライフプランについては考えておきましょう。
4.貯金のこと
現段階であなたの貯蓄額はどのくらいでしょうか?
もし独身なら300万〜700万、既婚者なら夫婦で600万程度の貯蓄はあるでしょうか?
35歳になると貯蓄の重要性を理解し、確実に貯蓄額を増やす努力をするべきです。
何かあったときに対応できるだけの貯蓄をしておく
貯蓄がなければ何かあった時に対応する術がありません。
例えば、病気や怪我は予測のつくものではありませんから、突然の出費に困ることでしょう。
お金がないばかりに治療を諦めることになってもダメですよね。
思わぬことは怪我や病気だけではありません。
住宅の修繕が必要になる場合もありますし、冷蔵庫などの大型家電も故障となれば数万〜十数万の急な出費になることもあります。
そういった緊急予備費についても意識しておくべきですね。
5.将来親の面倒を見ること
歳をとると必然的に親の面倒もみることになりますよね。
今まで世話をしてくれていた両親を手厚く、そして感謝の気持ちで支えていきたいですよね。
そのためには時間もお金も必要になります。
ですからその辺りのことも踏まえ、両親の年齢も考えながら今後、何歳まで今と同じ感覚で働けるのか、介護が必要になった場合はどのくらいの費用が必要なのか、そのところも把握しておく必要があります。
親のことも考えてライフプランを立てる
今までいつまでも元気だと思っていた両親も、自分が35歳ともなると年金生活に変わっていたり、見た目もすっかり白髪が増えて両親が年老いたと実感することもあるでしょう。
若く出産している人でも、平均して60歳前半位にはなっているはずです。
35歳になるとライフプランは、両親の年齢を踏まえたプランに見直しをしていく必要があります。
6.年金のこと
年金には国民年金・厚生年金・共済年金の三種類あります。
20歳以上の学生やフリーター無職、農業等に従事する人は国民年金を収めることで、「基礎年金」を受け取る資格を得ます。
学生だった人やフリーターだった人が正社員として働き始めると、国民年金から厚生年金に変わります。
そうすると「基礎年金」に上乗せして「厚生年金」を受け取ることができるようになります。