あのマリリン・モンローとジョー・ディマジオの舌もうならせたわけですね!
そのエピソードはロイヤルホストのメニューにも載っているそうですが、マリリン・モンローがお気に入りとして連日通い詰めたのは、オニオンスープが目当てだったようですよ。
ちなみに、江頭匡一さんのお父さんである佳造さんは、剣道の九段で、範士の資格も持ち、居合も教士の資格を持つほどの武道家だったそうです。
江頭家には婿養子として入ったようですが、その妻、つまり匡一さんのお母さんは福島県城島町で400年も続いた酒屋、江頭酒造の一人娘だったようです。
江頭匡一さんは、そこに生まれた長男であったので、食に関しては小さいころからこだわりを持っていたのかもしれませんね。
江頭匡一さんは、お店で出される予定の料理をすべて、自分自身の舌で味わい試食し、ダメだしをしていたそうです。
それも、すべての料理を完食していたので、一日に10回以上の試食をこなしていたこともあったようで、大量の消化剤と下剤を飲み、浣腸まで打ちながらそのようなことをこなしていたと伝えられています。
そのようなことから、体調を壊すことも多く、何度も開腹手術を受けてもいたようです。
ものすごく、ストイックでこだわりと信念をもった方だったんですね!
それまでの食へのこだわりと情熱が、多くの人から今も愛されるお店を作り上げたことがわかります。
1956年にはロイヤル株式会社を福岡市東中州に設立し、1962年にはセントラルキッチンシステムを採用したり、業務用冷凍料理の製造に着手するなど、ファミリーレストランの歴史を変えるような取り組みを行ってきました。
創業の地
ロイヤルグループがファミリーレストランとしての業態の第一号店としてオープンさせたのが、1959年。
福島市の現在の中央区にある新天町内にある「ロイヤル新天町店」でした。
プレステージの高い商店街の中に、現在でも通用するようなおしゃれなデザインの店舗を出し、一階から三階までは別の店舗が入っていた多業態レストランになっていたそうです。
ハンバーグなどのファミレスらしいメニューがあり、価格も抑えられていたものでした。
しかし、仕込みは全部自分たちのお店でやっていました。
その後、何軒か店舗があったにも関わらず、何から何まで各お店で仕込みをしていたようです。
しかし、それでは効率があまりにも悪いため、セントラルキッチン、つまり集中調理方式を1962円に採用しています。
そのような経緯を経て、フランチャイズ店としての「ロイヤルホスト」としての第一号店は1971年にオープンします。
それは、北九州市八幡西区青山のお店でした。
つまり、「ロイヤルホスト」としては北九州からスタートしているんですね!
その後関西に進出したのが1975年で、「ロイヤルホスト東神戸店」です。
その後に東京にも進出することとなり、1977年に東京進出第一号店として「ロイヤルホスト三鷹店」がオープンしました。
全国に何店舗あるの?
福岡で1951年に創業されたロイヤルグループは、長い歴史の中でずっと「質の追求」を事業活動の中心として、多くの人を魅了するレストランをオープンしてきました。
「ロイヤルホスト」としてのフランチャイズ店は北九州から始まりましたが、今では全国に店舗が展開されています。
きっと、あなたの街でも人気のファミレスとなっていることでしょう。
現在全国に何店舗あるのかというと、223店舗です。
東京には51件あり、北海道にも7件ありますし、沖縄には1店舗あります。
あなたの街にもあるでしょうか??
ロイホが無い県は?
しかし、残念ながらロイヤルホストがまだない県もあります・・・。
北九州からスタートしたということで、九州地方には多くありますが、佐賀県だけないんですよね。
そして、中国地方では鳥取と島根にはありませんし、四国地方には1店舗もありません。
なので、四国地方の方はもしかしたら知らない方も多いかもしれませんね。
関西地方では、全県に店舗があります!
しかし、東海地方になると岐阜県と三重県にはありませんし、関東地方でいえば、栃木県だけありません。
甲信越・北陸地方では、富山・石川、福井県、東北地方では青森県、岩手県、秋田県、山形県にはありません。
ということで、47都道府県中17の県にはないということになります。