物事を冷静にちゃんと整理して受け止められないと頭の中がテンパってしまい、不安要素が何なのかわからなくなってしまいます。
毎日の生活に適度な運動を取り入れ、まずは漠然とした不安から脱出しましょう。
目標をたてる
目標を持って生活していくことも大切です。
目標は高過ぎては挫折の原因になり、低すぎてはモチベーションを下げる原因になります。
そのため、最終目標が大きくても、それを段階分けにして今の自分にとって適度なレベルの目標を立てましょう。
例えば、貯蓄にしても最終的に老後の準備資金として、60歳までに3000万円の貯蓄目標を立てたとしても、それを現在の自分の年齢から計算し、年間で幾ら貯めれば実現するのか考えた上で、まずはその一年の目標を達成できるようにすると良いでしょう。
一つ一つをクリアして行くことで自分自身にも自信がつきます。
そして、幸せで安定感、安心感のある将来に向けて確実に進んでいくことができます。
それに目標を立てることでそれを実現しようとする意思が行動力につながります。
特に漠然とした不安を抱えて何をすれば良いのかわからない状態にある人は、先に目標を立ててしまえば一歩を踏み出すきっかけにもなるでしょう。
現実を受け止めながら夢を持つ
あなたには夢がありますか?
35歳にもなって今更夢?と思うかもしれません。
ですが、まだまだ夢を持つことは可能ですし、むしろいくつになっても夢を持って生きていくべきです。
とは言ってもさすがに子供の頃のように単純に夢を持つ、という訳にはいきません。
時間、資金、自分の能力などを踏まえた上で、夢を持つ必要があります。
例えば、飲食店で働いている人がいつか自分の店を持ちたいという夢を持つとします。
今の収入、生活水準、年齢など多方面から自分を省みてその現実を受け止めながら、いつまでに実現できそうなのか、また、実現のためには何をすればいいのかしっかりと考えていかなければいけませんね。
35歳から持つ夢は子供の頃のそれとはまた違い、近い将来に実現するものとして現実的に考えるべきです。
40歳までに実現のめどを立てる
夢は40歳までに実現するめどを立てておきましょう。
40歳は収穫期とか働き盛りと言われています。
例えば、独立して起業するにしても気力、体力的には最後のチャンスとも言えますし、キャリアもしっかりと身についている時期です。
実際、日本政策金融公庫のデータによると40代で独立開業する人は4人に1人以上。
40歳代から社長として新たな人生を始める人が多いということですね。
会社は簡単にできるものではなく、数ヶ月そこらの準備でできる、という訳にはいきませんよね。
例えば40歳から準備を始めた場合、開業して軌道に乗った頃にはもう初老を迎えている、ということになりかねません。
ですから準備は早い方がよく、最低でも40歳までには準備を終わらせ、40代にはすぐに開業出来るくらいにしておきたいですね。
まとめ
「35歳」は独身の女性なら、出産することを考えると結婚か仕事かについて選択を迫られるでしょう。
職場ではもう一段階のキャリアアップを考え、転職や働き方を見直す必要がある時期、そして自分だけでなく家族や両親も視野に入れたライフプランを立てる時期でもあります。
考えることがたくさんあってパニックを起こしそうでもありますね。
でも35歳からの5年、10年がその後の人生に大きな影響を与えるのです。
この5年、10年をただ考えなしに流されるように生きるだけでは、無駄な時間を過ごしているのと同じこと。
もしあなたが将来について、時々でも不安を感じていたとしたら、尚更真剣に向き合うべきです。
幸せで充実した未来のために、もうすぐ35歳を迎えるあなたも今正に35歳を迎えたというあなたも、もう一度ライフプランの見直しと将来への準備について考えてみましょう。
素敵な未来が訪れますように。